「知育玩具としての積み木」 | ![]() |
ドイツの教育学者で幼稚園の創始者である F.フレーベルは
こどもたちが自由に遊ぶことによってこどもの表現力や思考を育てられるようにと「恩物」を考案しました。
そのうちの4つは、円柱・立方体・三角柱・直方体の積み木です。
「受動的」な遊びをするこどもが増えています。
これでは、自分で考える力が育たないと思います。
与えられたものをそのまま受け入れることに慣れてしまうからです。
積み木は「能動的」・「主体的」な遊びのできるおもちゃです。
自分の想像したものを形にすることができ、こどもたちの想像力や創造性を高めることができます。
積み木を積むには順番やバランスなども重要となってきますので、
基尺のそろった積み木で遊ぶと、作りながら考えるという癖がつき、
数学的思考や科学的思考が自然と身についていきます。
また、こどもが成長して大きなものを作れるようになると自然とお友達と協力するようになり、
協調性や社会性を育むこともできます。
「白木の積み」 |
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積み木といっても音のなるものやカラフルな色がついたもの、文字が書かれたものなどたくさんの種類の積み木が世の中にはあります。
その中でも
小さな大工さんでは特に白木の積み木をおすすめしています。
白木の積み木の良いところは、色に縛られない遊びができることです。
積み木遊びをしていて、「パトカーを作りたいけど白が足りない」などという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
白木であれば、赤でも黄色でも茶色でも、自分の想像した色にすることができます。
こどもの考えている世界の再現がしやすくなることで遊びの幅もグッと広がり、
こどもの想像力を高めることができます。
また、小さな大工さんでは積み木の面取りを極力小さくしておりますので、
積み上げた時に、より一体感が生まれ、創造力や表現力を培うことができます。
「親子で楽しむ積み木遊び」 |
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私たちが幼いとき遊んだ木のおもちゃはそのぬくもりから色々なことを教えてくれると思います。
いろいろなことを学ぶこども時代、積み木で素敵な思い出を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
積み木遊びを通して、親子の楽しい思い出を積み木のように高く積み上げていただくことができたら嬉しいです。
この機会にぜひ積み木を手にとってみてはいかがでしょうか?
「安心安全なものづくり」 |
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