‘01 39号 Act.83 追跡センサー
「徐倫は艇(ボート)の先にいる!!」「おめーは船尾だッ!」 徐倫の独白。 「スミに寄ったら隠し持っているものを全部出せ!」 「ヨーヨーマッ……」 ヨーヨーマッの行動の間にもあアナスイの耳からコメカミ、頬へと穴が開いていく 「徐倫から離れてろッ!」「伏せてるんだ!もっと離れてうつぶせになってるんだッ!」 『違う……!!「持ち物」じゃあない』『そして離れるとか距離も関係ない…』 「自動追跡のスタンド…攻撃目標は固定されているというわけか?」 「はい……完璧に固定されています」「空条徐倫に最初に触れた時からです。ヨーヨーマッ」 ヨーヨーマッの強気な発現に「フザケンなっ!」と言わんばかりに水平チョップを繰り出すダイヴァー・ダウン。ヨーヨーマッの角がビール瓶切りのごとくメッキョリと折れる。「竜虎の拳」ならば気力ゲージがアップしているところです。 しかしヨーヨーマッの攻撃は終わらない。右足右腕にボツボツと穴が開く。倒れている徐倫の右手にも穴が開く。 「ヨーヨーマッ……まだ理解できませんか?」 『この「艇(ボート)」を…アナスイ…艇を止めるべきかも…』 「よし立て!」「次は運転席に行きな…ボートのスピードを上げろ」 『違う』『……逆よ。艇は止めないと!』 ボゴン アナスイの右目に穴が!(ひぃぃぃぃぃ〜) 「はい……だんな様」 何故か立ち上がれない様子のヨーヨーマッ。偶然なのか、手前でひっくり返っているカエルと動きがソックリである。クルッと回って体勢を直すカエル。だが同時にヨーヨーマッも同じやり方で仰向けになる。 「ハァ…ハァ…ハァ…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…… 『えと…えーーと!?』 「徐倫、どうやら止んで来たようだぞ」 運転席に跳び乗るヨーヨーマッ!その勢いで(?)ピョンガピョンガと跳びはねる。そのままプロペラに突っこむ! ドガガガガガガ 「ウギャギャギャゲゲゲゲェェ……」 頭をすり潰されて吐き出されるヨーヨーマッ。 「『ダイバー・ダウン』」 ヨーヨーマッの角の内部のコードらしき線が、剥き出しにされているカエルの脳に埋め込まれている。 「えーと…えーと…なにするんだっけな?」「!!」「そうだ!」 『ヨ…ヨダレを舞い上げてアナスイを攻撃をしなくては!……』 「でも思わず鳥にビビッちまうぅぅ―――――ッ隠れろ!隠れろッ!」 広末涼子もビックリの奇行を見せつけるヨーヨーマッ。 「傷の手当てには『F・F』が必要だ……あとは「DアンG」を仕止めて戻るのを待つだけだ」 |
先週の最後にチラリと書いた展開になりそうです。さて、チョット尻すぼみ気味なヨーヨーマッでしたね。F・Fとホワイトスネイクに完全にウェイトが移った感じです。ほとんどカエルの思考になってしまったヨーヨーマッは無害化してしまったため、後はDアンGの落命を待って「緑の子」を奪還するのみでしょう。 さて気になるホワイトスネイクとF・F、DアンG。私の予想では、F・Fは神父を怪しみながらも徐倫たちのことが心配なのでDアンGの狙撃を優先させるでしょう。しかし、DアンG狙撃の際に外れたF・F弾の弾丸を観察されて神父にエートロがフー・ファイターズであることに気付かれる。正体を知られなくたい神父はこの場ではとりあえずF・Fを見逃す。だが、自分の傘下にいるスタンド使い全員を使い徐倫グループを襲撃!真の目的は混乱に乗じての「緑の子」の奪還と、全てのスタンド使いの抹殺。自分が生み出したスタンド使いさえも敵にまわることが解かったホワイトスネイクは全てを破棄することにしたのだ。GDSt刑務所が血で真っ赤に濡れる……。でもジョジョには集団戦なんてないか…。後半は妄想になっちまいましたね。 改めて予想すると、この場はDアンGの暗殺が成功して終わり。 だがF・Fが神父への不信を持ったことは大きいと思う。次のエピソードは徐倫、エルメェス、F・F、エンポリオ、ウェザー、アナスイが揃い踏みすることから始まるでしょう。そしてサヴェッジ・ガーデン作戦の場合と合わせて神父の調査に乗り出すのではないでしょうか。 |
後、追跡センサーって何?な〜んか唐突な感じで出てきたし、ヨーヨーマッの撃退法も強引に感じたな。センサーがカエルにツナガッタからって、センサーが壊れるだけで逆に徐倫を追跡できなくなるだけなのでは。などと、ネガティヴなことを言ってもしょうがないので理論を考えてみましょう。
ではまた来週! |