‘01 27号 Act.72 死刑執行(エレクトロキューション) 久々のカラー絵です。いやぁ、この絵はすごいイイです! 今回は荒木先生お得意の「絵の中に文字を散りばめる」でしたね。壁に描かれているペインティングを読んでみるのも楽しいです。個人的には「thanx」の前に何が書いてあるのか気になりますが…。 「折れない」気持ち マッハで成長中!! では本編へ!
「追いつめられて自分から龍(ドラゴン)の「攻撃方向」にッ!!」「「攻撃」は『決定』されてしまたんだぞッ、F・F!」 両腕を龍に差し出したF・F…。その背後からケンゾーの蹴りがF・Fを襲う! バグオオァン しかし忽然と姿を消すF・F。 「……………」 アナコンダに呑みこまれた子鹿…。そんな感じで何かがホースの中を蛇口に向かって進んでいる。これはF・Fか? 「なんとしてもF・Fは水が必要なようだな」アナスイが話す。「攻撃が決定するよりも大凶に陥るよりも」 「ホースに体をいれるため、あえて両腕をとったのか…」 後少し、後少しなのに…。殴られて後ろに吹っ飛ぶF・F!!そう、殴ったのはF・F自身の左腕…。龍に差し出した腕である。結局、F・Fは水に触れられない! 「あんたの腕だ…」言ったのは龍「暗殺風水の開始だ」 「どうやら「水」を手に入れたかったようじゃが、おまえの有利になるようにはもう絶対にならない」 ホースを身体にからませて、宙に浮いたF・Fは鉄柵を乗り越えて階下へ落ちていってしまう。 「み…「水」が手に入らなかった!?」「さ…触れもしなかったのかッ!?」 「この懲罰房棟の下階には「執行室」がある。」 冷徹…、感情を全く表さずこれから起きるであろうことを淡々と語るアナスイ。 「プラクトンならなおさら一瞬で全滅だろうな」
バグゴオォオオン 「うげ」 2つ下の階に落下して、手すりに身体を強打してしまうF・F。思わず白目をむいてしまう。 残り15秒!!…14…13… 「く…くそっ!!」 ここでF・Fがおっかかっていたものが明らかに…。これは、もう、そのものズバリじゃないですか! 「うおおおああああっ」「ま…まさかこの「イス」はッ!」 そのまさか!アナスイの読みのとおり、電気イスがF・Fの眼前に!!あわてて電気イスから離れようとするF・F! そして電気イスの在る部屋にもカウントダウンのデジタル時計あることにF・Fが気付く! …10…9…8… 「な…なんだと〜〜〜〜ッ」「もしかして既にスウィッチがッ!!」 「ちくしょうおお」「そうはさせるか―――ッ」 自分を引っ掛けたベルトを引きちぎり壁に投げつけるF・F。 「わああああああ」 「これからのわしの攻撃で…おまえがどんな最期を遂げるのか……」ケンゾー、龍と共に登場。 構えるF・F!そしてすぐさま攻め込む! 右手を拳銃化するF・F。風水ステップを行うケンゾー。 F・F弾を放つF・F。 当然ながら弾丸は当たらない。 ズルゥウウウウゥゥ バッ 鉄筋家族ばりにズッコケルF・F!!大回転してしまったその先は、電気イスにストライクで着席してしまう!! …2… 「ドウヤラソコニ座るッテのハ確実ニ決定サレテイルヨウダナ」 「うおしゃああああ」 ズドッ ズドッ ズドッ 右、左、膝によってアッサリと迎撃されてしまう。 …1… ドグシャァァアアアァ ケンゾーの右蹴りがF・Fの胸に命中!!F・Fを電気イスにくぎ付けにしてしまう!! そして …0
うっす、では先週の予想の結果からじゃーーー! 別れ際の「来週には決着がつきそうですね」まで、もれなく外れました。やれやれ… さて来週の予想!電気イスに釘付けにされ、しかもカウンターは「0」となってしまいましたが、いったいどうなるのか?これは4つ考えられます。ちなみにアナスイは絶対に手を貸さないでしょう。 (1)電気は流れない。すでにF・Fがなんらかの細工をしており、電気は流れない。だが、あれだけの大凶の中では何をしてもうまくいかないはず。つまり無駄な努力となるはず。80%ないと考える。 (2)F・Fは電気イスから逃れる。自分の中では五分五分な感じ。でも今回はこれを採用しない。 (3)死滅。欄外の来週の予告からも、なんか…F・F殉職の匂いが……。自分的には生存確率3割かな。いやいや、F・Fを亡くすのはもったいない!必ず奴は生き残る!!死を賭して徐倫に残したものぉ〜?絶対予想しない!! (4)電撃を喰らうが生き残る。逆転があるとすればこれではないだろうか…。電撃を喰らうまでが大凶、家に帰るまでが遠足である。何らかの方法で電撃をやりすごせば、大凶はリセットされるはずである。ではその方法とは何か!? |