振り子電卓(JavaScript版)

使い方
1 あなたのパソコンのブラウザにJavaScriptで計算をさせるタイプです。したがってJavaScriptに対応していないブラウザでは動かない。
そして動けばファイルメニューの名前を付けて保存で保存をすればネットにつながっていなくても動く。 携帯のときフルブラウザでJavaScriptを有効にすると動くかも知れません。
2 セキュリティのためパソコンがアクティブコンテンツの動作を制限して画面上部にメッセージバーが出たときにはクリックして現れる
「ブロックされているコンテンツを許可」をクリックして現れる「アクティブコンテンツを実行しますか」のはいをクリックすると動くようになります。
3.1入力ボックスにはサンプル値が入れてあるので演算ボタンを押せば動きます。計算するときは入力ボックスの数値を
目的の数値に書き換えて目的の演算ボタンを押して下さい。
3.2振り子にはブランコや糸で吊るした錘のように倒立も回転も出来ない物があるが
ここでは剛体の振り子を軸受で支えた倒立も回転も出来る物を考えます。
3.3重力加速度gはご当地の値に合わせて下さい。
3.4振り子の質量mは振り子の軸受周りの慣性モーメントを計算するため入力して下さい。
振り子の重心周りの慣性モーメントIj+振り子の重心の軸受け周りの慣性モーメントm l^2

振り子の重心周りの慣性モーメントIjを0とする時には質量mは0でなければ何であっても同じ答えが出てきます。
3.5振り子の重心周りの慣性モーメントを計算するには振り子を球,円柱,長方形板等の部品に分け各部品に下添え字で_1,_2, …の番号を付ける。
各部品の重心周りの慣性モーメントI_は
振り子が運動する面の横に立って各部品を見て
質量m_,半径aの球の時                   I_=(2/5)m_ a^2
質量m_,半径a,長さ2bの円柱で半径aの円に見える時      I_=(1/2)m_ a^2
質量m_,半径a,長さ2bの円柱で巾2a,長さ2bの長方形に見える時 I_=m_(a^2/4+b^2/3)
質量m_巾2a長さ2bの長方形板の時               I_=(1/3)m_ (a^2+b^2)
質量m_,底面半径a,高さbの円錘で半径aの円に見える時     I_= (3/10)m_ a^2
質量m_,底面半径a,高さbの円錘で底辺2a高さbの二等辺三角形に見える時(重心位置は頂点より(3/4)b底面よりb/4の軸上) I_= m_ ((3/20)a^2+(3/80)b^2)
の公式により計算出来ます。
さらに軸受芯と各部品の重心が一直線上に有る時
軸受芯と振り子の重心の距離 l はl= (m_1 l_1+m_2 l_2 + …)/m で計算出来 
振り子の重心周りの慣性モーメントIjは Ij=(I_1 + I_2 + …) + (m_1 (l - l_1)^2 + m_2 (l-l_2)^2 + …)
で計算出来ます。
3.6 t=0は重心が順方向に最下点を通過する瞬間とします。
3.7角度から時間を求める時で回転の時例えば1回転+60°の時360+60=420°と入力します。
    角度から時間を求める時で振動の時はj周期目のjと正又は負の角度θを入力します。
3.8順回転u=1か逆回転u=-1かの入力ボックスは回転や最上点前で止る時は値を入れる必要が無いが振動の時は入れる必要があります。
3.9時間から角度を求める時はjとuの入力は不要です。
3.10html文の水平線を利用して簡単な棒グラフを書かせるようにしました。
 時間方向が垂直、角度方向が水平で左から約180°+20°=200°右へ行ったあたりが角度の0点です。出力図を90度右回りさせた形になっています。
 前画面に戻るにはブラウザの戻るで戻って下さい。そうすれば入力ボックスにデーターが入った状態の画面に戻れます。
 メモリー容量の少ない携帯の場合は残念ながら戻れなくてサンプル値の入った画面が再びダウンロードされますので面倒ですが再入力して下さい。
4 計算は10桁で行っているので下のほうの数字は無視して下さい。



入力(振り子のデーター)
重力加速度 g m/s^2
振り子の質量 m kg
振り子の重心周りの慣性能率 Ij kg m^2
振り子の重心と軸受けの距離 l m
(振り子の持つエネルギーew)/(限界エネルギーec)= hi 
(限界エネルギーecとは振り子を最上点θ=180度に持上げるに要するエネルギーです)
角度θ(度) 
順回転中かu=1,逆回転中かu=-1 
(回転のとき何回転目か),(振動のとき何周期目か) j 


演算
角度θから時間tを求める
時間tから角度θを求める

出力
軸受回りの慣性能率 It=ml^2+Ij kg m^2
時間 t 
振動か回転か
(回転のとき1回転に要する時間),(振動のとき周期) cy 
最大振り角度 θm 
楕円積分の母数 k 


棒グラフ表示
時間方向倍率 tbi
角度方向倍率 kbi
棒グラフを書く
時間方向倍率は1秒あたりの棒の本数で40の時100/40=2.5秒間の現象を表示出来ます。
角度方向倍率は振動で振幅が小さいとき拡大して見ることが出来、回転の時は巾を縮小して長時間表示させる事が出来ます。
前画面に戻るにはブラウザの戻るで戻つて下さい



簡易数学公式集
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