‘02 03号 Act.99 これだけ |
一部で大人気の『七不思議おばさん』、再登場。 食堂で昼食の弁当(実はグェスのもの)のチーズ味のペンネ(実はグェスの大好物)を食べてる徐倫。 ミューミュー! 「座るわね」 『誰だっけ……こいつ…あたしのことを知ってる…』 ドグシャアァ いきなり靴を弁当に叩きつけゴキブリを昼食に落とすミューミュー。 「なにしやがんだてめー――ッ」 「マスタードかける?」 「おいしいわ……ありがとう」「ところであんたの名前は?」 特別懲罰房で虫のたかったご飯を食べていたが今回は虫ごと食べるハメになってしまう徐倫。しかしたったあれだけで記憶を失ってしまうのでしょうか?生活に支障アリアリなのでは。 「あらッ、ごめんなさい!汚しちゃったわ!」 身体にかいてるメモをあらかた消してしまうミューミュー。本当の狙いはこれだったのか…。 「『ジェイル・ハウス・ロック』」 『必要なことはなんだ?』 『……それだけでいい!』 ドキューーーン なんと糸で自分の肌に文字を縫いこむ!! 一方、エンポリオは…。 バチィィッ 「の…飲み…『水をこ…こぼしてしまった』」 エンポリオがダメージを負っている!敵の攻撃か? 「『徐倫おねえちゃんに伝えなくてはいけないこと』があるッ」 バリバリバリ……… かつて太宰治は物の名前を「喜劇的」と「悲劇的」に分けるゲームをしていたが…もはや喜劇を通り越した悲劇である、超喜劇とでも言うべきか。……。覚える事ができないので同じ失敗を何回もくり返す、エンポリオのように生命に関わる事態にも発展してしまう。
「待てよ」 立ち止まるミューミュー。 『今消してやった徐倫の腕にそういう名前が書いてあったな………』 「ま…だがもっとも、誰だろうとこの『ミューミュー』にせまって来る者など存在しないし、ここを脱獄など誰にも出来ない」
ミューミューはエンポリオを知らないのに何故エンポリオは攻撃を喰らっているのだろうか?鉄格子にでも触ったのだろうか?そしてエンポリオの身体のメモに数字の羅列と「プリントアウト」の言葉がある。「大切な事」とは何か?今週はなにやら難しいぞォ〜。 ○今週、何に一番興味を惹かれるかというと…やはりエンポリオが握っている情報は何か?でしょう。忘れてはならないのが「プリントアウト」と「826542765111」の数字。パソコンのパスワードであろうか?考えられる情報は(1)真の看守、その人数…(2)地獄の門の開け方(開ける条件)…(3)ミューミューの倒し方。(4)としてニンニクの皮の簡単な剥き方、(5)合コンのお誘い、(6)告白に対する決然とした断り。(6)は辛かったなぁ〜……まぁ、わたくし事でした。○さて、さらに謎なのがエンポリオはしっかり能力にはまっているのにミューミューはエンポリオのことを知らないという事です。顔は知っていても名前は知らないということもあるでしょうが…やはり刑務所にはいるはずのない「子ども」、そんな目立つ存在の名前を知らないということはないでしょうからエンポリオの情報を全く持っていないと考えるのが自然でしょうね。 ○今週のミューミューの説明によるとジュエル・ハウス・ロックの能力は「脱獄しようとしてそれが潜む鉄格子に触れた者は(以下略)」ということですが、考えられる可能性としてジュエル・ハウス・ロックはあの一体だけではなく複数いて、脱獄時に通りそうな鉄格子に常に潜んでいるというもの。あの脳ミソお化けみたいなスタンドがイッパイいるというのも想像するとヴィジュアル的にちょっとクル映像ですネ。 ○私の予想するミューミューの倒し方としては、徐倫の身体に「12時ちょうどに時計に一番近いやつを殴れ」という風にあらかじめ指示を出しておき、グェスの力を借りてその状況にミューミューを追い込むというものです。 ○あいかわらず外れそうです。 ○前にミューミューは真の看守ではないと予想していたのですが、「記憶を封じて脱獄をさせない」って能力は真の看守っぽいですよねぇ。う〜ん……でも引き続きミューミューは真の看守ではない。そして真の看守は1人という予想を継続! ○なんとかエンポリオの元へたどり着く徐倫。「エンポリオが倒れている(記憶1)」近寄る徐倫、感電、ビリビリ!「水がこぼれている(記憶2)」「電気がもれている(記憶3)」「コンセントが抜かなくては(記憶4)」「エンポリオが倒れている(記憶1)」近寄る徐倫、感電、ビリビリ!「水がこぼれている(記憶2)」……以後、永久感電。 ではまた次週!
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