3年ぶりに赤丸ジャンプ(2003年夏号)を買ったので感想でも。

表紙:載っていない「アイシールド21」が表紙を飾っています。おっ、まもり姉ちゃんがビキ二!苺100%やプリティ・フェイスみたいに毎日が裸ん坊なのもいいですが、たまに露出を上げるまもり姉ちゃんも捨て難いッ!(←ドあほ)。エロスもほどほどに…。

脱走屋鉄馬(小林きゆ):
中レヴェルでおもしろい。敵キャラクターが立ってないのが残念。シチリアを「七里亜」って表すのは…苦笑もでないセンス。

双龍伝(山田隆裕)、アシハラ戦記トウタ(ゆきと):
主人公が伏線もなく強くなるのはどうでしょうかね。特に前者はヒドイ。

シー・サイド・ジェットシティー(北嶋一喜)、黄金の暁(岩本直輝):
まだまだ絵が見にくいですがおもしろかったです。成長が楽しみな作家サン達です。

オウタマイ(梅尾光加):
ストーリー、絵ともに高いセンスを持っています。特に効果的に大ゴマを使うあたり(終盤の大ゴマ連発など)は新人離れしています。でも紹介文が載ってないからこれでデヴューというわけではなさそう…。

Z−XLダイ(暁月あきら):
デヴュー陣の中で一番おもしろかったです。

ヘビースプレー(相模恒大):
人の家の塀に勝手にペインティングするというのが嫌で、最後まで感情移入しかねました。

ゲームブレイカー(村中孝):
可もなく不可もなく。

red(福島鉄平):
この赤丸の中でどれを連載にするかと問われたら、私はこれを押します。妹の感覚を取り戻すためというのが「どろろ」みたいでおもしろそうですしね。絵も見やすくて好感が持てますし。それにしても、主人公の「肌が赤い理由」という最も興味をそそるエピソードが最も蛇足だったのは驚きましたけどね。何故かと言うと、「〜理由」を説明する適当なキャラがいないので、そいつが説明することに違和感があるんです。だから…思い切ってそのネタを切ってもよかったかもなぁとも思いました。

肉虎(山田一喜):
おもしろかったですよ………クスリともしなかったけど。

プリティ・フェイス(叶泰弘):
可もなく不可もなく。とはいえ、自分のスタイルを持っているのは強いです。


 では賢さんのご意見です。
 
 ベイビィ・フェイス(子)の能力に関する疑問、「子を何人作っても、分解・再構成が能力なのか」について、各所の見解と自分の意見をまとめてみました。
 
自分の意見:
作中、メローネの「おまえの本能の能力のままやっていいんだぞ」「キレてさらに成長している」「もっといい母親を見つけてやるさ」(うろ覚え)等の台詞と、毎回違った能力の方が楽しいと思う、の2点から『新しく作った子の能力・その他能力値は、両親の組み合わせによって変わり、必ずしも分解・再構成能力にはならない』
と思っていました。ですが、とあるサイトでそのことが議論され、自分の見解に自信がなくなってきました。
前述の台詞を、僕は「(おまえの能力を知らないから)おまえの本能の能力のままやっていいんだぞ」と解釈したのですが、確かに「おまえの本能の能力のままやっていいんだぞ(と言っておけばいつものようにうまくいく)」とも取れます。
 
そこで、各所の見解を調べてみることにしました。Googleで「ベイビィ・フェイス 子 能力」を検索。61件でした。うち16のサイトを、
能力:能力が毎回分解・再構成か
性格:性格(残虐性など)が変わるか
体型:体格(身長、その他)が変わるか
破壊力、スピード、射程距離、持続力、精密性、成長性:それぞれが変わるか
の9項目に関して調査しました。
全サイト共通の見解は、射程距離(メローネからどれだけ遠くに離れられるか)、DNA追跡能力は変わらない、ということでした。
敵の遠隔自動追跡型なので、これは僕も同意見です。以下、射程に関しては触れません。
 
・自分の見解
全ての項目が親による。
射程以外、親次第。相性のいい両親なら、きっと優しい能力になるだろうという見解。
・HAREM SCAREM
能力は変わらず。性格は親による。他の能力値に関しては記述無し。
スタンド資料室というスタンスゆえ、本編に登場していない2体目に関しての記述が無いのは当然でしょう。

・某スタンド図鑑サイト
破壊力、持続力は変わらず。性格は親による。他の能力に関しては記述無し。
自動追跡遠隔パワー型ゆえの性質。

・某文章サイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。精密性、成長性は親による。他に関しては記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某イタリアサイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しては記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某研究、資料サイト
破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。他に関しては記述無し。
コミックスの能力表に忠実。分解・再構成に触れていない。

・某解析サイト
破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。他に関しては記述無し。
コミックスの能力表に忠実。本編に登場していない2体目に関しての記述が無いのは当然でしょう。

・某
日記サイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某辞典サイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某同人サイト
破壊力は変わらず。他に関しての記述無し。
自動追跡パワー型、とだけ記述。

・某事典サイト
能力、破壊力、持続力は変わらず。スピード、精密性、成長性は親による。他に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。事典形式の短い文章のため、端折られた感がある。

・某ウラ技サイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某オリジナルスタンドサイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某対戦サイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。サイドストーリー的に別の子が登場するが、本編とほぼ同じだった。

・某資料サイト
能力、破壊力、スピード、持続力は変わらず。性格、精密性、成長性は親による。体型に関しての記述無し。
コミックスの能力表に忠実。

・某小説サイト
能力は変わらず。性格、体型は親による。他に関しての記述無し。
サイドストーリー的に別の子が登場するが、親によって太っていたり判断力に差があったりする。

・某文章サイト
能力、体型、破壊力、スピード、持続力、精密性、成長性は変わらず。性格に関しては記述無し。
カードゲームなので、子のカードは一枚しかなく、能力が固定のため。
 
次に、各項目に関して、自分の見解と最後のサイトを除く15サイトの統計を出してみます。
能力:不変11 可変0 不明4
性格:不変0 可変12 不明3
体型:不変0 可変1 不明14
破壊力:不変13 可変0 不明2
スピード:不変10 可変1 不明4
持続力:不変12 可変0 不明3
精密性:不変0 可変11 不明4
成長性:不変0 可変11 不明4
 

考察
 
個人的に、子によって能力が変わる可能性がある、と表記するサイトが無いのが意外でした。
 
11のサイトがコミックスの能力表に忠実でした。
本編登場の子のみに関しての記述を、僕が「何体作ってもそうなると解釈している」とみていないとも言い切れませんが。
 
破壊力、射程距離、持続力は遠隔自動操縦パワー型という名称からの解釈でしょう。
可変とするサイトがないのもうなずけます。
ただ僕自身は、親次第で疲れ易い子や、非戦闘向き能力の子も生まれる可能性がある、と見ています。
 賢さんが16のサイトを回られて作成されたB・フェイスの考察はどうだったでしょうか。私は「2体目以降の(または劇中以前に造られた)B・フェイス」については全く考えていなかったので、ハンマーで頭骨を丁寧に砕かれたような衝撃を受けました。そこで私も少し考察してみました。

能力:
基本的には変わるかどうかは「不明」です。ただ、「親」の能力がメローネの心に由来して顕現したものであるならば、「子」の能力は母体の心に由来している可能性はあるのでは…(だから1人二能力なのかも)。
 
性格:
変わる…とは思いますが、メローネの母体選定や教育によりほとんど同じ性格(凶暴、残虐さを持つ)になると思います。ただし、暴走しないように次の教育では気をつけたと思いますが。
 
身体性能:
「子」を造ることにおいて、自動操縦(遠隔自動追跡)タイプにすることは高い確率で決定だと思います。よって、多少のゆらぎはあるでしょうがほとんど同じ判定になると思っています。ただし、能力が異なったら破壊力はより高判定になるかもしれませんし、母体の差で成長性(及び体型)は変わると思います。

 ご意見ありがとうございました。