ハウチワマメ
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                〜〜〜クリスマス・愛のスランケット劇場〜〜〜


                 ※2009年12月22日の日記から続いています。

                (結局先生がシリウスにスランケットを贈ってなぜか解決)
                (こうするとますます暖かいよとか言って頭のところで縛ってみる)
                (INお正月←季節イベント超逸脱)

                「しかしこれでは何もできなくないか?ソファから立ち上がるのも難しい」
                「とくにする事がある訳でなし、いいじゃないか」
                「……まあそうか」
                「思う存分このふわふわの世界を楽しみなさい」
                「というか何も見えん」
                「じゃあほら、こうすると。パッドフットの皮を着て、パッドフットを撫でているみたいだろう?」
                「うん、まあ……なにか丸い……これは手?」
                「いかにも」
                「イエティと仲良くなったような気分だ」
                「ほら握手」
                「それは頭突きだイエティ」
                「痛くないだろう。きっと友愛の印なんだよ」
                「イエティの頭はどっちを向いている?」
                「やや君の方を向いている。こうしていると正面だか側面だかも曖昧だね」
                「じゃあイエティにキスしてみよう」
                「……」
                「……あれ?難しいな」
                「ええと、それは鼻だよ」
                「5秒だけ皮を脱いでも構わないかなイエティ?」
                「だめだ」
                「……冷たいな」
                「雪男だから」

                (そして帰省してきたハリーが窓の外から部屋の中を目撃)
                (仲睦まじい毛布おばけ2体に、さすがにちょっと引く)


                <終>