善意は問わない

 

暴君が判決を述べると男は叫んだ

「王よ

私は善かれと思って

そしてやったのです。」

 

すると暴君は答えた

「私はお前の動機を

裁いているわけではない。」

 

暴君はそう答えると

兵士に手を振って言った

「判決の通りに。」

兵士は男の首をはねた

 

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