試作ネタバレ帳

 

 完成の見込みがない話で使う予定だったネタをバラす場所。どの話も、特に上の方にあるものほど進める確立が0%ではないので、あくまでそれを期待し続けたいという人は見ない方が良いかもしれない。もう期待してないけどどんなネタがあったのか知りたい、進んだ場合でもネタバレしちゃっててOKという人のみ、どうぞ。

 ちなみに、全設定を載せるつもりはないので、重要、というか私自身がこのネタはほんとは自信あったのだけど、というようなものを優先して載せていく。あそこのあれはどういうことなの?みたいな質問があれば随時答えていく形にしたい。

 それと、ここの載せたネタを自分の話で使いたい、というのがあったらまったく構わないのでじゃんじゃん使っちゃってどうぞ。私に断る必要も無し。結局は日の目を見なかったネタである以上、どこかで表に出るならそれはそれで良いことだ。

 ネタは項目別で、中身は全て反転状態にしてあるので、見たい部分だけ選択して見られたし。

 

 

 

 

 

 

 

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真★デモンバスターズ!

・真デモンでのこの先のさやか、エリス、アイリスの扱いはどうだったんでしょう?

>さやかに関しては我ながら非常に悩みの種になってしまっていたのですよ。旧シリーズの時ほどそのポジションが明確になっていないのが問題のようで。本来なら世界的繋がりはないものの、旧シリーズ終盤で生じたハデスの因縁にこっちで決着をつけるつもりでいたものの、話を考えている内にハデスとは祐漸や純一も因縁が生まれてしまい、そっちとの絡みの方が優先されてきて出番の作り方が難しくなってしまいました。その後、第三の四大宝剣を持つ人物(新キャラ)の登場をさやかと絡めて、そこから出番を発展させていこうと画策していたもののその辺りはまだ曖昧な感じでした。

>エリスは真シリーズにおいてはジョーカー的な存在で、ぶっちゃけ登場人物中最強のため、明確な敵がいる状態で出てくるとそれで事が終わってしまうということで大っぴらに動かせないキャラになってしまいました。なので見せ場がやってくるのは本当に最終決戦付近になったでしょう。ただ物語上の鍵となる四大宝剣の一つを持っているので、そういった意味では終盤のキーパーソンにもなるだろうと思っていました。

>アイリスは物語後半の肝となるキャラで、その扱いに関しては作者の頭の中で二転三転したりしていました。ただいずれにせよ、ラスボス的な存在です。現代での彼女はむしろ稟達との因縁が深いですが、彼女の前世は純一やさくらの祖先と関わりがあって、純一が寝返ったような行動をしている原因はその辺りにあるのです。最終的には純一vsアイリスというのがクライマックスの一つになると思っていたのですが、そのラストに関しては、純一がアイリスにとどめを刺して終わる、アイリスを救うために純一が自分の命を捧げる、二人揃って心中みたいな形になる、色々あるが結局は二人とも生き残るなどなど様々な案が浮かんでは消えしていました。

 

 

風の聖痕〜精霊協奏曲

・霧香が危惧する事件

物語上で起きる全ての出来事は繋がっている、ということで霧香が追っている事件の犯人と、雫が和麻に依頼して探している人物は同じです。元アルマゲストの魔術師であるその男はある実験のために悪意のある魔力を集めており、その影響として大小様々な霊的事件が起こっており、その一見繋がりのない一つ一つの事件に関連性があるのではないかと考えた霧香が調査を開始した、という感じになっていました。

 

・水瀬の極意

『神炎』は別格のものとして、神凪の最高位の炎である『黄金』と対になるような『白銀』の水。神凪の炎と同様に浄化の力を秘めていて、破邪退魔においては絶大な効果を持っている。また条件が揃うと癒やしの力も付加され、物語の7年前には瀕死の重傷を負ったあゆを祐一が救っている。その際に本人の素質があったこともあり、あゆには精霊の声を聞く能力が備わったが、これは『白銀』の水が本来持つ能力というわけではない。というような感じの設定になっています。

 

・雫の探し物

雫の家に代々伝わる神器で、自然界に存在する様々な性質の魔力を集め、蓄え、用途に応じて変質させて儀式などに転用するための道具。数年前にとある魔術師によって盗み出され、現在はその男によって悪用されている。ちなみに雫の目的は神器の奪取ではなく破壊。悪意ある魔力に染まって汚れた神器には本来の神性がないためである。雫が和麻に報酬として差し出した龍の鱗は、龍の手を借りて神器破壊の力を際に手に入れたものである。ちなみに神器破壊といっても、絶大な力によって守られた炎雷覇や虚空閃などを破壊することはできないようだ。こんな設定です。

 

・解決後の祐一の身の振り方

これについてはそんなに明確な形にならない予定でしたね。例によって霧香から誘いを受けつつもはっきりとは受けず、けれど町には留まってフリーの術師としてやっていく感じでしょう。和麻とはライバルですな。

 

 

デュエルセイヴァーレジェンド
 こっちは色々とネタを仕込む前に話が止まっているため、あまり大きなものはなかったりする。

 

・相沢祐一の正体
 異界の魔王、その実態は結果として一つの世界を滅ぼしてしまった救世主である。男であるがゆえに新しい世界を創造できず、自分の世界の僅かな生き残りと共にアヴァターへやってきた。周りの人間は救世主だったという事実までは知らず、ただ学園の上層部は異界から来たということだけは知っており、その実力と合わせて特別扱いをされている。ちなみに、茜と詩子は祐一と共に世界を渡ってきた人間である。

・破滅の軍団
 統率者は、上代蒼司。その下にイムニティ、エミヤ、ナナヤ、天沢郁未、そして白河さやかが破滅の将としている。ちなみに郁未は祐一が滅ぼした世界の生き残りで、祐一に対して強い憎悪を抱いている。さやかがこの中にいるのは、蒼司のためである。

・救世主クラス
 メンバーは既に判明していたことり、大河、未亜、リリィ、芽衣子、リコ・リスに「みずいろ」の進藤さつきを加えた七人。その中で芽衣子は千年前の救世主候補の一人で、その時不老不死になって現代まで生きていた。最終的に赤と白の主は原作と同じく大河と未亜でいくつもりだった。

 

 

オウガバトルオリジナル
 Chapter2以降臨機応変に進められるよう大筋以外はあまり細かく決めてなかったのでバラすほどのネタもなかったりする。

 

・Chapter2以降の大筋の展開
 主軸となるのはやがて明かされるはずだった、ヴェルサリアの地に眠るオウガの力。裏でその力を得ようとする者達が暗躍しており、そのために鍵となる存在であるフローラ王女を巡って争いが起こる。そんな状況下で祐一は国内外の問題を一気に解決すべく、国を二分する戦争を起こして反対勢力を一掃しようと目論む。浩平達は血を流さない形での平穏を求めて祐一と対立しつつ、内外の敵と戦っていくことになる。やがてオウガの力が世界を滅ぼすほど危険なものであるという事実が明らかになり、最終的に往人、祐一、浩平ら全員が手を組んで内紛を鎮圧。侵攻してきた隣国の脅威も退け、オウガの力を封じるラストへと繋がるはずだった。

 

 

Fate/夏の雪
 一番使えずに残念がネタが盛りだくさんなのはこれだなぁ。各サーヴァントの秘密に色々ネタを仕込んであるから。あまり要望はなかったが個人的に何となく。

 

・士郎のサーヴァント、キャスターの正体
 ずばり、ギリシャ神話の不和の女神、エリスである。魔術師であった、という類の話はないけれど、そこはオリジナル要素ということで。トロイア戦争の原因となった三人の女神の諍いを誘発した張本人だ。それにちなんで、宝具は不和をもたらす“黄金の林檎”。ただしマスターとサーヴァントの仲を裂くことはできない。本編内でキャスターが「役に立たない」と言うが、そのとおり聖杯戦争ではほとんど使い道のない宝具である。しかし、ある形で使用されることになるが、それは別の項目にて。

・二人のサーヴァント、アーチャー
 ホロウアタラクシアで登場した、エーデルフェルトの双子の魔術師、そこから引っ張ってきたネタである。サーヴァントは双子、或いは二面性のある英霊を二つの形で呼び出したもの、と考えていた。結局、アルテミスとアポロンの姉弟でいくか、ピロクテテスでいくか、の最終決定には至らなかったのだが。かつての聖杯戦争で敗れ、死んだとされるエーデルフェルト姉妹の片割れが実は生きていて、間桐臓硯(黒幕)に保護されその子孫の双子がマスター、という設定。一人分のサーヴァントの魔力で二人分の戦力という、ちょっと反則気味な存在なのだが・・・。

・宝具“黄金の林檎”
 役に立たないはずの宝具が、ある特殊な条件を前に最大の効果を発揮する。マスターとサーヴァントを不仲にすることはできないが、人間同士の仲を裂くことはできる。これを利用して双子のマスターを仲違いさせ、二人のアーチャーに同士討ちをさせて片方のマスターとサーヴァントを倒す、というシーンが前半の山場の一つであった。

・セイバー
 無論、原作に登場したセイバーである。が、原作の不完全な状態ではなく、アーサー王としての一生を終えた後、正しい形で英霊となった存在として登場する。再び現代に召喚され、記憶はおぼろげだったが士郎と遭遇することでかつての聖杯戦争のことは思い出す。対バーサーカー戦では士郎・キャスターと共同戦線を張るが、最終的には最強の敵として立ちはだかることになる、予定だった。

・アサシンとそのマスター
 正体は、柳生十兵衛。顔を隠しての登場は、隻眼であることが知られると正体がバレると思ってのことである。原作の“佐々木小次郎”同様、本物の十兵衛というよりも、そこに投影された偶像から生まれた存在。彼は幕府の隠密として働いていたという逸話があるので、そこら辺がアサシンという形に繋がった。マスターは琥珀で、彼女は間桐家のメイドだったりする。臓硯によって利用される立場にあったのだが、最後臓硯は彼女の手によって・・・・・・。