今週の後書欄は全員が高橋編集長のお悔やみ文でした。1人だけ「チーズって牛乳から出来ているんです。知らなかったなぁ…」なんて後書じゃなくて残念なような安心なような。


‘03 11号  Act.150 シュンッ

ケース 1
「えーと、チョコレートナッツとぉ――――」
「キャラメルとぉ―――ストロベリーチョコチップとぉ――ミント!!」
「あとオレンジバニラくださぁー――い」
 これで400円!どこの国?
そんなことはともかくとして、山のようなアイスを乗せたコーンを片手にいざ!!
次の瞬間、全てのアイスが溶け落ちていた…。

ケース 2
「さああ〜〜みなさんッ!」
「音楽に合わせるんですよォオ」「ナワ跳びしますょオー」
 しかしCDから流れてくるのは高速テンポの曲。
素直に、曲に合わせてナワ跳びをする子ども達…当然ながら無理が生じる。ナワがグルグルと身体に巻きついて泡をふく子ども、ワンワン泣く子ども続出。
「律儀に合わせなくていいのよ!」「バカな子たちー――ッ」
 いや、その通りだけどさぁ……(苦笑)。

ケース 3
「あ……一たんCMです」「CMの時間です」「関連ニュースはCMのあとで」
「CMです」
 次々とCMに入る番組。CMをこなさないとスポンサーが離れてしまう。内容を放送するためのCMなのに、内容を潰してCMを放送するという本末転倒!
どうでもいいんだけど、ウド鈴木みたいなアナウンサーがラヴリィ〜〜〜。

ケース 4
 クシャミして出た鼻汁が即効で固まっている。
ところで、これって海外版ジャンプ?

ケース 5
「本日の東部、標準時間午後4時、イギリス・グリニッヂにある天文台は時計は決して狂ってはいない…ましてや天文台の原子時間は絶対正確である!と世界中からの時間が早くなっていないか?との抗議をしりぞけました」

ケース 6
「それではみなさん試験はじめてくださぁ〜い」
 ストップウォッチを押し、時間を計り始める試験官。
「はぁー―い終わりでェ――す」
 開始と同時に終了!

ケース 7
 トンカツに慎重にソースをかける男。ソースがトロォオ〜〜と糸をひいた次の瞬間、トンカツはソースの海に溺れていた。
「ウガ―――ッ」

ケース 8
「もしもし」「オレだけどォ―――かあちゃん!仕送り今月送金してくれたぁ?」
「え?吉村さん?あっ、すみません間違えました」
 これだけの会話で通話時間が6時間28分。通話料金31234円!

ケース 9
{本日すごい高校球児出現しましたぁ――――}
 投手の手から離れたボールが時間の流れに乗って凄まじいスピードになる。キャッチャーはよく取れるなぁ。

ケース 10
「やばいよォ―――」「原稿やばいよ―――」
「絶対落ちる、無理だ!」
「おまえらのせいだッ!アシスタントのおまえらがわるいんだ」
「おまえらの仕上げが遅いからだッ!」
 なんか誰かに似ていますなぁ…。
「まだ一枚ももらってませーん」

ケース 11
 おや?さっきのお姉ちゃん。ボーッとジャンプを読み続けている後ろで、時計の針が恐ろしいスピードで回っている。
「今度はあお向けでもう一回同じマンガ読もっとッ!」

ケース 12
「おいロッキー!!」「中から肉20sとって来いッ!」
「はいよ親方〜〜ぁ」
 あわれロッキーはカチンコチン…。

ケース 13
「すごいわケンイチッ!!もう4時間よッ!あたしたち新記録ッ!」
 少年誌ですよ〜〜(笑)。ますます少年は離れて行くような気がします(クスクス)。

ケース 14
 さっきの高校球児ですな。
{やっと打ったぁあー――――ッ}{しかしピッチャーフライィィッ!ー―――ッ}
 しかし今度は逆に自分がボールのスピードについていけず顔面でキャッチ。大怪我。南無三。
どうでもいい事ですが、ユニフォームには「JO」と刺繍が。

ケース 15
 高価そうな服装な婦人が小型犬をつれて横断歩道を渡っている。
グイッと引かれたので、犬が後ろを振り返ってみると…肩の下からバッサリと切断された右腕と宙に浮かんだ帽子のみだった。
そして次々と巻き起こる交通事故!自動車の速さに人間がついていけない。

ケース 16
「だっ、だめだッ!着陸降下のスピードがもスゴイぞ――――ッ」
「い…いえッ!でも計器類の数字は正常…」「いやまずいッ。上昇………」

ドグオォオァァアア

 ケネディ宇宙センターの上空を旋回していたヘリコプターが墜落炎上!
それを目撃する徐倫一行。
「なんだこれはッ!」

 大きめの石に頭をぶつけたエルメェスだがどうやら平気らしい。
急に夕暮れになった事から、時刻を知るため自分の腕時計を見る承太郎。
針が数倍のスピードで盤を回っている。

「まさか、す…すでに!!」「あの時からッ……」
「神父の能力がシャトルの時からすでにッ!」

「いろんなものが早く動いている……この世のものが……」
「き…機械だけはあなく、す…全てのものがッ……」
「まさかッ!これが能力の『完成』!!?」

 太陽が沈んでヤツの時間が来る…。
ヴィジターセンターの屋根がガラガラと崩れる。

「………………」
『なにもかもが早く動いている』『だけじゃあない……『時間』だ……』
『それも『加速』しているッ!』
『『時の流れ』がッ!どんどん早くなっている……この状況で……ヤツだけが…』

 加速している!何となく神父の狙いの第一段階が見えてきたような気がしますが。

『もしヤツの体だけがこの時間の加速についてきるとしたなら……』
『大いにありうる…ヤツはオレの投げた銛をかわした――(たぶん無意識で)』
『この時間の加速の中でヤツが動けるとしたなら!!』
『動けることに気づいたとしたら!!』

 それは大いにマズイぞ。
「徐倫、逃げるぞ……」
「この場所はまずいッ…この場所にこうやっていることは…」

シュンッ

 来た!!気配を感じる承太郎と徐倫!
「どこかはわからないが隠れながらこっちに近づいてくる」

「スタープラチナ・ザ・ワールド」
 気配を感じた承太郎が時を止める。柱の陰にいる神父とスタンドを認識する。
しかし加速する時間の中、停止可能限界までも短くなっている。わずか2コマ!!

 承太郎を屋根に引き上げるダイヴァー・ダウン。すでに全員が屋根に登っている。
「ところで……おれは全力であなたのお嬢さんを守ります」
「すでにのっぴきならない事態に陥ったようだが、この闘いは生き抜く……」

「だからお嬢さんとの結婚をお許しください」
 お前…徐倫本人に結婚の意思確認してないのに親のところへ行ってどうすんだよ(笑)。

今週のめい言

「お嬢さんとの結婚を
 お許しください」

○最後の最後でオイシイ所を持っていったアナスイ。来週の承太郎の態度なんですけど、とりあえず無視するのではないでしょうか。理論派の承太郎ですから、「良い年の娘が誰と付き合おうと親が口を出す事ではない」と考えながらもやはり「娘愛し」という事で…。まぁ複雑な親心というやつですね。

○そういえば私の親父様が、姉がいつまでたっても同棲から結婚に進まないのを気にしつつも気にしていない振りをしているのは…チョイとカワイイかな。

○ケースが後半に進むにつれて笑えないものになっていくのが、おも…(ゴホゴホ)もう心配でドキドキです。

○子どもがヒドイ目に会っているのは、おも…(ゴホゴホ)もうかわいそうでウルウルです。

○神父の目的…『天国』の狙いが何であれ、まず第一の段階としてこの現象が生物の根絶であるのは間違いないでしょう。もしかしたら一歩進んで、魂を剥き出させるのが目的かもしれません。

○荒木流切断された腕の見せ方…まず無傷の指先を見せておいて実は腕だけ。しかも無事だった時と腕の置かれ方が一緒だったりするので、あるべき物がないというさらなるショックを受けます。調べてないのですが、吉良が恋人を吹っ飛ばしたぐらいから確立した見せかたなのでは?

○どうも予想としては、神父が倒されるのは『新月の時』なのでしょうねぇ。このままガンガン時間が進んで36時間後なんてすぐだろうし。

○新スタンド名を予想してみよう!前回はクラシックから「運命」と予想しましたが、次々と予想してみます。

○第6部でキッス、クイーンと来たのでエアロスミスから選んでみましょうか、アルバム名から「パーマネント・ヴァケイション」。宗教色を彩るということで「ナンバー・オヴ・ザ・ビースト」(アイアン・メイデンのアルバム)。最近、5大ドームツアーをやったことですしボン・ジョヴィから「クラッシュ」…ってカブッテイルじゃん、あのサメと。それでは「バッド・メディスン」「ニルヴァーナ(輪廻)」…は仏教だから違うか…。全然あたる気がせん!

 ではでは。