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 リーマスが達するときの顔をじっと見ているのが好きだ。
 その瞬間にしか見られない彼の表情。死を受け入れるような浅い呼吸と眼差し。寄せられた眉と、開放された時の唇の動き。
 はじめのうちは趣味が悪いと文句を言っていた彼だが、俺が冗談を言っているのではないと知るともう何も言わなくなった。リーマスは本当に鷹揚だ。時折不安になるほどに。

 自分の下で、小さく身を震わせる彼を見ていると、背の冷えるほどの快感を俺は味わう。
 おそらくは独占欲であるとか征服欲などというものが最も満たされる瞬間だからなのだろうが、俺は誓って友人を独占したり征服したりしたいわけではないのに そう感じてしまうのは、生まれるときに受けた男性という性別に俺が縛られている所為なのだろう。
 時折彼に対して裏切りを働いている気分になる。



先生は鷹揚すぎると思う。
時折じゃなくて頻繁に不安になった方がいいと思う。
今日の3作は論旨が繋がっているようで、そうではないので
ボエになった次第。うまくいけば1作にしてあの世にアプ出来たのですが。




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