十二月のオーバーフロー

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此処へ 当Macの文エディタ「シンプルテキスト」の不満をぐだぐだ書きたいところですが
(書けなくなっただけじゃ無く、用心してすこし文削減してからセーブして閉じたのに「デカすぎます」言われて
 二度と開けなくなった! なんとか復活させた・・ 爆破したくなった。)すぐ 続き いきまーす。



だった・・気がします。 というよりブリッジは「出先機関」で本部はこっち:な考え方なのでしょうか。

さてさて。
氷川丸見物も とうとう終わりに近付いて来ました。
Aデッキオープンデッキへ降りて 船上船尾から山下公園を眺めます。
大道芸が なんか盛り上がってます。 客多し。200名くらい居るっぽい。でも演目わからん。遠くて。

氷川丸をつなぎ止める 斜めに垂れるぶっとい鎖は ユリカモメの団体に占拠されています。こいつらは贅沢に
くさり1輪に1羽とまってます。スペース的には2羽とまれるのに。 あとからその空間にユリカモメが降りようと
すると両サイドの奴が「来んじゃねーよ!」とミャーミャー騒ぎます。 これって鶴見川で鵜の団体がやってるのと
おんなじですわ。  再上段のユリカモメは 手を伸ばせば届きそうな近さです。観察してると 落ち着かない様子で
にらみかえします。
わたしゃ鳥って生物はあんまし好きではありません。恐竜から進化した二本足のこの生物は
あまりにも特化しすぎていて親近感がわきにくいですし、方向性がまったく違うにもかかわらず知能も高く かつ
高度な恒温動物である彼等には ちょっとした驚異もとい脅威を感じます。

とは言っても、溺愛しない:て意味くらいに考えてくだせぇ。「いや」では無いんです。研究?もします。
「はなわ」が ムツゴロウ氏をネタにする歌演芸で ゆーてたやん?
「先生、 先生ってホンットに どうぶつ好きなんですねー!」
「・・・・・・(首振って)・・ぜんぜん!」
それにはなわがツッコんでウケてたけど、それ本音。わかる。あくまで研究対象。しかもめしのたね。
溺愛するばかりなら、とっくに食い殺されてますよ。

あははー。にらんでる。鳥が横目でこっち見てる時は、めいっぱい警戒してる時。猛禽以外の鳥は 正面は
よく見えないから。 かわいい小鳥が かわいらしく首をかしげているのは 上下を警戒してるだけかもヨ。

氷川丸の右側には 遊覧船のりばの桟橋が二本あります。
となりは「シーバス」
さらにとなりは「マリンシャトル」「マリンルージュ」乗り場です。

シーバスは・・外来魚の名前では無く・・近距離用の海上バスです。
ま、近代スタイルの屋形船?ですね。隅田川観光船な感じ。低くフラットで四角。
わんこそばのように ほいほい次が来る。 いまは2艘停まってる。
横浜駅直行便と
赤レンガとか眺めつつ寄りつつ遅く横浜駅へ向かう ちゅー2系統。
あれ?八景島シーパラへ行く便は無くなったの?廃止? もしくは季節運航?

運転手にけっこう腕前の差があっておもしろいなぁ。 接岸の手際良さとかに。
シーバスとか言っちゃってもさぁ、動かし方もエンジンのうるささとかも、海釣り船とおんなじだねぇ。
斜めにつっこんで抵抗で減速して 絶妙なタイミングで大急ぎ逆ハン後退にしてケツをすべらせ着ける。
ばぼぼぼぼ・・ぼぼっ・・ぼぼっ・・ ぼ ぼうわぐあぐあぐあぐあごごごごごごごごをーん! ぶあっぷ・・ぼぼん
ワイシャツで運転してるけど、船頭さんでしょ!でしょ!?

乗りたいけど、横浜駅まで¥600は高いので やーめた。(前回は まんまとノセられて乗った)

マリンシャトルは 港を回って ここへ戻るだけです。
45分、60分、120分(記憶あやふや)とかのコースがあります。
三階建てトビバコみたいな、大ガラス窓のいわゆる遊覧船です。¥1500〜1600くらいだったかな。

それ、ロングコースだとベイブリッジ&大黒ふ頭とかまで回ってくんのか。そこまで行くんだったら、
鶴見川河口で降ろしてくんないかなぁ・・ウチ近いから。 そんなら乗るゎ・・

マリンルージュは もうちょっと大きく落ち着いた遊覧船。ミニ「飛鳥」といった印象。飛鳥の1/4スケールくらい?
なので上品なはずなのですが・・
横に わりと大きな字で「マリン ルージュ」って書いてある。ピンク赤で。
それはいただけないなぁ・・ もうちょっと控えめに書きましょうよぉ・・ 英語だか仏蘭西語だかわからんし。


いよいよAデッキを降ります。先述のとおり、Aデッキは主要だけど あくまで「棚」で、降りたココが
船体的強度的な甲板になってます。ここは屋根と柱で出来た、風の通る軒下 な感じです。
 ガミラスの三段空母の下の段な感じ?(例えがいちいちアレですなぁ)

船尾用のいかり鎖装置がある。そっち行きたいなぁ。でも立入禁止。
この部分も ずいぶんオリジナルから改造されちゃってるなぁ。残念。 ビアホールの厨房にされてた痕跡が・・
窓の無かった部分には アルミサッシの窓が・・ えーん、あまりに不粋・・
でもしょーがないや。ここに有る、航海時代には無かった筈の自販機で紙カップ珈琲を買うわてが居るから。
困ったね。プリクラも有るや。
ちなみにここのすみっこも喫煙可。

飲み吸いしながら 船尾から前方向を望む。ちゅーても この階は ここから前へは行けません。この扉の向こうは
・・広いホールになってる。改装して作ったものです。現代の建築です。
ここはですねぇ、まぁ多目的部屋なのですが、横浜の少年少女合唱団が練習スタジオとして使ってたんですと。
理屈から行くと この先は 二等客室だったと思います。 いやほんと、
あまり保存価値が無いと判断されちゃったんだねぇ。ゴッソリ改造しちゃった訳で。

この部分の右舷には出口、桟橋に降りられるタラップ(船の場合は、「ギャングウェイ」言いますねん)が有ります。
三時間前(そんなに居たんですか!いまペラ紙パンフ見たら見学所要時間30分て書いてあるぞ)に乗り込んだ出入口より
一階層高い出口です。ビアホール時代に、見学客と飲み客をわける為に設けたんかなぁ。

名残惜しいので一階降ります。 乗り込んできっぷ買った階です。記念に便所使おう。
氷川丸の便所は 機器は現代のものに改めてあるけど 配置や造りを見るとオリジナルを踏襲してる感じです。いい感じ。

あっ!出口警備のおじさんに発見された! こっちから出ろ・と手招きされてしまった!
壁に隠れようとしたけど手遅れだ!(平安京エイリアンな感じ)
仕方なく 降ります。 ここは入り口の切符売り場だ。もう一周でけへん?・・いや、堪能し切ったから いいや。


そんじゃ、山下公園を出ます。
氷川丸とマリンタワーは、スタートしてだいぶ後、これらを運営するための法人を興して三十数年やってきましたが
マリン塔は横浜市の管轄に
氷川丸は航海時の所有者 日本郵船へ戻されます。
 塔は横浜開港150年事業へ向けて市がなんとか新装開店するでしょう。
 船は・・ どうなるんだかねぇ。

大道芸が あいかわらず大賑わい。


帰りも石川町まで徒歩でやんす。 ついでに桜木町の日本丸も見物・・は止めときましょう。
マリンタワー?行かん行かん。復活わかってるし、塔登ってもしゃーないし。
前回行った時には ふもとビルのゲームコーナーに「ドンキーコング」があったよ。二人テーブルの。もう平成なのに。
やっちゃった。ぴんぴゃんぴんぴゃん・・場末感出まくりで、それはそれで良かった。

さっきの道は飽きたので、中華街を通ります。
わーすんごい人ごみ・・ちょっと後悔・・ 秋葉原歩きみたいに、なにか明確な目的がありゃ我慢もするんですが。
ほう、ここが「よしもとおもしろ水族館」か。看板があって呼び込みが居る。
おもしろい感じがしないので行かん。
店先で饅頭蒸かしてる忙しそうな娘が可愛かった。中国っぽく、無用なあいそは振りまかない娘だけど。

右には横浜スタジアム。すごいよー、高校時代の野球の応援以来 入ってないからね。わしゃどう見ても
野球ファンでも横浜ファンでもありません。

やっと中華街ぬけた。いしかわちょう駅まであと少し。 この駅は両端に めいっぱい離れて改札があるから
降りた方(大船方面)と今行く乗る方(横浜方面)はエラい離れてる。

どうしよっかなー・・駅はいる前に 寄りたいような寄らなくてもいいような所があるんだけどなぁ・・

いこか。駅から2分の、いわゆるエジソンプラザのビル。
実は氷川丸見物は もう一週間前を予定してましたんにゃわ。 労働で、機械を直すのにマイクロスイッチが入り用
だったので、用事が二つ済めばらっきぃ と考えておって。
ところが労働は日曜に食い込み、スイッチは部品取り機械でまにあってしまいました。
探しゃマイクロスイッチくらい近所にありそうですが、むしろ小物ほど探索空振りせずにサッと買わんとね。
なので、行くなら石川町かな・と。

ここには、秋葉原まで行く時間は無いけどなぁ・・て時に助かるミニ電気部品街があります。
ちゅーか ありました。事実上過去形。

わー!すくなーい。 みせ3店。しかも1店は日曜定休。 泣けてくる。(きょうはよく泣くなぁ・・)
最近じゃぁ8年くらい前に自動車で来た。急用で。そんときゃまだ衰退しつつも もうちっと店多かったのに・・
仕方ないか。それでも現存してる店は半導体や小物やジャンクがうっそうとしてる良さげな店だから
なにかの際にはよろしくです。きょうはカネ使えません すんません。

まこと私的な事柄で つまんない事ですが(デジャビュ!?)、実は昔は毎週通ってました。
通勤より更にむかし、高校生な頃、アマチュア無線の夜間講習受けに毎週来てました。
このビルの一室で 講習やってたんです。 あの頃はねー「マイコン」なんか出たてで、グリーンモニタなんか
使ったマイコンを「いいなー」とただ眺めるばかりで。 部費でやっと買ったTK-80(ワンボードマイコン)とかを
皆で使い回すのが関の山でした。(これ他人話。わしゃ部活なじめなかったから参加しなかった。)

あの頃はフロアに店がひしめいてました。秋葉原の、客が入れる(つまり屋台サイズじゃ無い)サイズの店が
8店〜10店くらい。 客も常にそこそこ居た。

あまり関係なしですが、わて、その前に「ラジオ音響技能検定3級」受けて・・えーと・・受かったはずなのじゃが
証明するもん(通知とか賞状)が無いぞ・・夢だったのかな(w
(当時(今の事はわからん)の3級はFM受信機をちっとかじった程度で良かったのでぜんぜんエラくないです)
そん時ゃ試験会場は蒲田の日本工学院でした。道すがら食った吉野家牛丼が「ネタ切れですちょっとまって」言われて
待たされたあげく玉ねぎが生煮えでバリバリしてた・てのが思い出です。


とまぁ思い出したり名残り惜しんだりした休日ですが、
観念?して帰りのでんしゃに乗ります。

帰り道は 鶴見駅で改札出ないで 鶴見線のっちゃいます。
うを! なんてこった!喫煙所があんな遠くに行ってしまった!
鶴見線の鶴見駅は複線の対向ホーム&行き止まり線路。つまりホームがコの字。
それの、あっちのホームに移設されてしまいました。 先述(だいぶ文頭ですが)の通り散発な 昼の鶴見線は
あっちのホームは使いません。誰も居ません。ハトしか居ません。
ちっとは氷川丸の豊富な灰皿を見習ってほしい。
(ちゅーかさぁ だってさぁ もともと風通しの良いはじっこに有ったんだぜぇ此処の灰皿は・・)

ちなみに次の駅「こくどう」は鶴見川にさしかかる鉄橋みたいなもんなので(川ちゅーより海上)
ハトよりユリカモメが大勢います。

あとは、「つるみおの」から帰って のんびりしました。
特にオチや 大でんどんがえし?は有りませんですよ。


おもったより文がのびました(まったくだぜ)ので、なんとリアル日付けは
おおみそかの夜になってしまいました。

こんだけ長々と氷川丸の事書いても さしあたって閉店に既になってる・てのが わてらしいダメダメオチ かも。



2006年を振り返る・・・・ 去年より悪くなった。

まーいいや。もう終わるから。(この性格が こんなんなのに生き延びてるひみつ)



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