皆既月食の撮影

2018年 1月31日 10時30分





2018年1月30日、昼のニュースで今夜皆既月食が見られることを知った。
PM9時頃から10時くらいまで皆既になると言っていたので、日食と違って地球の影は大きいから時間も長い、そうシビアに考えんでも見られるわい、と漠然と考えていた。

今日は月末、HPの更新がある、仕事を終えて夕方からまとめ始めて、夢中になってたもんですっかり忘れた。9時になると、いつも視ている「相棒」が始まる。前後編の特別版で今夜は後編、これは忘れなかった。ほぼ想定通りの犯人であったが、展開はいつもながらの巧妙さで面白かった。終わってニュースになると月食の月が映し出されて、今現在の月の様子です、と言われて思い出した。

特番で10時15分までだったのでもう終わりに近い。すわっ!と外に出て夜空を見上げると赤い月があった。急いで一眼レフを三脚にセットして庭に持ち出す、カメラを月に向けようとしたら月の位置が高すぎて通常のセットでは月をとらえられない。カメラを横向きにセットして雲台をあれこれ動かしてやっと捉えた。

ともかく、ISO感度10000にしてシャッターを切るが、シャッターが切れない。撮影メニューあれこれして何回か撮影できた。今切れても同じ設定で次は切れない、ともかく夜間撮影というものは、先日の流星群の時と同様悩まされる。事前に撮影テストをして、撮影要領を習得しておく必要があると痛感した。

出来は良くないが、一応撮れたので掲載してみた。終末の時間帯なので右下の方が明るくなってしまっているのが面白くない。それにしても、月を写してみていつも思うんですが、月って夜空の空間にポッと浮かんでるんですよね。当たり前といえば当たり前なんですけどね、改めて宇宙の神秘を感じさせられます。