私が初めて小鳥を飼ったのは、もう30年以上前になります。
小学生の頃友人の父上が数え切れない位沢山、色々な種類の小鳥を飼っていて、友人の家には鳥部屋があり、こどもの私は毎日のように小鳥と遊びにお邪魔していました。
そしてある日、たくさん生まれた十姉妹の雛の中からペアを1組頂いたのです。
十姉妹とは5年間位一緒に過ごしましたが、随分沢山の雛が生まれその度に街の小鳥屋さんへ持っていき、1羽何十円とか時によっては餌と交換してもらっていました。
文鳥に初めて出会ったのは、高校に入学する頃です。
いつもの小鳥屋さんへ行くと、白くて人なっつっこい小鳥がいて、おじさんが手の上に乗せてくれたのです。
その可愛らしさに一目で惹かれ、家に連れ帰り『チビ』と名づけました。
この子は、メスで卵を産み続け荒のオスも飼ったのですが、たった1羽孵した子も死なせてしまい5歳まで生きて亡くなりました。
その時残った1代目の『ピピ』も、1年後におほしさまになりました。
その後結婚、育児で何年間か家に小鳥がいない時期がありました。
子供に手がかからなくなり、こどもが「小鳥を飼いたい」と言った時私は迷わず、白文鳥を買いに行きました。
その時から現在まで、我が家では常に小鳥の声が聞こえています。
ピピ(2代目)1999.6月 11歳で永眠。
亡くなる前に、ありがとうの鳴き声と名前を呼ぶと
壷巣の中を1回りしてそのまま息絶えました。
1番印象深い子です。
なあに?
チュンちゃん。1998.春 巣がカラスに襲われ
次の日になっても親が戻らず鳴きつづけて落ちてきた
ため保護。2羽兄弟だったが、1羽は打ち所が悪かっ
たのかすぐおほしさまに。2ヶ月後放鳥した。
ピアノの上が大好きで、放鳥時はメトロノームの後ろで眠り、名前を呼ぶと顔を見せてくれました。
スズメの雛を育てて放鳥した経験は、小学生の時にも一度あります。
餌をねだりに来たチュンちゃんらしき
スズメ