アベトナム・カンボジアの旅
今回も近くに住む姉夫婦と一緒にツアーに参加しました。

ツアーの皆様は、親子で参加された方以外、同世代か少し上の方でした。
皆様紳士淑女素晴らしい方ばかり、和気藹々本当に楽しい旅行でした。

写真を撮るのに列を乱してばかり、私が一番の「困ったちゃん」・・・ジイ・・・
であったようです。添乗員さんごめんなさい。


集合写真載せちゃいましたけどこのサイズならご本人以外判別出来ないでしょう。



ベトナム 編

このツアーは、日本からベトナム経由でカンボジアに入り、帰りもベトナムに戻ってから帰国するものでした。
日本からの直行便はまだないようです。行きはハノイに入り、帰りはホーチミンからでした。
ハノイ市

ツアースタート

ハノイ便は双発機ジャンボに比べるとかなり小さい。5時間程でベトナム
ハノイ空港から今夜の宿泊先ハロン湾岸のホテルにバスで直行。寄り道して4、5時間かかる。


道中の田園風景
なんと田植えをしているではないか。
人が並んで手植えする田植えはウチの方では私が子供の頃、40、50年前の風景ですねー。


バッチャン村、バッチャン焼という焼き物の産地。陶器であった。
ハノイ空港からバッチャン村に寄って、ハロン湾沿いのホテルに到着 もう夕方。

2日目はハロン湾クルーズから始まった。
観光船の数、何百隻だろう。商売になるんだろうか。
果物売りが小船で近づいてくる。 いざ出航
鍾乳洞の島へ 鍾乳洞へ

人の大きさを見て下さい。なかなか立派なものでしたよ。




名物:オッパイ鍾乳石
なでるとお乳の出が良くなるそうな。
・・
・・・今更・・・と言うか・・・手遅れと・・・

ブ ッ ブ ー!



水上生活集落

元々は漁をしていたんだろうな



船室での昼食の後、復路に入ると売り子さんが営業を開始する。
シルクのスカーフ、ショールや真珠アクセサリーなど、
ハロン湾では日本の企業による真珠の養殖が行われていて、
ここの産品らしい。真円度が悪く歪なものなので、いわゆる
ハネ球なのだろうが、手取りの感じから本物ではあるようだ。
イヤリング20ドル ネックレス 55ドル ショール25ドル スカーフ5ドル。

皆さん予備知識的には「言い値で買ってはいけません」と教えられて
いたので、始めは控えめに値切っていたが、段々エスカレートして、
大盛り上がり。ウチのチームも子供達へのお土産にと4人がかりで
チョウチョウハッシ、そのうち「お父さんは女の人に甘いから口を出さ
ないでちょうだい!」と追い払われてしまった。

・・・いいもん・・・・私は写真撮りに来たんだもん・・・
デッキに出て外を眺めていると、売り子さんの子供が「何してるの?」
と言う感じでのぞきにきた。カメラを向けると逃げてしまう。
またやってくる。また逃げる。
何度目かにノーファインダー構えないで撮った。すっかり遊ばれたと
いうか遊んでもらったというのか。

その間船室では、皆さん「値切り倒し」の快感に酔い、その極意を
すっかり習得してしまって、これ以降の旅路でもその実力を発揮して、
大いに大いに楽しんだのでありました。




そんなこんなするうちに「ハロン湾クルーズ」もオシマイ。良いイベントでありました。

ハロン湾クルーズの後は、近くのホンガイ市の見物

お餅だって。


ドリアンの類、こんなに大きくなる

ベトナムに教会?と思ったが、フランスの植民地だった時代があり、一時日本、その後ソ連の支援という経緯から
なるほどと納得した。国としてクリスマスと正月を祝うということなので比率はかなり多いのだろう。
比率を聞いたような気がするが忘れた。
ロンティエン寺。中国風お寺でした。
ハロン市場
大きなショッピンセンターがあった、ここで1時間以上のフリータイム、事前説明でここのブランド品はほとんど偽物ですからねと言う話し。
散々歩き回ってきていたのでそれならもういいや、お茶でもしようと現地添乗員さんに案内してもらって「Cafe」に行く。オープンカフェだが
この国には沢山ある。アイスコーヒーを頼んだら、こんな風に出てきた。ミネ水の低温抽出で氷はない。ところがところが、これが美味しい。
ビックリしてたら、姉がベトナムのコーヒーは美味しいんだってよと教えてくれた。
夜の部のツアーまでの時間、ホテル周辺を散策、リゾート地を目論んだのであろうが、賑わいはない。
水上人形劇
これはオプションで見学。
イメージ的にはインドネシアの影絵芝居のようなものかと思っていたら
全く違うものであった。水の張られた舞台・・プールが舞台と言うべきか。
舞台後ろの簾の裏から水中で棒の先の人形を操って、中央の語り部が
語る物語を演ずる。時には左の演奏者の中の男の語り部と男女の
掛け合いをしながら、大変賑やかでテンポも速く人形もえらい速さで
動き回る。・・・しかし、何を言ってるか全く分からない。ベトナム語なんぞ
知らんワイ。演奏、語りのテンポの速さとと賑やかさ、激しく動き回る人形、
そのうちアタマが変になってくる。人間為すすべなしとなると、諦めと言うか
俺は何をしてるんだろう・・・と、苦笑を通り越して大笑いになってしまう。
ストーリに関係なく大笑いする日本人がいると不思議に思われたろうか。
そのうち、二羽のアヒルの掛け合いになって、
ぴーぴぴぴ、ぴーぴーぴ、グァーグァーガ、ぴーぴぴぴとなって
みんなで大笑い。なんか知らんが最後に仏様が沢山出てきて終わった。

ホテルに戻るバスの中で、語り部の真似をするご婦人方、
ぴーぴぴぴ、ぴーぴーぴ みんなで大笑い。

2日目はなんか知らんが大笑いで1日を終えた、笑う角には「福」・・・まぁ、いいかー



今日はハノイ市内観光のあとカンボジアに向かう。
なるほどバイク天国でありました。
フランス統治時代の名残 カフェ
シクロに乗って市内観光 ホアムキエム湖:各街道の起点になっている
文廟  昔の最高学府であったそうだ。
一桂寺 ホーチミン廟
レーニン廟と同じ、ソ連の支援を受けて建国して
いるからそうなのだろう。赤い旗もベトナム国旗と
旧ソ連旗が交互に並べられている。
ハノイ空港に向かう途中の町並み
これで一旦ベトナムを離れる。




カンボジア編
3、4、5日目)





ホーチミン市

5日目の夜にベトナムに戻る。
今度はホーチミン市、統一前は南の首都サイゴンと言った所である。
自由主義圏の首都であった都市なので、ハノイに比べると圧倒的に大都会である。

明けて2月14日は旧正月の元旦、当地では旧正月で祝うからお正月の真っ只中。
普段見られない催し物が観れた。ラッキー!

花祭り



獅子舞
フランスの植民地だったので、西洋建築が沢山残っている。
あったー!hibariさんちで見た電柱電線。
私は電気技術者、信じられませ〜ん。
見慣れているから平気なのかしらん



旧サイゴン市といえばベトナム戦争の最終攻防が行われた所。
勝者となったベトナム人民解放戦線の遺構は大切に保存されメモリアル施設として公開されている。

建物を出て奥の林に入ってゆく

現地添乗員のトゥ−さん、一生懸命説明してくれた

司令部の跡

地下司令部内部

地下の施設はこのようなトンネルで繋がっている

カモフラージュした出入口が点在している

兵器工場、ロウ人形が置いてある

みやげ物売店

工芸品


現地添乗員のトゥーさんは戦争の爪跡を伝え続けなくてはと使命感を持っているようで、予定していた所が正月でクローズで行けないからと、
市内にある旧南側の捕虜収容所施設に案内してくれた。そこも現在はメモリアル施設になっていて、当時の残虐行為の資料や設備が展示されていた。
私はそのような行為があったことを知らされると、はたして人間は「善」なのか「悪」なのか分からなくなって苦しい。

しかし、そんなことが行われたということを歴史の襞の中に埋め込んでしまうことは許されないとは思う。
その時代に生きた人間として等しく背負わなければならない事実なのであろう。



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