なぜ間伐材なのか
いま、「山がないている」のをご存知ですか?
私どもの会社(名)早田材木店は「NPO法人21世紀の森林(もり)づくり」を設立して「オール木質杉パレット」を福岡県と共同で開発しています。
全国の中山間地域でパレットの製造を行ってもらい、少しでも日本の森林整備に役に立てばという主旨のもと活動を行っています。
日本の山は70%が人工林だとご存知ですか?
世界的に森林保護のために「木材を使わない!」「山の木は切らない!」と聞きますが、これは自然林に対しての警告です。
自然林を一度切ってしまうと山は荒れてしまいます。
だけど、日本の山は70%が人工林です。

昔は山の手入れをしていたので、森の循環が成り立っていました。
光を通すために小枝を切ったり、「間伐」という間引きをしたり、苗木を植える手入れが人工林には必要なのです。
手入れをしないで放っておくと




       


・幹も根も十分に成長できない。
・地面まで光が届かないため森林の下草が生えず、土壌がむき出しになり大雨の時に土砂崩れなどの災害が起きます。

森林の手入れをする方々は、伐った木を売る事で収入を得て、それを元手に苗木を植え、森林の手入れを行っています。

このため、もし私たちが木材を使わなければ、せっかく伐った木が売れなくなりますから、収入を得る事ができなくなり、森林の手入れもできなくなるのです。
私たちが間伐材を有効利用することで、森林整備の循環がスムーズに行えるのです。

日本の森林は、全体的にみると「使わなさすぎてダメ」なんです。
だからもっと間伐材を使わないと!!

             
森林整備の循環を滑らかにするために

植える→育てる→収穫する→上手に使う    


このサイクルをスムーズに行い、森林の持っている機能が十分に発揮できるように「NPO法人21世紀の森林づくり」は活動をしています。
その活動の一環として今回の棚を企画いたしました。


ご家庭で身近な環境問題を話しながら、この商品を使っていただきたい!!

私たちの思いが通じると、もっと日本の山はすばらしくなれると思います。

また、この商品もそうですが、「小さな大工さん」の売り上げの一部は「NPO法人21世紀の森林づくり」の活動のために寄付しております。