染付 松竹梅牡丹文八角輪花皿
江戸中期:径20.5cm 高2.3cm

柿右衛門手の松竹梅文の縁周りに網代文の環状枠を回して、
見込み中央に一枝の牡丹を描いております。
牡丹の描き方も古格もあり、意匠構成的には柿右衛門手と呼べるでしょうが
環状の網代文の精緻さが最盛期のものから見ると乱れがあり
やや時代の下がる享保頃の作と思われます。

2014.3.1