第10話(2003/06/04)
「狙われた六月の花嫁」


〜ワタシトケッコンシテクレナイカ〜

●今回はオーバーステイの中国人が偽装結婚した日本人男性と紆余曲折ありながら、ちゃんとした夫婦になる話でした。

●途中で闇医者とか出てきたけど、それはとりあえず、スルー。そもそも、「みんなの役に立っているのがうれしい」とか言っている医者(闇だが)が、飲んで肝機能障害を起こすような薬を配らないように。

●そんな怪しげな薬よりも、薬局で買ってくる薬渡した方がよっぽどかましなような気がする。無理してイリーガルな薬を調達して渡すよりも。よほど重い病気でない限り。

●さて、偽装結婚の話に戻す。そもそも偽装結婚って、どの辺が偽装なんだろうか。

●手続き上、書類上ちゃんと結婚していれば結婚が成立しているわけだから偽装とは言いにくい。愛が無いだの、裏に別の目的があるとか、そんなもの昼間にテレビをつければいくらでもやっている。まぁ、偽装のニュアンスは伝わってくるけど。

●さて、俗に国際結婚といわれる結婚だけれど、日本人同士の結婚とは違って役所へ言って必要書類にを書いて印鑑押して、必要ならば戸籍謄本も・・・と流れそのものは一緒みたいだけれど、その「必要書類」というのが多い。

●ということを以前、NHKでアグネス・チャンが何かの番組で解説していたことをおぼえているので、ちょこっとしらべてみた。

●大変そうだ。相手国の大使館へ行ったり、入国管理局へいったり。必要書類も山ほど。パスポート、宣誓供述書と訳文、外国人登録済み証明書、外国人配偶者の出生証明とか、当然国によっては必要書類もかわってくるでしょうが。とにかく大変なことに変わりわない。

●そんなわけで、ドラマ中の内田がそこまでがんばったかどうか正直疑問だが、結果結婚したと言うことは頑張ったんだろうと納得。

●でも、納得しがたいことも。愛玲は内田に「ビザ切れた」と言っていたが、これはすでにオーバーステイだったと言うことで、すでに在留資格を失っているということ。

●普通ならば、日本人と結婚したことで「日本人の配偶者等」という在留資格を得られるのだが、不法滞在者の場合はそれができないという。

●ようするに愛玲は内田と結婚したからと言っても不法滞在者でなくなったわけではない。場合によっては役所に書類などを提出した段階で、入管に通報が行って強制送還になるかもしれない。

●法務大臣の許可によって特別に在留許可を得る「在留特別許可」という制度があると言うが、すべてのカップルに許可がおりるわけではないし、そもそも「偽装結婚」には降りないだろう。

●と、考えると今回の話はそもそも成立しなかったことに・・・。

●と、とりあえず、内田夫婦に幸いあれ。

戻る はぐれ道ホームへ
▲Top