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妊活ビジネスにおける不都合な真実?

 

こんにちは。

いかがおすごしですか?

栄養は十分足りてますか?

 

私が小学生のころ、黄色いシャツでお馴染みの24時間ボランティアテレビでアフリカの難民キャンプの話が出ました。

現地の写真や動画を見ました。

衝撃的でした。

食糧が不足して、大人も子供もみんな痩せ細って、手足はガリガリなのにお腹だけパンパンに膨らんだ子供や赤ん坊が死んで。

今はどうだか知りませんが、私が子供のころのアフリカ難民は、顔や目のの周りにすごい数のハエが集っていて、それを払い除けたりしなくて放置なんですね。

栄養不足で不衛生で、そりゃあ生きていくのは無理だろう、と。

だから、豊かな日本の皆さん、募金して助けてあげましょう、という流れでした。 

 

 

で、

30年以上たった現在、

難民キャンプの人口は増えております。

ん??

 

難民キャンプ内の合計特殊出生率(人口統計上の指標で、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均)は4人以上だそうですよ。

そりゃあ、国際情勢や民族紛争のせいで難民キャンプに人が流れてくるものもあるのでしょうが、単純に難民キャンプ内で人口増加・世代交代が行われて増えております。

オオオオイ!

中で増えているんかい!!   

 

 

ここで、当然の疑問が湧いてきます。

今、当院では鍼灸マッサージにて不妊治療をしています。 

が、世の中の不妊治療はどうでしょう。

サプリメントだの食材だの料理だのホルモンだのを「買え」と。

不妊のアナタが妊娠するためには○○が足りないんですよ、○○が足りないせいで不妊なんですよ、という宣伝ばっかり。

もし本当に妊娠するのに○○が必要で、日本のあなたに○○が足りないせいで妊娠できないんだったら、食糧不足の難民キャンプ内では妊娠が成立するはずがない。

 

新生児や乳児が死んでいくのは何かの栄養不足でしょうから納得がいきます。

しかし、同じく食糧難の難民キャンプ内で親は妊娠から出産までできているのですから、食料が豊かな日本人が妊娠できないのは○○不足のせいとは言えないはず。

つまり、妊娠しないのは「足りない物質」のせいではなく、原因が他にあるってことです。

 

 

原因って?

人種か?

DNAのせいなのか?

私は違うと思います。

結論から言うと、原因は「文化」と「ストレス」と「反射」です。

 

 

アフリカ難民の医療現場の話を読んでいると、

@死亡者の家族にインタビューした時、悲嘆にくれる人に話を聞くのは申し訳ないのではと心配する日本人をよそに、大抵の人は「アラーの思し召しで人は死ぬ」とさばさばと答える。

A3歳の子を前日に亡くしたばかりの若い母親も、乳飲み児を抱えながら近所の女性と談笑する

日本人的には「愛しい子を亡くしたら泣き悲しみ、自分を責めるのが普通ではないか、ましてや、水分を母親がちゃんと与えていたら子供は助かったかもしれないのに」と、思うのが普通だと思います。

いや、先進国の人にとっての普通だと思います。

 

しかし、あの人たちは違うんです。

何が起こっても「神の思し召し」と思考を完全にストップさせているんです。

この『思考のストップ』は、先進国の人から見れば冷たく異常に映るのかもしれません。

でも本当は、悲しみから「心」を守るためにできた防御の「文化」なのだとおもいます。 

 

 

で。

精神的ストレスと神経を介した内臓の「反射」はよく知られていると思います。

この反射は分かりやすく言えば、先進国の人間は会社で上司に仕事の不始末を追及され続けたストレスで下痢したり胃潰瘍ができる、ってとこです。

男女とも不妊症の方々は、このような「何かの精神的ストレスの蓄積」で「内臓に不具合が出るような反射」が「たまたま生殖器」で起こっていると思って頂ければ結構です。

アフリカ難民の皆さんは、思考をストップさせる「文化」により、子を失った悲しみの精神的ストレスの蓄積を回避し、結果として先進国の人のような生殖器への悪影響を封じてしまっているのです。

 

 

しかし、日本を含め先進国には思考を完全にストップさせる文化はありません。 

特に日本は良い方にも悪い方にも考えを巡らせてストレスを溜める文化だからこそ、ストレスをばねに先進国になれたのです。 

今はそのストレスが神経の不具合、体調不良、そして不妊という形で表れて問題になっています。

よって、現代の日本人はストレスからくる「神経の不具合」を『自分の体内で解消』する方法を模索しなければなりません。

人が「社会」を構成して生活している以上、やってくるストレスがゼロになることはないのですから。 

 

 

そこで東洋医学の登場です。

ストレスによる神経への負荷を解消する方法は、音楽でもトレーニングでも映画でも食べ歩きでも何だっていいと思います。 

しかし、それらは効果が表れるまで多くの時間がかかります。

時間が掛かったら、さらに大きなストレスがかかるスキを与えてしまうんです。

不妊症のような体調不良として体に表れるまで神経に負荷が掛かった状態からいち早く脱するためには、負荷の程度を正確に判断できる専門性と直接神経に刺激を与えられる技術とスピードが大切なんです。

東洋医学、漢方薬そして鍼灸マッサージはこの手の『神経の不具合』の解消にとても強く、特に鍼灸は「早い」んです。

体の不具合を脈診や腹診や舌診で正確に判断し、体のツボを刺激して、その信号を脳へ送り、不具合が起きている脳と神経の働きを修正するのです。

 

 

こう何度も「神経」「神経」言うてたら、「お前はシンケイ教の教祖か!」とか言われそうですが、実際、原因は神経なんだから言うしかしょうがない。 

まずは鍼灸マッサージで神経と体調を万全に戻し、それでもダメなら病院の不妊治療の出番になると思います。

男性不妊・女性不妊の両方共です。

逆に言えば、体調が良くなければ病院の不妊治療をしても結果は良くなりません。

 

早く治療を始めるに越したことはありません。

お力になれます。

皆さんの体調不良に鍼灸マッサージを、そして小浜治療院をどうぞよろしくお願いいたします。

皆さんの助けになれれば幸いです。

 

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