‘01 29号 Act.74 離れる!
アナスイ疾走!ケンゾー驚愕!F・F生還!徐倫、完遂! 「徐倫!きさま勝ったつもりか!それでわしを負かしたつもりかァァァ―――ッ」 『『龍(ドラゴン)』の中に……!!あたしの『ストーンフリー』の糸が……』 そう…徐倫はすでに龍の示した大凶に触れてしまっている。 「攻撃は絶対ッ!大凶は今決定されたわいィィィ!!」 烈海王ばりに脚を拳として徐倫の喉に叩き込むケンゾー!! 「勝ったぞオオオオオオオオ」 なぜか俯瞰で徐倫とアナスイを見ているケンゾー。どうやら、ケンゾーの仕業ではないらしい。ゴギンっなんて頭をぶつけています。そんなケンゾーをホットイテ王子様よろしく徐倫を抱きかかえるアナスイ、お姫様にしては顔が怖い徐倫。キスなしでも息を吹き返す徐倫。 「お…おい」「!?」「め…命中したよな…?龍の夢(ドラゴンズ・ドリーム)…」 自分のスタンドと緊急会議を始めるケンゾー。容姿とあわせてかな〜り危ない人になっている。 「アア!確カニ徐倫へとどめはブチこんでタゼ」 アナスイがケンゾーに向かって階段を登るそぶりをみせる。 「龍!『安全方角』を教え……」 焦ったためかしがみついてた階段の手すりから手を離してしまうケンゾー。 「??」 「ソノ言葉ハ オレが言いたいぜ。離レテ行ッテルノハ アンタの方だゼ…」 バシイイ 床に両足から落下するケンゾー。 ボよオォオ〜〜〜ん ?え?………エコーズACT.2…? ボよオ〜ん ボよオ〜ん ガシィッ ひとしきり跳ねた後、壁にしがみつくケンゾー。 「なにをしとるッ!?『方角』を教えろと言いっとるんじゃあッ!!」 「ダカラ離れテ行ッてるのはアンタの方だ!じじい、あんたの脚!」「ナンカスゲエ妙ダゾ…」 言われてみればケンゾーの脚が変形しているような…ケンゾー自身もそのことに気付く。 それは…徐倫の身体から姿を見せる…それは…。龍も気付く。 「ア…アレハ!?」「ナンダ!?」 「『ダイバーダウン』」「肉体そのものに『潜行』させた」 淡々と語るアナスイ、いつのまに!?そしてコチラも大変なことに… 「げぇ…なんじゃあああっ!?これはああああ」 ズボンを破り脚を露出させるケンゾー。脚がらせん状にねじれ変形している…。 「ぎゃああああああああ」 びよオオ〜〜〜ん 再び宙に投げ出されるケンゾー。うっ、脚の肉が破れ骨がトビダス!! 徐倫の独白。 痛みを感じてないの?隕石が当たっていたときに「うわああああ」とか言ってなかったけ? そんなこんなでF・Fもムクリと起き、珍獣を黙って見る。ケンゾーの変形がついに腰にまで及ぶ、 「わしの腰までがああああ……!?」 「……」 徐倫独白。 「それだ…」 ………。「ハンティングってガール・ハントですかぁ〜。オレ純愛タイプだからなぁ〜」とちょっと赤くなっていた仗助がなつかしいネ。とんだプレイボーイだ、アナスイ。 ガボオオッ なぜかあったバケツにストライクするケンゾー。 「安全方角は寅の方位で、ラッキーカラーはセルリアン・ブルー…なんだけどサァ…」 ガタン ゴロゴロゴロ… ケンゾー(78歳) そして次回、アナスイVS.4人目の男の闘いの序章…のはずだが次号予告が気に掛かる!
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