‘01 44号 Act.87 追いつく方法
オープニングは徐倫たちと「緑の赤子」の現在の状況。非常にわかりやすい良い絵です。簡単にまとめると「緑の子」に近づく程、反比例してサイズが縮む。 「待て徐倫!」 アナスイの言葉に周囲を見る徐倫。近づいてくるのは訓練されているであろう犬が数匹。もはや「緑の赤子」をジックリ観察する時間もないことになる。ボートを使って一時撤退しようというアナスイに対して徐倫は、 「アナスイ…刑務所中があたしたちを探しているというなら……正体はわからないがあの『ホワイトスネイク』!」 ホワイトスネイクはこの現象の解答を知っている!読み返してみると「DIOの骨」から何が産まれたのかは知らないらしいが、その能力はわかるということか。まさかこの「近づけさせない」能力が「天国へ行く方法」ではないだろう。う〜んコンガラガッテ来たぞ……。まとめてみよう。 神父は「承太郎の記憶」より「天国へ行く方法」を知っている。しかし「天国」が何かを知らないのだ。これは7(70)巻にホワイトスネイクとスポーツ・マックスの会話から推測される。「骨」にリンプ・ビズキットの能力を付与したところ、それをキッカケとして「骨」は暴走ともいえる行動を示した。これにより神父は、「承太郎の記憶」により知りえた「天国へ行く方法」が実在している事を確信し、「骨」の行動より「天国」を見ようとする。「天国へ行く方法」を知っている神父がなにゆえに自分に施さないのか……という疑問も「天国」とはいったい何かを知らないというなら不思議ではない。誰にも正体を明かさない神父が石橋を叩いても渡らない慎重さを示したと考えられる。 「よく考えずにあの「能力」に近づくのは危険だ」 『………『集中力』………か……』 徐倫たちの周りの景色が巨大化している。赤子の能力はやはり無機物には影響しないようだ。ということは、石を投げて赤子にぶつけたらどうなるんだろう?でもこれでアッサリ終わられてもねぇ……。サンのスタンド使い並みにガッカリです。 「『ストーン・フリイィー――ッ』」 オォっと、糸を伸ばす徐倫!私の考えでは距離が伸びるのは「歩幅」が縮むためなので、宙を走る「糸」は影響を受けないと思っていたのですが…… 「だめだッ!徐倫ッ!」 糸を放出し過ぎて身体がスカスカになる徐倫。耳が落ちかかっている。リンプ・ビズキッド戦では忘れられていた設定でしたが……。 「納得できないッ!」 気持ちはわかるぞ徐倫!だが、あまりに無謀!!そして、今度は上空からの接近を試みる徐倫。実は私はこれこそが赤子に近づく正解なのではと睨んでいたのですが………。 「飛びたい女」徐倫…「緑の赤子」へダイヴを敢行!!しかし異変が………。 『なんだ!?糸が引っぱられている……!!』 ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ 糸を伝って来る何か……。ネズミ!? 「アム!アムウッ!アムウッ!」 『ま…まさか!こいつがあの緑色の赤んぼうのスタンド!これがスタンドの「姿」!!?』 『パワーまでだ…(倍…倍)……で…』
あのスタンド!最初みた時はネズミかと思っちゃいました。いや、絶対「緑の赤子」は仲間になります。少なくてもラスボスではないですよ。だって、ラスボスの雰囲気じゃないもん、あのデザイン。仲間になるデザインです。よくよく考えれば、背中の星のアザというのはジョースター家の証なのだから仲間となってもいいのでは。 「緑の赤子」の能力、どうやら隙はないようである。上空からの接近も許さない。次週は落下し続ける徐倫をアナスイが捨て身で助けるという事であるが……。「落ちつづける」。上空からの接近となれば、地面につかないかもしれないということはだいたい想像できていましたが、まさか本当にこれを体現するとは……これの脱出方法と問われると……う〜む。「上空は弱点」なんて思考は逃げていたといえるでしょうね。 捨て身のアナスイ。徐倫の後から飛び込んだアナスイが徐倫を上空へ投げ返す…というのがベタな予想である。とりあえず赤子のスタンド名は「イーヴィル・エンパイア」と予想! ではまた来週…。
|