「大したものだがずいぶんバカな事をしたものだ…」
 激しい雨…滝のように降るその中でルーシーの目からも涙があふれている。人外の能力を目の当たりにした恐怖、スティールを救えない絶望、こんな無謀をしてしまった悔恨、自分への失意……。そんなルーシーに触れる程に近づくブラックモア。
「わたしの『面』が見えますか?」

‘06 06月号
 #14 緑色の小さな墓標 A


「見えるか?この面が?」
 しかしルーシーには反応が無い。ルーシーの眼にはキャッチ・ザ・レインボーが見えていない。
「見えないか……ならばこの『包み』を持ったとしても…おまえは『スタンド使い』にはなれない。マウンテン・ティムはわたしの管轄だったが……おまえは違うようだ」
「おまえと夫のスティーブン・スティール…あとの『処理』は大統領が決定する…」
 そう良い残し近くの電柱の頭に飛ぶブラックモア。
残されたルーシーは自らの両手に顔を埋めて泣きじゃくる。

 電柱の頭頂部に着くと(どういうシステムなのか解らないが)電話をかける。
「もしもし、聞こえますか?ブラックモアです。大統領のお部屋につなぐようお願いします。緊急ですが…良い『ご報告』があります」
 大統領につなぐ間、ブラックモアは待たされる。その間、自分の手の中にある『遺体』を見つめる。
「これが……遺体の『脊椎』…部分か…」
『今』『このわたしの腕の中に…』『『これ』がある。わたしが触れている』
『現実だ』
『輝いているように見える…』
『欲しい…』『仮に大統領に『これ』を渡さず……わたしだけのものとしたなら…』
 ブラックモアの中の何かがムクムクと大きくなってくる。
『この……ブラックモアだって『これ』を持つ資格はあるはず……人はみな平等だ…。わたしだって…『これ』を…』
『すごく『欲しい』『持つ権利が……』

ガン

 考え事をしていたブラックモアはホテルの看板にぶつか…ホテル!?

!?
 いつの間にか街にいる!!驚愕のブラックモア!
立っている看板に目をやると…「SHARON PEAL  26q KANSAS→」
『なんだ…!?ここは!?『街』!?』
「もしもし!?もしもし?まだ大統領にはつながらないのか!?」
 しかし、電柱を経由していた電話線は断ち切られていた。
「どういう事だ!?この周囲は…!?この電柱が馬車に突き刺さっている!!ここはどこなんだ!?」
 すると…電柱を間に挟んで、ブラックモアの背後に何者かの人影がある。遺体の脊髄を抱くような仕草がするがその手は遺体を…物体を貫通している。つまり幻覚か…それとも幽質に属する存在か。しかし一瞬の後にはその姿は掻き消える…。

「今のはッ!今、確かに……!!そこにいらしたのは!!」
『この現代で…『あの方』に『会った者』は誰もいないが…全身を光で包まれたかのようなこの感覚とイメージ!そのお姿はッ!』
『この聖なる『御遺体』!』
『どなたのものかは予想していたが半信半疑だった!だが…今…現実に確信できた!』
『あの方』が姿を現して下さったッ!おおッ!このわたしだけの目の前に!!」

ァァアン

 喉元に銃弾を受けるブラックモア。撃ったのは泣きじゃくっていたはずのルーシーッ!!
「銃持ってなにしてるんだ!?女!?」
「よくもこんな事を………!!こんな事やっていいのか!?おまえなんぞ『スタンド使い』にはなれないんだ…!」
「おまえの『目的』はなんなんだ?」
ドン  ドン
 電柱を滑り落ちたブラックモアの胸にさらに2発の銃弾を撃ち込むルーシー。
「ハァーッ、ハァー……」
 身体を震わせ、ブラックモアから脊髄を奪うと再び駆け出すルーシー。「GREEN SPRINGS  KANSAS CITY34q →」…傍らの看板にはそう描かれている。
「なんて事だ……こんどは『森』だ。さっきの『馬車』も『建物』もない…『移動』しているのか?」
「空間がゆがむとかしてわたしとこの電柱と、ルーシー・スティールのところだけが……」
「34qも……」
「馬で3〜4時間のところまで移動している……この現象は…。この『嵐』も掘り起こされたあの『脊椎』の能力のためだ…」」
 血は流れ続ける。
「『遺体』は『遺体』と出会いたがっているためか!?『遺体』が向かっている場所は…ジョニィ・ジョースターの『左腕』のところというわけか!」
 銃痕を雨で固めて止血する。
「こんな事になるなんて…あんな小娘ごときのために…」
 上半身を起こすブラックモア。
この嵐の『雨』がやんだら、わたしは『死ぬ』…。雨で『固定』したこのキズの塞いだフタが流れ出て……」
「でもかまわない」
「これは『罰』だ…」
 天を仰いで誓う。
「あの『お方』を思わずひとり占めしようとしたこの卑しき欲望とわたしの弱い心への『罰』!やはりあの『お方』の『御遺体』はいずれ世界の中心となるこの国の大統領が回収すべきもの!この寿命が尽きるまでッ!」
 再び天翔ける黒星(くろつつ)がドギャアンと発進する!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
全身全霊をつくしましょうッ!!

「うおっ!!ぐっ。ううっ!!」
「今『何か』見えた。もう見えねえ!『何か』はわからんが…『目』の中で『何か』がこっちへ向かってくるのが見えた…」
 どうやらDioに見えた物がジャイロにも見えたようだ。
「ジャイロ、その『何か』っていうのはあれの事じゃあないのか?雨の中をよく見ろ!方向はこっちだ」
 ジョニィが指差す方向に人影見える。そうDioである。
「ついに標的(ターゲット)が視界に入ったぞッ!!ジャイロ!心を決めなきゃあいけないッ!」
 緊張が高まってくる…。
「すでに決まってるぜ…ジョニィ…」「だが、この前のSTAGEの時おまえは…オレにあのDioには決してレースでは勝てないと予告した…」
「今はどうだ?どう思う!?はっきり言え!」
「今もオレはヤツに勝てないと思うか!?」
 雨は激しく降る。
「偉そうな事を言ったかもしれないが、君は成長していると思う…。君にしか出来ない『走り』もある。だがヤツはあの時以上に『飢えて』いる…。次の『遺体』をぼくら以上に欲しがって…あの時以上に飢えている」
「今…ここで完膚なきまでにブッ潰してえッ!」
「ああ!なんとしてもブッ潰したい!」
 その時、Dioが馬を走らせるのを止めた。
「『あいつ何してる』!?止まったぞッ!あいつ馬を止めて『何してる』!?気をつけろジャイロ!ヤツの方もぼくらの接近に気がついたッ!」
「そんなのわかってるぜジョニィ!この嵐で上空に気球はいないッ!SBRの審判はどこにもいないッ!ここから先はなんでもありの問答無用のレースになるッ!」
 スフィア・ホルダーのボタンを外すジャイロ。
「あの野郎をよォォォォォ、やられる前にやるぜッ!それでいいなッ!ジョニィ」
 そしてジョニィの方もタスクを発動!うおっ、久しぶりにクルースも姿を現して今度はジョニィの左腕に語り掛けている!
そして徐々にDioに近づくジャイロとジョニィ。Dioが振り返る。
クアアアアアアアアアアアー――
 すでに竜人化しているDioに鉄球と弾爪を撃ち込む…が、それをかわし愛馬シルバーバレットごと逆さまになる。
「恐竜の『動体視力』」
「『いいか!馬を止めたのは』オレの2m以内に近づけるのはこの今が最後なんだと警告するためだ…2度と近づいたら今度は今度は喰い殺す」「これからの『走り』でおまえらに再起不能という言葉を教えてやるぞッ!!」

 不敵な勝利宣言をすると地面に戻り駆け出すDio。竜人化は解除して元の姿に戻る。
「いきなりトップスピード!!!Dioのヤツもこの場所でぼくらをやる気だッ!!あのペースで仕掛ける走りなら……!!ここから2000m以内で決着がつくッ!」『おそらくあの丘の向こう側までで……!!』
 始まるデッドヒート。
「くそッ!泥が直撃だぜッ!いつも通り以上かッ!ワザとだッ!走るコースの『ライン取り』あ重要なのはわかっているが……」
「問題は…」
 先を走るDioを睨みつけるジャイロ。
『どこでヤツを抜くか?』『どのポイントで……?』
『どのラインをどう抜き去る!?そして抜いたあとこの草原のどのラインを走る!?』

 幾多のラインが見える。しかし……
「ジャイロ…わかっている事だと思うが一応忠告しておく。この広い大草原…追い抜けるラインが何本か見えるが実はそうじゃあない。地表はトップスピードで走ると微妙なうねりや凹凸も影響として馬にはね返り、場所によって土の硬さ柔らかさもまったく違う!!」
「最速で有利に走れる『ライン』はベストの一本だけだッ!」
「Dioはそこを探し見極めながら走っている!ヤツの才能と『恐竜』の感覚でッ!」
 何気なく走っているようでも高レヴェルの展開があるようである。
「つまり何か!?ヤツが今走っている『ライン』がベストの『ライン』だと言うのか!?」
「『ベスト』!!あれが『最高』の一本っていうならじゃあどうやって追い抜く?ベストをとられてるならオレらの『抜き所』はどこだ?」
 ジャイロの疑問。ジョニィの答えは…
「Dioの『ライン取り』の『ミス待ち』。それしかない」
「……………」「『ミス待ち』だと?ジョニィ」
 ジョニィの言葉に承服しないジャイロ。
「あいつがミスるかもだと?そんなのはダメだ!」
「そんなのは敗北をヤツの脳ミソに『刻みつけてやる』とはいわねえッ!」
 ジョニィの制止を振り切りDioに迫る。

「ジャイロ!」
「Dioのヤツに離されるだけだッ!Dioのラインがこの大草原でベストだからだ!しかも君の無駄な動きでヴァルキリーの呼吸が乱れ始めているッ!Dioの狙いはそこにもあるッ!ヤツの術にはまるな!Dioがミスった時!あの丘の向こうで君のヴァルキリーにはヤツを追い抜く『余力』が残っていなくなる!!」
 必死にジャイロを止めようとするジョニィ。
『そういうのはよォ、ジョニィ……。違うぜ!なんか違う……!』
『レースだけの勝利じゃあねッ!!完膚なきまでに『ヤツをたたき潰す』というのはそういうんじゃあねえッ!!』
『あいつに一〇〇年間は2度とオレに挑んで来たいとおもわせないようなそういう勝ち方だッ!『ミス待ち』なんてのはレベルが下だッ!』

 なおも仕掛けるジャイロ。
Dioとは別のラインから抜こうとする。しかしジャイロの攻めは徒労に終わる。徐々にジョニィからも遅れていく。
『だめだと言ったのに…ジャイロ…。もうだめだ、乱れて来た…。これ以上あんな事を続けるとジャイロはつぶれる…』
『ぼくはやるしかない……。もしDioに次の『遺体』を手に入れられたらヤツはさらにもっと『飢える』……!!』
『あいつが目指すものにぼくらは勝てないのか……!?ぼくらよりヤツの方が上だというのかッ!』
 ジャイロは後方に離されて行く。 

 しかし、事態の悪化とは反比例するようにジャイロの気持ちは冷静になっていく。

そうだ…オレはこれでいい…
オレはこのラインでいい…
オレとヴァルキリーだけのラインで…
あのリンゴォ…ロードアゲインは敵だったが…一理ある男だった
…あいつはこう言っていた…
『男の世界』にこそ…真の勝利はあると…
あいつは決して…『相手より先に銃を撃たなかった…』
あえて…だ
ヤツは『相手に先に撃たせた』
この草原でDioの道がベストというなら
そのラインは敵にさし出してやるのもいいだろう
………あえてな

 ジャイロが思い出したのはロードアゲイン。強烈な美学を持っていた男であった。

『厳しい道を行く』か…
厳しいな……ただし
オレとヴァルキリーだけのラインを行く
その道にはとどこおるものは何もなく…
なめらかに回転するかのような…オレとヴァルキリーだけが…
『なじむ道』
Dioのラインなんぞ見えなくていい…
天候も嵐も関係ない 味方のジョニィも消える
オレたちだけの『気持ちのいい道』だ!
リンゴォの話だとその先には『光』がある筈だ…
『光』を探せ!
『光』の中へ


『『音』が消えた』
『?』『ジャイロのヒヅメの音が…聞こえない』
 振り返るジョニィ。しかしジャイロの姿を見とめられない。
「どこだ!?ジャイロは……?」
『ジャイロはどこだ?どこを走っている!?ま…まさか…後方へ遅れたか…』

 違和感がある。Dioは思った。
『我が愛馬シルバー・バレットの『ヒヅメの音』…。この音は…『何か』おかしい』
『走行、着地のリズムは我が愛馬…リズムは確かに…』
『だが『何か』…?…この音、『何か』。ジョニィ・ジョースターはかなり後方』

 ジョニィは気付いたッ!前方を走る者の姿が見知っている物だということに。

ドンッ  ドンッ
 Dioの後ろッ!まるで影のように張り付いている誰か!あまりにも近づいているためDio(と愛馬)に接触しているのだ。
「なんだァ?おまえ!?」「なんだオメエは!?」
「Dio!なんでオメエがオレの真ん前を走っているッ!」
 伏せていたジャイロが顔を上げて驚いている。どうやら気付いていなかったようだ。
「どけッ!」
 叫ぶジャイロ。
「ラインだけじゃあないッ!走行リズムも2頭は重なっているッ!」
 元トップジョッキーのジョニィも驚愕の現象ッ!!
「Dioが探し出すラインを!馬の持つ脚力を最大限に引き出すラインを!ジャイロもッ!」
「Dioがはねあげる土塊も接近しすぎているからあのスピードではジャイロに命中せずに後方へ飛び去るだけッ!」
「重なって同時にッ!いつの間にか追いつけているッ!」

 しかし!Dioが悪い顔になる。乗馬鞭でジャイロを打ち据えようとするが…
「くっ!…ムチが…」
 何とジャイロの愛馬ヴァルキリーがDioの鞭を口で奪い取ったのだ。そしてプッと横に吐き棄てる。3rd.STAGEラストで脚を傷つけられた恨みを晴らしたのだ。
『これがジャイロ・ツェペリか…!?何かが違う。こいつどこを見ている!?このジャイロの『眼差し』!?』
『このDioじゃあないのか?ジャイロ・ツェペリ、今どこを見すえている?』
 Dioを見ていないジャイロの眼差し。遠くに存在する「光」を追うマナジリ。
「だがしかしジャイロッ!そのラインは!やはり!やはりだめだッ!Dioが『ライン』をゆずるのは『ミス』った時だけだlッ!」
「『ミス』というのは心のゆるみに生まれるものだが君がそんなに接近したら!逆にDioほどのヤツなら!!」
 ジョニィ。
「逆効果ッ!Dio自身になんとしても『ラインを守るぞ』という決意をさらに強固にさsるだけだッ!」
「しかも近づきすぎだッ!ヒヅメのリズムが乱れたら君はクラッシュするぞッ!」
 降りしきる雨と吹きすさぶ風と同じく激しくなる「遺体」争奪戦。
「ヴァルキリーよォ〜〜〜〜、気にするなって!Dioのケツなんてよォ〜〜〜見なくていい。これはおまえだけのラインだ」
「オレらはよォー――、さらにもっともっとブッ飛ばすとするか」

 Dio、ジャイロ、ジョニィ。前世から因縁深き3人が一列に並ぶ。
「あの丘の上までには!!ぼくらの馬のどれかはつぶれるッ!」

今週のめい言

「光の中へ」


○遺体の部位の中でも恐らく「心臓」「頭部」に匹敵する重要部位だと思われる「脊髄」。それが他の部位と一緒になりたいためか空間を跳ぶという奇跡を起こした。ここで重要なことは、遺体の凄まじい能力もそうであるが「遺体が1つになりたがっている」ということである。

○ここで遺体への疑問をまとめてみましょう。

遺体への疑問
(1)1つになりたがっている遺体を誰がバラしたのか?
(2)1つになりたがっている遺体を何の目的でバラしたのか?
(3)何故に北米大陸にバラまいたのか?
(4)高い能力を持つ遺体の抵抗をどのように抑えてバラしたのか?
(5)複数の遺体を持つとスタンドはパワーアップするのか?
(6)遺体が1つになった時はどんな現象が起こるのか?
(7)遺体の正体は誰か?

○(7)の疑問は一応のせておきます(笑)。茨の冠、手に空いた穴、面長、1900年前の遺体…ここまでバレバレでも正体を隠している「JC」ですが、いざ正体を明かす時にどんな演出が行なわれるのか楽しみです。

○さて遺体の正体が「JC」としたら、思い出させられる1つのキーワードがあります。「復活」です。私が推論すると、遺体を解体して北米大陸にバラまいたのは「儀式」なのではないでしょうか。「JCの復活」は未だに為されておらず、この一連の「遺体を解体する」という非礼非情ともいえる行為は「復活のための儀式」なのではないでしょうか……そう第六部の「天国へ行く方法」のように。そう考えると疑問(2)(3)(4)は解けます。(2)(3)儀式に必要な行為。その推測で「緑色の墓標」を考えると、遺体を棄てたのではなく後から掘り起こすための目印ではなかったのではないでしょうか。(4)解体されたのは遺体の意志(もしくは同意)なのだろうから抵抗そのものがなかったでしょう。

○一番の謎が(1)である。アリマタヤのヨセフ?マグダラのマリア?私の予想としては一般的に「裏切り者」の代名詞として知られるイスカリオテのユダです。これについての詳しい経緯は後日にまわします。

○ブラックモア、なかなか凄まじい男です。彼に課せられたテーマは、その白土三平を思い出させる動きからも推察されるが、忍者でしょう。分身の術のような移動法、上からの命令を絶対遂行しようとする態度、自身の身体・生命さえも1個の物質として冷静に分析できる冷徹さ。自らの命のカウントダウンさえも淡々と言うくだりは戦慄ものです。

○瞬間移動するルーシーとそれを追いかけるブラックモア。そして全員が遺体を持つジャイロ、ジョニィ、Dio。この5人が会合する時に一体なにが起こるのか!?

○スタンド分析。キャッチ・ザ・レインボー(以後、CTRと表記)、典型的な領域強化タイプ。雨が降っていなかったら単なるお面お化けです。それにしても「水の場でパワーアップ」のスタンドは本当に多い!そしてビックリしたのが「遺体の脊髄」が行なった「瞬間移動」。ジョジョ界では非情に稀有な長距離瞬間移動ですが、もしこれが常なる能力となった場合は、初の本体ごと長距離瞬間移動できるスタンドとなります。分析しがいがあって楽しみです。

○最後に私事ですが、何気なくつけた7部スタンド解析のサブタイトルが俄然ピッタリとしてきたのが嬉しい限りです。ジャイロが見る『光』を私も掴めますように……ではまた!