<変化変身>
「人物変身」、他の人間に変身できる(させる)能力。ただし着ている服装も人間とみなします…服は肌の一部、ファッションは人生の一部です。
「人物変身」の本質とは、複数の他者に化けることで標的が攻撃対象を特定できないこと、それに伴ない生じる不信感による精神の消耗でしょう。JOJOでは精神の消耗まで描かれることはありませんが。最も優れているのはイエロー・テンパランスとクヌムです、容姿の変化の多彩さと不自然のなさは大きく評価できます。特にクヌムはイギーに臭いにおいて勘付かれないほどの高レヴェルで変身できます。シンデレラも自分が扱った客の顔や身体部品の記録を使用して他人を変身させます、自分を変身させることが出来ませんがその自在性は高評価です。ザ・フールも変幻自在の名に恥じず人物への変身が出来ますが、良く見ると砂を振り撒いているのでそこはマイナスです。ダイヴァー・ダウンはその改造能力により顔を変えさせることが出来ます、ただし身長や体重などを帰ることは出来ません。フー・ファイターズの怪物ヴァージョンは人間の皮を使って他人に化けることが出来ますが化けた人物に変身が固定されてしまうところが難です、ただし記憶なども偽ることが出来ますのでそこはかなり優れています。変身が固定されるという点ではサーフィスとエンプレスも同様ですが、サーフィスは癖や口調などは完璧に本人をトレースできますので奇襲に使用するという点では一番優れているかもしれません。エンプレスは単に他人になりすますだけで特殊能力はない。劣っているというか…使う価値があまりないのがEW&Fとムーディー・ブルースです。変身した顔の変身に対して大きな違和感と不自然さを抱かせるため「人物変身」としては落第のEW&F、一般人には見えないため汎用性がほとんどないムーディー・ブルースは要努力です。 「物体変身」、読んだ通り物体に変身する能力。
「物体変身」の本質は「擬態」と「模倣」の2つです。擬態とは、自らの姿を晦まして隠れたり奇襲をかけたりすることです。模倣は、姿をその物体に変えることでその物体の性能を手に入れることです。意外と少ないですが、2大巨頭はハイプリエステスとEW&F。ハイプリエステスは金属の変身と言ってはいますが、その範囲は岩石、ガラス、ヴィニール、プラスチックと多すぎるくらいです。「人間変身」では落第級のEW&Fですが「物体変身」ではあらゆる物体に変身可、複数物に変身可と高レヴェルの能力を持ちます。アクア・ネックレスは液体と小物体のみと変身可能な物体は少ないですが役には立ちます。ストーン・フリーは糸を使用して物体に変身させます。手錠に変身させることが可能であることから意外と変身可能な物体は多いと思われますが、徐倫の肉体を消耗しているため、使い過ぎには危険がつきまといます。ベイビィ・フェイスもかなり高い変身能力を持っており、見分けがつかない程に精巧に変身できます。その上、変身状態から攻撃を仕掛ける際に自分の姿をさらさなくて良いという長所を持っています。 「変化能力」について「自分(本体/スタンド)に可能か」「他人に可能か」「生物(人間以外)に可能か」「物体に可能か」で分類。
「変化能力」は各々により千差万別十人十色百花斉放です、傾向としては3つ。(1)標的に対して明らかに弱体化や害を及ぼす変化を与えるタイプ。(2)自らの肉体に変化を与え、戦闘その他を有利に導くことを目的とするタイプ(3)物体の存在(性質、数、硬度etc)に変化を与えるタイプ、使い方に応用が利く場合が多い。 (1)〜(3)が重複している場合も多く、一言で表すことはなかなかできません。 |