スタンド名  アンダー・ワールド 
本体名 ドナテロ・ヴェルサス
具象化法 幽体
操作方法 遠隔操作
戦闘スタイル 能力攻撃型
 破壊力 −  射程距離 −   敏捷性 − 
 念動力 −  能力射程 −   移動力 − 
 精密性 −  不死身性 −   防御力 − 
 自在性 −  難攻不落 −   持続力 − 
能力 掘り起こす
 地面はその上で起きた出来事を事実として自らに刻みつけ、「記録」している。アンダー・ワールドはその記録を掘りおこし事実を再現する。ただし完全に事実がリプレイされるわけではないが、事故や事件のダメージは完全再現されるようである。生者がそのダメージの記録に巻き込まれると、事実と同程度のダメージを受ける。


穴をキッカケとしてスタンド名通りの地下世界(アンダーワールド)を創り出す。
解説
 身体性能についてはあまり活躍の場がなかったので今までのスタンドの傾向を適用していく。
 アンダー・ワールドは人型細身の容姿をしており、能力でのダメージを主にしているので接近戦を得意とするタイプではない。よって念動力、敏捷性は。遠隔操作なので射程距離は、移動性は。人型細身なので精密性は、不死身性は。旅客機の墜落さえも再現できる破壊力は、再現できる「記録」も多岐に渡り自在性も高いが記録を利用できる条件として(1)距離的制限(2)知識的制限がある。(1)は利用できる記録がオーランド付近に固定されている場合と、ヴェルサスの移動によって利用できる記録が流動的に変化する場合の二通りが考えられる。後者の方が自然のような気がするのでこのPAGEでは後者を採用する。(2)はヴェルサスが、当然として起きた「事実」を、さらに「再現する事実が起きた時間」を知らないと記録を利用できない。万能と思われていたアンダー・ワールドだが、前段階としてヴェルサスが自分の居る土地を熟知する必要がある…水を利用するクラッシュや電気を利用するRHC・ペッパーのように実は地域制約型能力である。自在性はと判定。防御力は比較的高くなく、相手の攻撃を予測してカウンターとして能力を使用する必要がある、防御力。能力射程はその破壊力に反比例して広くないと思われる、造りだした穴の空間くらいと考え判定。作中では再現した「記録」にタイムリミットがあったが時間制限のない「記録」なら持続力は高いだろう、判定。難攻不落度は、脱出の困難さやタイムリミットの存在などにより高く評価した。
 アンダー・ワールドの強さは「事故の記録」に巻き込まれると防御不可能なことと、脱出経路が特定しやすく二重三重に「記録」の罠を用意できることであろう。
アンダー・ワールドの元ネタ
 ニュー・ウェイヴ・バンドのFREURを前身として結成されたテクノ/ハウス系バンド、UNDERWORLDが元ネタ。カール・ハイド、リック・スミスそしてダレン・エマーソン。ダレンはすでに脱退しているが、DJである彼がUNDERWORLDを一躍有名にしたのは間違いない。世界一有名なテクノ・ユニットである。
 ぶっちゃけた話をさせてもらうと、私はテクノには全く興味が無いです。スタンド名で取り上げられたのでUNDERWORLDのライヴ・アルバム『EVERYTHING EVERYTHING』を購入して聞いてみました。これがなかなか聴きやすくて2週間くらいは寝る前の1枚として重宝しました。UNDERWORLDについてMAILをくださった方々、ありがとうございました。



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