チャタテムシの集団

撮影:1999・05・?

 北村がよくいく公園の樹にはしばしばチャタテムシらしい昆虫がいます。大きく成長して羽の生えた成体になっても5ミリ程度の大きさで、小さい時は2ミリ程度しかありません(もちろん孵化した時はもっと小さいでしょう)。

 この昆虫は初夏から梅雨の初めまで樹の幹に集団を作っていて、注意すると意外と目につきます。最初の集団は2〜3センチ程度のパッチ状ですが、やがて5〜6センチ程度の大きさになります。

 この写真はチャタテムシ(?)が羽の生えた成体に羽化し始めた時期のものです。身体が長いものが成体で、羽のせいで長く見えます。中央には羽化したてで身体が白い成体が見えます。拡大写真は次ぎをクリックしてください。拡大画像へ→

 チャタテムシの集団は、集団を構成するメンバーが成体に羽化するにつれてバラケていくようです。梅雨に入る頃には、このようなチャタテムシの集団は見られなくなります。