「偶然急所をはずしてしまったのかッ!」 「だが、まさか……また『ジョースターの血統』が…………『空条の血』が!」 スペースシャトルが建物に突っ込んで横たわっている。しかし、スペースシャトルが突っ込んでも立派に立っている建物は天晴れな施工です。 そして現在の各人の状況を表す画。一番気になるのは「生死不明」のエルメェス…いつ、どのタイミングで出るのか?ところで「ザ・」キッス? 「なんとしても空条徐倫だけはここで決着をつけなくては…」 依然は神父は自分が“悪”である事を自覚していながら、尚その行為をしていると思っていました。しかし違うようです。いや、少なくても承太郎の記憶DISCを手に入れるまではそうだったのかもしれません。ただ『天国』を知ってから(どうやら具体的に何が起こるのかは知らないようですが)それを体現することが至上になる。これを邪魔する者の方が神父にとっては“悪”である。ただ、神父が自分の“正義”を宗教から『天国』に変えたからと言ってそれは問題ではない。十人居れば十個の“正義”があるのは当然ですから(だから闘いが生じる)。問題があるとすれば、どうやら神父がそれを全人類に押付けようとしているところでしょう。それこそ“独善”、余計なお世話というヤツです。 「近い…」 神父の背後に存在するアナスイ。上目づかいで神父を睨みつける。 「下がれ…おまえはわたしにとって試練の内にも入らない」 アナスイの頭骨が裏返り始める。と…髪の毛が外れる…ニセモノ? 「おまえの『重力』のせいで死亡した観光客を……」 「射程内に入ったッ」 ボボボボ ベコ 顔の右半分がベッコリと凹む。 「おまえはわたしにとって釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらない」 だがC−MOONの追撃! ヒタア 神父の顔をツルリと触る何者かの…いや蝶のタトゥーから徐倫とわかる。 「うおおおおおお」 血の手形。 「血だ…。だが負傷しているのも間違いない……」 今度は徐倫がしかける謎!解けるのか!?
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今週のめい言 「顔を…触られた…」 |
○ヒタリと神父の顔を触る徐倫。手足などの末端などしか見せない事で本体がどうなっているかという好奇心を生み出す。後ろから顔をヒタリと触られたら、日常生活でも敵意を感じます(というか、気持ち悪い)。しかしよく後ろを取られる神父。結果的には上手くかわしていますが、やはり戦闘に関しては徐倫、アナスイなどの経験を積んだファイターに一歩遅れを取っている感じは否めません。いくら強力な接触破壊能力を持ったとはいえ、策謀を用いてフィクサー(黒幕)的なホワイトスネイクから積極的に殴りつけるC−MOONへの戦闘スタイル変換…神父の経験の無さが付け込む要素かも。 ○神父の背後…顔を触れる所まで接近しながらも攻撃をしなかった徐倫。これは非常に不自然。つまり徐倫にはストーン・フリーで殴りつけられなかった理由があり、それはもちろん心臓にC−MOONの拳を受けながらも生存していることと関係しないはずがない。一応、いくつか予想を挙げましたがどうもいまいち「重力を封じる方法」とまではいかないのがネック。もっとも承太郎の言った「重力を封じる方法」という言葉自体がブラフ(引っ掛け)の可能性も有るかなぁ…。 ○ところでキャラ状況の承太郎、学生服着ていませんでした。若返り? ☆アナスイは殺人鬼ですが快楽殺人者ではないです。快楽殺人者を簡単に言うと「サディスト」なんですよね。人に苦痛を与える事が「悦び」である。ジョジョの中で快楽殺人者を挙げてみると……アンジェロこと片桐安十郎、吉良吉影、チョコラータ…でしょうか。切り裂きジャックは「怒り」によって殺人をしていた感じです(もちろんジョジョの作中の話ですけど)。アナスイはDIOに似たタイプ、人を殺すのに崇高な目的も俗世的な理由も必要とせず、邪魔な本を横にどける程度の感覚で人を殺す…心を揺らす事はない。 今日はここまで。ではでは。 |