M10 (NGC 6254)
へびつかい座の腰にある球状星団 メシエ10
2017年5月6日 へびつかい座の球状星団M10とM12
円は25倍の視野を示します
へびつかい座の球状星団M10とM12。へびつかい座の腰にあたる部分にある球状星団で、へびつかい座30番星(30 Ophi:画面中央の右、相対光度を示すカタカナの”タ”が割り当てられている星)のすぐ近くにあります。かなり明るい球状星団で空がそこそこ暗ければはっきり分かります。
なお、M10から角度にして3度ばかり移動すると球状星団M12があります。画面でいうと左やや下の位置なのですが、スケッチに納まりきれないので、視野の円を上下二つに分離。
上段左の円でト、ナが割り当てられた星が、下段右のア、イの星に該当。上段の星の光度差はタ行、ナ行で、下段の光度差はア行、カ行で表記。
ちなみに、画面左やや上が西なので、M12の位置はM10の西北西となり、25倍の視野3つと半分の位置。見た限りM10の方がやや明るく、より大きい。