●少し前、報道番組で見たことを思い出す。
●高齢受刑者がかなりの割合を占める特別な刑務所があって、そこではまるで腫れ物に触るように高齢受刑者に接しているそうな。
●薬も支給され、規則正しい生活と高齢者用の食事と結構至れり尽くせりなそうな。
●日本の刑罰の制度が教育刑の意味合いがあるので、それはそれで適切な処置なのだが、幾分心の片隅に引っかかるところもある。
●そもそも刑を終えて社会で仕事を見つけて働くにしろ、こうも不景気の世の中では簡単に仕事も見つかるわけではないし、受刑中に働いて稼いだお金も電車賃程度の微々たるものでは生活するのも困難なのだろうから、ホームレスのような生活をするよりも・・・という考え方もわからなくはない。
●そして今回は、もう一人仕事に悩む高校の非常勤講師が登場した。
●私自身も教員免許を持っており、また教員を目指している友人もいたので、そのあたりのことは一般的な人よりも知っているつもりだが、
●かつて「でもしか先生」という言葉があり、「(他にやることないから)先生に"でも"なるか」「先生に"しか"なれない」という側面もあった教員という職業が最近はなるのがとても難しい職業になっている。
●教員免許を取ったとしても国公立の採用試験にうかるためには何年か浪人しなければならないほど。もっともその間に非常勤講師になって経験を積むパターンがあり、今回の話の野口先生もその口だったわけだが、
●非常勤講師の空き待ちがあるので非常勤講師になるのも難しい。そのうえ、労働条件があまりよくない。
●でも、教員になりたい人間はかなりの数に上る。そういう人たちがその心を忘れずに教員になったらきっと日本の教育もよい方向に向かうに違いない。
●初心を忘れることがなければね。