アンコールワット遺跡群 彫像


アンコールワット遺跡群の壁面には数多くのデバター(女神)の彫像が施されており
あるものは気高く崇高に、あるものは美しく妖艶に、神々の世界に誘ってくれる。

それぞれの遺跡の創建時代によって様式や装飾が異なっており、こうして並べて
比較してみると大変興味深いものがある。特に髪飾りの多様さには驚く。

私の好み的には、バイヨン遺跡、バンテアイ・スレイ遺跡、バンテアイ・クデイ遺跡の女神様がいいな〜





アンコールワット彫像
Angkor Wat
創建:12世紀前半
信仰:ヒンズー教
デパター像
1
3
4
歯を見せて笑っているのは珍しい
5 6
9
アパター像

下描きらしい。





バイヨン彫像
Bayon
創建:12世紀
信仰:仏教

デパター像
10 11
12


アパター像







タ・プローム彫像
Ta Prohm
創建:12世紀
信仰:仏教
デパター像
13
14 15
18
19





バンテアイ・スレイ彫像
Banteay Srei
創建:10世紀
信仰:ヒンズー教

デパター像
20 21
2223
東洋のモナリザといわれているそうだ


24






バンテアイ・クデイ彫像

Banteay Kdei
創建:12世紀
信仰:仏教


デパター像
25 25
2627
28


29
アパター像




参考図

デバターの製作過程

アンコールワットは何世紀にもわたって造営され続けたが
あまりにも壮大な施設であったため細部の装飾などでは
未完成のまま終焉を迎えてしまったものがあるようである。
それらが図らずも製作過程や手法を覗わせてくれて興味深い。


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