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冗談を言って君が笑う。
その安心しきった瞳の、優しい色。

ボリュームが壊れたように感情だけが荒れ狂う。
この細くて頼りない身体を無茶苦茶に翻弄する。

彼への好意が。

どうか神様これ以上は。私は強く祈る。やめてください。
このままでは私は生きていけない。これを消してくださいと。
触れていてもキスをしていても抱き合っていても足りない。
震えるほどの飢餓感。自分でもどうすれば満足するのか分からない。
飢えに気付かなければ、この足でも立っていられたのだ。
欲しいと思わなければこんなに苦しくはなかった。
癒す方法などないと知っている。
ただ耐えるしかないと知っている。
その道程の途方もない長さに呆然とする。それでも。

冗談を言って君が笑う。
その安心しきった瞳の、優しい色。
私はゆっくりと息を吐き出しながら、何でもない事のように
笑って返事をする。



愛情発作の訪れた瞬間。

たまに真剣に神に祈ったりする二人ですが、方向が違う方向が(笑)。
これを人は擦違いと呼ぶ。

全部相手にぶちまけてしまうと楽になるんだけどねぇ先生。
先生はともかく、やたらめったら何でもかんでも隠してしまう
性質の人だから、それは不随意筋みたいなもので彼本人には
どうしようもない事だから・・・・ええとシリウス頑張れ調教だ。
君は先生を幸せにする義務があり、君は先生に幸せにしてもらう権利がある!



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