「ひ…右手があああああああッ!」 「CUJO……JOLYNE」 「エンポリオッ!アナスイの所へ逃げろオオー――ッ」 いち早く察知して迎撃する徐倫。弾け合って、再び間合いが開く両者。 拳が触れた物…スパイク、髪、鋼管(パイプ)が全て裏返る。 人間くらいの質量の物に裏返る程の重力があるの?まぁ、そこはスタンド自身の能力攻撃かな。 「これがケープ・カナベラルの地に影響を受けた『新しい神父のスタンド』……」 「おねえちゃんまた来るぞォオオーーーッ」 バリィィイン やった!チケットボックスを突き破った!プチ予想的中!! 再びNWSのラッシュ!しかし右に左に襲い掛かるNWSのパンチをスウェーにダッキングとこんにゃく戦法よろしくかわす徐倫! バギョ グキョ グキョ グキョ ベキョ 嫌〜〜な音を発てて徐倫の左足が裏返るはじめる……。 「パニくるな……エンポリオ」「あわてなくっていいわ……」 「やれやれだわ」「もっとも傷口は糸で縫わなくっちゃあいけないようだけど」 リンゴを食べた後という感じでたたずむNWS、歯茎から血。傷口を糸で縫合する徐倫。
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今週のめい言 「CUJO…JOLYNE」 |
○会話をするスタンド特有の(宇宙人もか)カタカナ言葉は「異質なもの」というのを表現しているのでしょうが、ここにさらにアルファベットを混ぜる事でもう一段階「異質なもの」に磨きがかかっています。単純に「徐倫」のふり仮名が「JOLYNE」なのはカッコイイなぁと思っただけというのはナイショですが。 ○「裏」の裏は「表」。言われてみれば当たり前なのですが、なかなか思いつかないものです。触れられたらヤバイという事は徐倫も気軽に糸を飛ばせないという事になるのですが…。拳を封じることを目的としなければ、糸を攻撃されて逆に徐倫がダメージを負いますから。 ○重力を制御しての上下左右からの攻撃は、やはり障害物の多い屋内の方がバトルは楽しそうです。よってNWSは一度撤退して、ヴィジターセンターへ徐倫たちを誘い込むのでは。ワザワザ徐倫を神父へ近づけるというリスクを負うのかどうかという問題がありますが、NWSは建物内へ行くと予想。 |