乙女の柔肌もなんのその。ブラックジャックばりの縫合後を残しつつも微塵のひるみなし!
オオオォオォオオオォオ ゆっくりと腕をまわし構えるNEWホワイトスネイク(以後、NWS)。 「エンポリオ登りやがれッ!」 ドシュウ! まず挨拶かわりの左ジャブ!軽くスウェーしてかわす徐倫。 ゴォアァ ドオン ドォンドン スライディング気味の下段攻撃から宙に跳んだ徐倫へパンチの連打。 グニャアアァァ チケットボックスが飴のように曲がりながら崩れていく。曲がって丸まった鉄骨に足を巻き込まれ身動きがとれなくなる徐倫。 ここで『自動追跡型』の説明が入る。『自動操縦』という言い方の方が好きですけどね。第6部の中では『自動追跡型』の説明は初めてではないでしょうか。まぁ、自動操縦型スタンド自体が滅多に出てきませんから。……今ちょっとリストを見てみましたが第6部では自動操縦スタンドはいないです。自動追跡するスタンドはいます。まぎらわしいですが、つまり自動追跡するだけでは『自動追跡型』ではないという事です。これはまた後で。 『こいつは『遠隔操作型』だッ!』 『神父はヤツの目でここを見ている!』 徐倫は気付いていないようだがヴィジターセンターの奥に人影がある。狂ったはずの重力の中で地面に立っている。 「くらえ!『ダイバー・ダウン』!」 果敢に攻めるがアッサリ迎撃されるアナスイ。地面から剥がれたタイルをブチ当てられて、水平に落ちてしまう。 「『ストーン・フリー』」 「ロープにした糸をあの『手』でつかまえられたら……おねえちゃんッ!糸は『裏返って』ボロボロに飛んでしまう!」 言い出したらやめない、走り出したら止まらない、そんな徐倫。だが鉄骨から脚さえ抜いていない不利な状態。 「うわぁああ、つ……つかまえられた――――ッ」 ロープをガッシリつかむNWS!導火線を走る炎のようにロープが裏返しを開始する。
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今週のめい言 「オレはオメェより徐倫の 援護のためにいる」 |
○ク〜〜ッ!カッコイイぞアナスイ。一度は言われてみたいセリフですなぁ。でも結果があれでは……(哀)。 ○とは言っても来週の鍵キャラになると睨んでいますけど。さて糸を束ねたロープを「裏返す」手でガッシリと掴まれたこの状態。(1)このまま左手が吹っ飛ぶ(2)吹っ飛ぶ前にNWSをぶっ飛ばし能力解除…。そして(3)として左腕全部が吹っ飛ぶ前にアナスイが裏返る前にロープを途中から切断、ニッコリ笑いながら水平落下。さらばアナスイ!! ○エルメェスと被るからないかな。 ○(4)として神父の体調がまた悪化してしまい、NWSが撤退を余儀なくされることも考えられます。神父の最終目的地はシャトルの発着場のはずですから(そこが一番引力が弱いはず)。時間まで解散、現地集合ということで。(5)よく考えたらあのロープは糸がより合わさった物だから、また糸に解体することで「ロープとしては裏返ったが、糸としては無傷なのでノーダメージ」……それは都合よすぎか。 ○『自動追跡型』または『自動操縦型』。本編で挙げられている特徴としては(1)本体から遠く離れられる(2)しかしパワフル(3)そして自動的に標的を攻撃の3つである。特に(2)のパワフルというのは意外と厄介で、これによりグーグー・ドールズやヨーヨーマッは『自動追跡型』から外れてしまう。このPAGEでは「攻撃スタイル」という項目で『近距離パワー型』という分類を作っていますが、これは厳密には『直接攻撃型』の一種であり、その中でのブランド的な要素を持っています。それと同じく『自動追跡型』は『遠隔操作型』のブランド的な操作方法なのでしょう。なお、このPAGEではさらに『命令遂行型』という操作方法も分類していますが、簡単には上記の『自動追跡型』の三条件から(2)を引いた物と思っていただければいいです。 今日はここまで。ではでは。
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