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卯の花炒り (5−6人分)
卯の花材料 おから500グラム、きくらげ大きいもの(写真参照)は1枚、普通のものなら乾物の状態で大匙山盛り1ぐらい、にんじん3本(好みにより調節)、干し椎茸中5枚(大なら2枚)卵2個
具を炒める:ごま油大匙4、醤油大匙2
おからの味付け:だし汁カップ5、薄口醤油大匙6、酒大匙4、砂糖大匙2

卯の花具はバリエーションが沢山あり、一般的にはこの他にこんにゃく、油揚げ、ごぼうなどがはいる。今回は省略したが、できればインゲンをさっと茹でたものや、三つ葉などの青みがあると色彩が綺麗になる。
    卯の花
  • スーパーで買ってくるおからなどの場合、一度水に晒して粗い目のざるで漉さないと口当たりがわるい。ざるで漉すと大豆の芽の部分などが残る。埼玉屋さんのは特にその処理をする必要がないので、袋から出してざっとほぐしておくだけでよい。


  • きくらげは水で十分に戻す。今回使ったきくらげは大きいサイズのもので、あまりこれは売っているところがないかもしれない。普通のきくらげとは違う種類(たぶんアラゲキクラゲであると思われる)のもの。普通のキクラゲを使うときも同様に水で戻す。
    干し椎茸も水で戻す。ぬるま湯と砂糖を使うと早く戻るので、調味料のうち砂糖をここにいれてしまうとよい。どうせ椎茸の戻し汁も使うので。


  • にんじんは皮をむき、せん切り。キクラゲ、椎茸もせん切り。他の材料を使うときも同様。椎茸の戻し汁は捨ててはいけない。


  • 卯の花 大匙4のごま油をフライパンか中華なべに取り、熱して、具を炒める。まずにんじん、次いでその他を入れて十分油が回るように炒める。後で結構加熱するので、この時点で火を完全に通す必要はない。醤油大匙2を回しかけ、ざっと混ぜる。

  • ざるにひろげてあったおからを鍋に足し、全体に油が回るようにざっとかき混ぜる。


  • 卯の花 卯の花 卯の花
  • もともとの鍋の大きさが足りなければ、大きな鍋に移し変え、出しカップ5と、その他調味料を入れ全体をかき混ぜる。中火に落とす。鍋の大きさにより加熱時間は変わるが、とにかく焦げ付かないように時々底をかき混ぜながら、水気が完全になくなるまで煮る。


  • 卯の花
  • 最後に、火を止めてから卵2個を割りいれて全体を混ぜる。青みを足す場合はここで混ぜる。できあがり。


オーソドックスな卯の花炒りをつくってみました。ふつうは下処理に結構てまのかかるおからなのですが、埼玉屋さんのはそのまま使えてびっくり。今日は、ウィークエンドのお昼にワインを楽しむという集まりだったのですが、お豆腐料理は下手なフランス料理を試みるよりずっとワインに合います。イタリアワインの粋、ブルネッロ・モンタルチーノというワインになかなかよい相性だったと自画自賛。