はぐれ随感雑記 ファイナルシリーズ


7/03 はぐれファイナル 最終回スペシャル
 はぐれ刑事の最終回は川辺課長が主役だった。そう私には思えた。川辺課長と安浦刑事の間にはなんだかんだ行っても深い信頼の絆が存在しているに違いない。

 序盤から安浦刑事はまるで自分の死期を悟った人間があちこちに挨拶しに行くような行動をみせ、ないとは思っていたもののアガサ・クリスティの「カーテン」のポワロように、最後に最後に死んでしまうのでは無いかとも思った。中村主水も死んだし(←あまり関係はない)
 結局の所、最後の最後に撃たれて、でも回復するという展開かと思ったら中盤で撃たれて、すぐに現場復帰、なんか逆に期待はずれだぞ。
 「使い捨て設定」だと思っていた安浦刑事の亡妻が根室出身で「花咲第三小学校」の卒業生というのが出てきて驚いたし、うれしかった。

 なにより、はぐれの最後は今までと同じように周りに変化があったとしても安浦刑事自身は結局いつも通りで変化なく今まで通りである、安浦刑事とはぐれ刑事純情派という物語は彼の世界で続いていくという私の思い描いていた最終回像であったのがうれしかった。
6/26 はぐれファイナル 第9回
 お湯を子供にかけて火傷をさせてしまい、事件になってしまうドラマに最近では「冬の輪舞」があったが、ちらっと見たことがあるくらいなのでよく分からない。ならかくな。
 会社でコーヒーサーバのコーヒーの他に電気ポットでお湯が供給されている。さらにその名も『高級煎茶』と書いてある煎茶となんか輸入物くさい紅茶のティーバッグ。粉末ミルクはオランダあたりから輸入され、日本の会社が販売している奴だ。
 アスクルあたりから買っていそうなものだが、実はそうでもないらしい。アスクルに取り扱いがないから。

 紅茶の方は日東紅茶(三井農林)のデイリークラブ程度には飲めるが、『高級煎茶』の方は酷い。ものすごく酷い。色はつくが、香りがない。香りが死んでいるとかそういう次元でなくて、お茶の香りが漂ってこない。お茶らしい味もない。白湯をそのまま飲んでいた方がおいしく飲めるほどに。まさに緑色の謎の液体。

 それもでみんな普通にそのお茶を飲んでいる。タダであるという点もあろうが、私はいくらただでもこれは飲めないと思って、家で自分で飲んでいるお茶(一応、一人暮らしながらデパートのお茶屋さんでお茶っ葉を買っている)と、ストレーナー付マグカップ(さすがに急須を持ち込むのはやり過ぎだと思った)を持ち込んでティーライフを楽しむ。

 そうすると、今度は98℃設定のポットのお湯の温度が高すぎることが気になり、小さめのレンジサーバを持ち込む。電子レンジにはかけず、ただ湯冷ましを作るために。

 そして聞かれた「何でお湯を冷ますの?」・・・あんたら、番茶しか飲んだことがないだろう。
 「お前にお茶の味なんかわかるにか?」・・・『高級煎茶』をおいしそうに飲んでいるあんたが分かるのか?課長。

 通常のはぐれなら、事件解決の過程で容疑者や目撃者が心を開き証言をするきっかけとして家族が回復する、事件解決がきっかけてとなって家族が回復するというのは良くあるパターンだけれど、事件解決が一つのきっかけにはなったものの、事件解決後に事件とはとは別の流れで家族が回復するのはあまり例がなかった気がする。田崎巡査主役ストーリーと相俟って満足感の高い話だった。
6/19 はぐれファイナル 第8回
 大昔の設定で安浦刑事は子供の頃しょっちゅうオムライスを食べていたという。また、安浦刑事の父親はグリーンピースが嫌いだったそうだ。
 だが、私は子供の頃から今にかけてオムライスを食べたという記憶がほとんどない。学校給食で数度出たことがあるくらいと、先日「オムライスという食べ物はなんなんだ」と試しに食べてみたくらいか。給食のオムライスはチキンライス(ケチャップライス)と卵のシートが別に出てきて、器用な人間は卵をチキンライスに巻いていたけど、私はそれに挑戦して卵を破った記憶がある。

 今回の話はエンディング曲を歌っている堀内孝雄&五木ひろしの二人組のゲストの回だったが、例年の紅白では堀内孝雄はその年のはぐれのテーマを歌っていたし、五木ひろしも紅白常連。今年の紅白歌合戦はどうなるんだろうかと今から心配です。
 今年の新春スペシャルも幼なじみという関係が重要なカギだったが、今回の話はそれとはアプローチの仕方が幾分異なっていて面白かった。

 佐久間と理枝の関係に変化、進展がある展開かと思ったら特にそういうこともなくて、これはこれでよかった。
6/04 はぐれファイナル 第7回
 いやさ、はぐれのサブタイを素直に信用していてはいけないことは今までの人生経験で深く理解しているところだけど、ファイナルだし、「最後の張込み」とわざわざ銘打っているくらいだからそれはちゃんとした「張込み」だとおもったが、ずいぶんあっさりとした張込みで結構拍子抜け。

 あのくらいの張込みなら今後もありそうな気がする。

 さて、気になったのはサラリーマン長瀬を殺した若者、西村。自動車に座っていたことを注意されただけでなく、親のことをバカにされて殺害に至ったと言うことだった。そこで私は無意識のうちに話を今までのパターンにより先読みする。
 きっと、西村の親は大変苦労して若者を育てたんだ、西村はそれに感謝しつつも、今は無粋な生き方をしている自分を恥じており、ずっと親に申し訳ないと思っていたんだ。彼は親を尊敬していたんだ。
 そんな親のことをバカにされて頭にきて、殺してしまったんだ。

 そこまで瞬時に読んだのだが、結局西村の父親は会社社長。会社社長にもいろいろあるけれど、文脈からそれなりに大きな会社なんだろう。会社社長である父親と、会社社長の御曹司である自分をバカにされて単純にむかついただけなのだろうかとも思える。
 なにぶん情報が少ないので西村が犯行に及んだ時の心情は分からないが、多分私の当初予想は大間違いだろう。
 私の当初予想通りの展開だとやりようによっては話が一本作れてしまうわけだからはじめからないといえばないのかも。
06/01 はぐれファイナル 第6回
 里見刑事は山手中央署現役で現役刑事をやっていたときから「車の運転のスペシャリスト」という設定(はぐれ刑事純情派写真集)だったはずなので、タクシードライバーとしてその腕を存分に振るって問題ないんですが、元刑事で自分の仕事仲間が犯罪に巻き込まれたといっても、今は一介のタクシードライバーが犯罪捜査に乗り出すというのはやはり問題がある気が。
 2サスだったら、あっさりスルーされるところですが、安浦刑事が釘を刺していたところが妙に気に入りました。「里見、後ろ後ろ!」なのはご愛敬。  で、結局須藤刑事の遺児を引き取ったんですね、田崎巡査は。なんというか、遺児といっても血の繋がった祖父母が健在で、子供一人の人生を預かるという重大な出来事を特に描写もなくさらっと『設定』してしまうところが油断ならない。田崎巡査が安浦刑事達と飲んでいる間、引き取った子供はどんな気分で田崎さんを待っているのだろうか。

 今井&高木コンビのタクシードライバーの浩美ちゃんのガード中での「嫌に親しそうですね」「里見の奥さん知っているのかな」という発言からそういう展開かとも思ったけど、結局それが「ふられたな」という里見さんに対する今井刑事の台詞に繋がっていくのだとは思いも寄らなかった。こういう流れは好きかも。
05/22 はぐれファイナル 第5回
 「30代以上・未婚・子ナシ」が『負け犬』というカテゴリーにくくられてしまうなら、はぐれはいつの間にか負け犬だらけになっていた。「負け犬」じゃなければ果たしてそれは「勝ち」なのかとも思うが、そもそもセンセーショナルな流行語でインパクト優先の向きもあるだろうし、語の元になった著作も読んでいないので判断は付きかねる。
 結婚直前で婚約者を亡くした江田智子を中心に話が静かに進み、そこに同じく結婚直前(林刑事談)で山岡刑事を殉職という形で亡くしたユカの深い想いが語られ、話が終わるかと思ったら、最後にモリゾーがやってきた。
 果たして、2年後に再放送を見たときに「モリゾー」が何のことだかわかるか愛知県民の私にも自信がないのだが、とりあえずそのモリゾーがエリとの結婚の話を切り出すタイミングを計るために安浦刑事をストーキングしていた人物で、その結果「心象最悪」というオマケが付いてきたとさ。
 ところで、エリ、先週の頭の朝食シーンで「結婚するにも相手がいない」というようなことを言ってたじゃんって思いつつ、先週の該当シーンをよく見てみると、ユカが含み笑いをしているように見える。ああ、ユカは前から知っていたのね。。。って伏線!?

 以前の里見刑事の時みたいに、気がついたらもう結婚してましたみたいなことはないよね。
05/15 はぐれファイナル 第4回
 今年の「昭和歌謡」シリーズはさだまさしの「雨宿り」だった。私にとってさだまさしは「精霊流し」と「雨宿り」とダスキンのCMの人という認識だが、さだまさしファンの叔母にいったら殺されるな。
 「ハンカチをスヌーピーにはしなかったか」とか思いながも、話は予定調和的にすすむが気になったのは「五十嵐刑事のヨゴレ化」
 恵子が一也とヨリを戻す素振りを見せると、「負けたらダメ」「何度やってもダメな男はダメ」と主張。女性だけに女性の立場に立って物事を考える刑事ではあるが、自分の意見に固着しすぎで、幾分視野が狭くないか? っていうか、空気読めよって感じだ。前からこんなキャラだったけ?  とりあえず、五十嵐刑事に幸いあれ。
05/08 はぐれファイナル 第3回
 仮面ライダー響鬼では、バイクに乗っていないんだと大分前に聞いた。初回と第2回で視聴をストップしたので今はどうだかは知らない。意欲作なのかもしれないけど、嗜好に合わないものをわざわざ頑張って見ようとは思わない、私は努力しない特撮好き。
 そんな中、はぐれ刑事では「MASKED RIDER安浦」が出てきたり。ヘルメット被っただけだけど。
 冒頭から出てきた、ストーリーのキーとなるバイクの女性。何かで見たことがあるはずなんだけど、全然名前が思い出せない、思い出せない、思い出せないなぁ、と思っているうちにようやく名前を思い出す。
 「末永遥」だった。とりあえず、思い出すまでに放送時間の半分ほど費やしたが、とりあえず思い出すという目的を達成したので満足した。そういえばこの間ドコモ東海のCMにも出ていたな。
 安浦刑事が、「風になれば亡妻の声が聞こえるかも」と末永さんが演じる河口響子にバイクに乗せてもらう。「亡き妻に会った安浦刑事」とサブタイトルにもあるくらいだからきっと、亡妻との思い出のシーンなんかがオーバーラップしてくるのだと思ったら・・・

 普通に、バイクで走っただけかい。

 これは・・・予想を裏切る展開と言っていいのだろうか。

 あっ、マイメロにもバイクでてきた。
05/02 はぐれファイナル 第2回
 最後の新刑事とわざわざ書くところに「ファイナル」っぷりが如実に表れている。そもそも、タイトルに「ファイナル」とつけるところが実にファイナルだ。
 ファイナルファンタジーはファイナルとつけていながらも既に十数作でている。アニメ「GEAR戦士 電童」ではファイナルアタックを連打していたな。鬼平犯科帳もファイナルとかあったなぁ。この前スペシャルやっていたけど。
 今回のはぐれは「中身が濃かった」印象を得た。新刑事登場で、その活躍や性格を描きつつ、本筋であるオレオレ詐欺の話に相沢の過去話や篠原家の葛藤を絡めて少々ハードな一つの話にしてあり、去年のシリーズだったらこれだけを一回に詰めず、ネタをバラバラに2回にしていたのではないか。
 昔のシリーズでは珍しいことではなかったとするならば、数年来のはぐれの不調はそこにあったのかもしれない。

 ハードなストーリーでいうなら、新シリーズがはぐれと時期を同じくして始まった「おみやさん」。今シリーズはまだ録ってあるものの未見であるが、昨年の3シリーズ目は大分おとなしくなってしまい、元来の(?)救いのないハードな話が少なくなっていた印象があったので、今シリーズは是非とも原点回帰していればいいと思う。
04/23 はぐれファイナル スタートスペシャル
 柊瑠美を久しぶりにみたなぁ、という印象から始まったはぐれ最終シリーズの初回スペシャル。KS総合商事の黒崎がシナリオの都合もあるだろうが、リスクの高い行動を取りすぎの気もした。
 とりあえず、あれだ、あの須藤刑事の死は少しご都合すぎる気がする。本来の「ご都合主義」の使い方と違うことは承知しているけど。
 おおよそ私の認識として、テレビドラマで手術シーンが挟まれるときには大抵その手術は成功するものだ。ERとかはともかくとして。
 手術後、須藤刑事は意識を取り戻し、刑事課の面々に感謝の言葉を述べ、田崎巡査に息子のことを何か言いかけたときに、亡くなる。
 刑事課の面々が部屋に入っているし、おそらくは術後経過も安定していたと言うことだよね。で、須藤刑事が意識を失ったときにみんないきなり呆然として涙をこらえて何もしていませんでしたが、普通こういうときには、医者を呼びませんかね。

 悲しみに暮れる前にやることがやってよ。

 田崎巡査が須藤刑事の息子を引き取りたいという話でしたが、祖父母は健在のはずですから一悶着あるでしょうね。いくらなんでも、祖父母にとっては知らない人に孫を簡単にに預けるとは思えませので。
04/18 いらない子達なの?
 会社がおかしい。小さいながらも自社ビルで、そもそも雑居ビルの造りをしていないのに他社にワンフロア貸し出す。自社の人間は一定条件を満たさないと会社の駐車場に止められないのに、他社の人は条件を満たさずして問題なく止めているらしい。社員の当然の不満は「社長が決めたこと」の一言で解決したことになった。
 セキュリティーを強化したらしい。入館カードを持っていなければ自分の会社なのに自由に入れない。入館カードは社員全員に配られるわけでなく、会社の売り上げの大半を占めるはずの社外常駐者には配られない。今現在社員証がない会社なので、これを機会に入館カードもかねて作ればいいのに、そんな気もないらしい。
 係長は「俺らに入って欲しくないんだろ、本社は」とか言っていた。
 そのくせ、「詳しくは話せないが、しばらくの間土日に本社へ仕事の手伝いに来い」とか業務命令が来た。手伝えと言っているのに詳しいことは言えないとはこれいかに。少なくともカタギの人間に仕事を頼むときのやり方ではないわな。「金(残業代)をやるからこれを始末しろ(仕事)。詳しいことは聞くな。」闇の世界の殺し屋かねぇ我々社員は。
 セキュリティーも売り上げも大切だと思うが、社員は会社の財産とか言っていなかったか? わざわざ社員の帰属意識を下げてどうするんだろう。
 そもそもこんなこと書いて怒られないかな。特定できることは何一つ書いていないので大丈夫か。
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