幕間


 1&2巻同時発売がされましたSBR、帯により29号から連載再開ということで楽しみが具体的に示されて嬉しい限りです。
 版が大きくなってカラーで掲載されるかと思われましたが、いつも通りの大きさ・値段・モノクロだったのは残念です。しかしコミックスを読んで思うのですが、やはり雑誌で読むのがベストです。版の大きさもそうですが、巻頭カラーとモノクロにある数ページの企画ものをめくるのが恐ろしく良いアクセントになっていたのを改めて確認しました。

○今回読んでいて改めて気付いたのですが、#3でジャイロの持ち物の中に「マンガ本」があるんですよネ〜。私も含めて誰も指摘していなかったのですけど、ツッコムところだったんだろうな(笑)。

○そういえば、「ジョニー」が「ジョニィ」になっていましたね…何でだろう?

○サンドマンと受付係のやりとりのセリフが少し変化。
 「エメラルドか?本物!」砂が目に入る受付係「……釣りはいらない」「許可参加証をくれ」
                 ↓
 「砂だらけだな…でもエメラルド?本物!」砂が目に入る受付係「……釣りはいらない」『砂でもくらってろ…』「許可参加証をくれ」
砂を強調したいようですね。これからの伏線でしょうか…?

○カヴァーを外すと目に入る「Hirohiko Araki&Stephan Steel Produce!!」とあります。「原作・岸辺露伴 作画・荒木飛呂彦」と同じく遊び心を感じます。英文の方はザッと読んだ程度ではあまり関係ないよう文章のようです(辞書を使ったわけではないので誤訳しているかもしれません)。後はこのSBRレースが、E&W新聞社50周年記念の企画らしいということも読み取れます。

○最後にジャイロのあの「鉄球」についてチョイと予想を。「回転」「エセ科学」というキーワードからあれは「モーターの原理」を利用しているのではと私は考えています。鉄球の方に磁石がしこんであり、そしてジャイロ自身が実は特殊体質の持ち主である。ジャイロは体内電流を増幅させることができ、鉄球を回転させる時は体内の電流を増幅させて電磁誘導現象を起こして鉄球を回転させる。(電磁誘導現象とは簡単にいうと、電場と磁場がそれぞれに影響しあって起電や起磁を行う現象)。詳細を考えればおかしな点はたくさん出てきますが気にしていると何も思いつかないので無視です(笑)。

 では2nd.STAGEで会いましょう!

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