制作者の紹介

制作時に利用した主なソフト

• 秀丸エディタ
• WinFD
• Atok15
• FTP Exchange
  など

特にWinFDについて
WinFDは日本で発達した（らしい）ファイラーというジャンルのオンラインソフトです。私はMS-DOSの時代からパソコンを使っていましたが、そのころ使っていたのが「FD（出射 厚氏作）」という高名なファイラーで、後発のソフトに機能面で劣る部分もあったのですが、使用感が気に入っていた（むしろ、なぜか他のソフトの使用感が私に合わなかった、ほとんど同じなのに）ので、長らく使っていました。Win3.1を導入したあともファイル管理はWin3.1付属のファイルマネージャーを使わずに、DOSに戻ってFDを使っていたくらいです。
　しかし、時代がWin95になったときにその使い方も出来なくなりました。Win95から導入されたロングファイルネームをそれに対応したソフト以外で操作するとディスクのファイルを管理している部分(FAT)が壊れるという話になり、ファイル管理が大好きな私は早急に別のファイラーを導入しなければなりませんでした。
　当時、有名だったのが、「FileVis○r3」と「卓○」などで、どちらも「FDライクな操作」が売り文句の一つでしたが、あくまで「ライク」であり、不満な点がいくつもあったのですが、とりあえず「FileVis○r3」を使っていました。
　そして平成8年にインターネットカフェで当時流行りだしていたWebサーフィンを楽しみながらオンラインソフトウエアサイト「窓の杜」を見ているとき「WinFD（高橋直人氏作）」というソフトを見つけました。当時はNIFTYと窓の杜だけの限定公開ということでしたが、見た瞬間非常に興奮して、早速ダウンロードしてきて使ってみました。「Win」「FD」という名を背負っているだけあってWindowsで動くFDそのものといってもよいもので、画面もFDにそっくりで操作もFDとほとんど同じで、キーボードのみで出来るといった優れもので、一発でファンになりました。インターネットカフェに行くたびにバージョンアップしているので、それが楽しくて楽しくて仕方がなかったです。
　その後、WinFDがシェアウエアになったときは速攻登録、WinFDでマウス操作を可能とする拡張機能を追加するためのＤＬＬ「WfdTool.dll（柳　直樹氏作）」がシェアウエアとして登場したときにも速攻で登録しました。 　WinFDは機能や使用感もさることながら、作者の高橋氏のきめ細やかなサポートも魅力の一つだと思います。世の中にはシェアウエアでありながら、ぞんざいなサポートしかしないシェアウエア作家もいますが（もっとも免責事項でバグ対応等の義務を負わないと宣言しているので当然かもしれませんが）、高橋氏はバグ報告等で直接メールを出しても、またWinFDのサポートフォーラムでも丁寧に対応してくださいます。もちろん、高橋氏もお忙しいので100％それを約束できるわけではありませんが、努力してくださっていることは間違いありません。（と信じています）
　またサポートフォーラムも魅力的で、WinFDのバグ報告や質問などを気楽な雰囲気で発言でき、高橋氏のみならず、WinFDを使っている方々がいろいろとわかりやすく教えてくださります。
　そんなこんなで私はWinFDを愛して止まないのです。知り合いにWinFDを勧めてもGUI万歳、アイコン万歳の時代に前時代的なシンプルすぎるデザイン（WinFDでもアイコンは表示できます）、基本的にはマウスをそれほど使わない操作（WfdTool.dllを使えばマウスをバリバリ利用できます）など、初心者には直感的でない（私には直感的です）ファイル管理ソフトだったりするために敬遠されたりもしますが、そのクセのある操作もなれれば、マウスに手を伸ばす時間が惜しくなるほど素早く操作できるようになり、使えば使うほど味のあるソフトだと思っています。このソフトのおかげでこのサイトが出来たと言っても過言ではありません。
　みなさまもどうでしょうか、WinFD。

WinFD Home Page
http://www.starseed.ne.jp/winfd/