ベニイモガイ(ベニイモ)

Conus(Stephanoconus) pauperculus

日本近海産貝類図鑑」奥谷2000 東海大学出版会

Chelyconus pauperculus

「標準原色図鑑全集」波部・小菅 保育社

 2007年1月13日、神奈川県、三浦半島、三崎口近くの海岸でひろった貝殻。アイスクリームのコーンのような形、狭く細長い殻口(写真では写っていませんが)からイモガイであることが分かります。

 また、濃い色の小さな斑点がつながった線が17、8本あること、殻の中央と底(画面でいうと下側)に白い大きな帯が2本あること、これらのことからたぶんベニイモガイ。残念ながらかなり磨耗しちゃってます。大きさは29ミリ。

 こちらは白い帯びがもっとはっきりしている貝殻、より激しく磨耗していてつるつる。よく見ると斑点の線が残っているのですが、写真ではほとんどわかりません。こちらは27ミリ。

 

腹足類に戻る→