長い長いキスを終えると、仰向けになっているリーマスの口の端から垂液が枕へ滴った。無意識に手の甲で拭っている彼へシリウスが小さく詫びると、
「だ液の量の多い子は健康なんだよ」
 とリーマスは目を閉じたまま笑って言った。
 彼があまりに教師風の物の言い方をしたので、一瞬担任の教師と寝ている気分になったシリウスが一言「ポルノのようだ」と感想を述べると、相手には伝わらなかったらしく、「どうしてそういう返事になるのか分からない」とリーマスは目を丸くした。



キスは2人でするものなのに、なぜ迅速にシリウスが謝るかというとですね……
駄目だ、暑いから説明が面倒だ(※当時は暑かったんです)。先生の病気の話から最終的には
免疫の話になります。適当に頭の中で組み立ててください。

まれにルーピン表記でなくリーマス表記の物があるのは、
「わー!これは先生じゃありません済みません御免なさい」
という心の表れです。



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