花のトリオ コレクション

ブラウン ウェストヘッド 1870年頃 イギリス

ブラウン−ウェストヘッド窯は、1858年にスタッフォードシャーのハンリィでリッジウェイ窯を引き継ぎ、
その伝統を守りながら非常に質の高い陶磁器を造り続けました。数々の展覧会で高い評価を受け、
ヴィクトリア女王の御用達業者にも指定されました。1905年にコウルドン窯に引き継がれました。

このセットはトリオではないのですがどうしても欲しくて手に入れました。
帯状の金彩装飾の上に花卉文の窓絵と小花を交互に配したカップです。金彩装飾は金ミルの地紋です。
下図のセットした状態は秀逸です。カップのシェイプ、ソーサとのバランス、華美に過ぎない装飾、
エレガントと表現するに相応しい上品なC&Sです。当コレクションの一番のお気に入りです。

・カップ:径78*高さ71mm
・ソーサー:径137mm