|
芝垣の皿に憧れていたので問答無用で手に入れた。 絶妙の配置で縁の口紅とあいまって大変上品な仕上がりである。裏は作りも花唐草もカチッとしていて気に入っている。 渦福の形体から藍柿でも時代のあるものと判断している。 この皿は、購入した時「柴垣桜花散」になっていたのであるが、花のつき方、つぼみの形状からして、明らかに「梅花」である。 また、「柴垣」の表現は、いろいろな書籍を見てみたが、こちらはこの形体も柴垣になっているようである。 しかしながら、私としては「柴束」もしくは「束柴」が適当であると思っている。 2002/2/3 |