M37 Open Cluster
ぎょしゃ座の散開星団
２０１６年１２月１８日のM37
連なった小さな円は２５倍の視野を示します 中央下の円は５０倍で見たM37
M37はぎょしゃ座の散開星団で、いずれも散開星団であるM36、M38と並びます。三つはそれぞれ個性的。M37は口径125mmではぼんやりした光の塊で、微星にかぶさった彗星のように見えます。手持ちの資料によるとM37は他の星団よりも星の数が多く、密度も高いようなので、そのせいかもしれません。それでも５０倍で見ると、なにかこうざらざらしたものであること、視線をずらして見ると小さな星が密集していることが分かります。
連なった円は２５倍の視野を示します。画面左下にあるのはぎょしゃ座θ（シータ）星。ここからM37までたどっていますが、星が多い割にはいずれも暗いので、少したどりにくいかもしれません。なお、M37の周辺の視野が画面からはみ出てしまったので、右に星団周辺とその星を示した視野を描き足しています。画面中央下は５０倍の視野で見たM37。描き足しと５０倍の視野は１２月２０日にスケッチ。
参考：
[Guidebook to the Constellations]