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子供の頭痛について
こんにちは。
いかがおすごしですか？
頭は痛くないですか？
最近、子供の頭痛の患者数が多くて問題になっているようですね。
中学生とか小学生とか、下手したらそれ以下の。
病院とかで調べても原因不明の頭痛ってことで、親御さんまで頭を痛めてますね。（うまいこと言えた？）
僕らが子供のころは頭痛持ちの子供なんて、まず居ませんでしたね。
クラスに1人居るか居ないか、じゃないですか？
風邪の時はそりゃあ痛い人も居るでしょうが、常時ってのはまず居ませんでしたよ。
時代が変わったんですね。
頭痛の原因は中耳炎だったり、蓄膿症（副鼻腔炎）だったり、風邪だったり、そういう分かりやすいようで分かりにくいものがあります。
子供の病気は耳や鼻や扁桃腺が原因のことが多いので、頭痛と言ったらまず耳鼻科、っていうのは頭に入れておいたほうがいいと思います。
頭痛だけに。（うまいこと言えた？）
そういうのはいずれ原因が突き止められるので、まあいいほうでしょう。
問題は病院で原因が見つけられないタイプの頭痛です。
頭痛で行った病院で薬をもらったけど、飲んでも治らないから次の病院に行く。
大体、耳鼻科or眼科or小児科→→脳神経外科→→神経内科→→心療内科→→精神科の経過をたどって、薬が増えて、悪い言い方をすれば「薬漬け」になっていきます。
怖い話ですわ。
じゃあ、こういう時、病院でわからない原因は何なのか。
これ、実は多いのは「肩こり」だったりします。
えー、そんなうまい話が、とお思いでしょうが、実際多いです。
幼稚園児・保育園児、小学生、中学生、高校生の肩こり。
まあ、凝っているのは肩だけに限らず、首だったり、腕だったり、はたまた顔やアゴだったりしますが。
もうね、ひどい凝り方してますよ、子供のくせに。
ガチガチ。
大人がこんな凝り方してたら、とっくに吐いて寝込んで仕事休んじゃうレベルの。
肩が凝っているからと言って、必ず肩が痛くなるとは限らないんです。
肩や首が凝っていて、先に頭が痛くなりだすことはよくあるんです。
子供は「肩こり」なんて言葉は知らないでしょうし、痛さの説明もうまくできないでしょうから言わないだけですね。
肩や首が凝っていて不快な感覚を子供が言おうとしても、大人が先回りして違うようなことを言ったり、発言を抑え込んだりすると、「そういうもんなのかな」と思って、もう言ってくれなくなります。
そうすると、不快感を分かってもらえなくて、ただただ不機嫌になって、言うことを聞かなくなって、集中力がなくなって、成績が落ちて、いずれ不良化する。
こうなると原因の究明はさらに難しくなります。
じゃあ、子供の頭痛の原因が肩こりだったとして、治すにはどうしたらいいのか。
これ、鍼灸マッサージで治すことができます。
また、治療院にかからなくとも、お母さんのマッサージでも長い時間かければ治せます。
コリがひどいからって大人の強い力でゴリゴリ揉めばいいってもんじゃないんですよ？
子供の場合、強くゴリゴリやれば効果が高いってわけではないんですよ？
丁寧に長い時間をかけて揉むんです。
ですが、ちょっとしたコツが必要ですので、やっぱり、できれば治療院にかかられたほうがいいんです。
また、大人が行ってるからと言って無免許マッサージや整体のようないい加減な所にかかると、子供は繊細なので簡単に壊されます。
骨だって折れやすい。
かかる治療院の選定は慎重に行うようにお願いします。
で、
今回は治ったとしても、再発したら嫌ですよね。
そのためには原因を突き止めねばなりません。
肩こりの原因は何なのか。
一番の原因は「姿勢の悪さ」です。
勉強するとき、テレビを見るとき、ご飯を食べるとき、本を読むとき、友達とおしゃべりするときの姿勢が悪いんです。
なので、めんどくさくても親御さんが「そんなに姿勢が悪いと、また肩が凝って頭が痛くなるよ！」と注意してやることが大切なのです。
２番目は「目の使い過ぎ」です。
テレビを近くで見たり、暗いところでスマホでゲームをやったり、夜遅くまで起きていたり、という昔から言われているタイプの原因です。
これもやっぱり親御さんが「そんな暗いところでゲームやってると、また肩が凝って頭が痛くなるよ！」と注意してやることが大切なんです。
こうしてみると、子供の肩こりの本当の原因は「親が子供の姿勢や生活を注意しなくなったこと」なのかもしれませんね。
子供にうるさがられても、「体に悪いことは悪い」と言える親になってあげてください。
当院では子供向けの鍼灸マッサージもやっております。
私の子供も肩こりがひどいので時々鍼打っておりますよ。
お気軽にお申し付けください。
必ずお力になれると思います。
皆さんの助けになれれば幸いです。