LAOS 旅の情報


GATEWAY

日本からはタイ(バンコク)を経由して行くのがもっとも早く、安い。
バンコクからはタイ航空(TG)とラオ航空(QV)の飛行機が毎日、首都ビエンチャンに飛んでいる。
所要1時間〜1時間半。
ラオスの国際空港は首都ビエンチャンの他にルアンパバーンとパクセー。ルアンパバーンへはタイのバンコク、チェンマイ、中国のジンホン(景洪)、パクセーにはカンボジアのプノンペンとシェムリアップからのフライトがある。
空路以外では、タイとの間に5ヶ所の出入国ポイントがあるほか、中国との間に1ヶ所、ベトナムとの間に3ヶ所、カンボジアとの間に1ヶ所、外国人通過可能のポイントがある。
これら、ほぼ全ての国境に於いてアライバルビザが取得可能(2週間滞在可能。30$または1500B。顔写真1枚)であるが、カンボジア国境のブンカムに於いてのみ、ビザの取得ができない。また、ベトナムに陸路で入国する場合は、ベトナムのビザが必要。(2004.5現在)
しかし、アライバルビザは割高なので、ラオスに長く滞在するならば、事前に隣国でビザを取得しておいたほうがいいだろう。

@チェンコン〜フエサイ チェンコンまではバンコク北バスターミナルよりおよそ15時間。
チェンラーイまで飛行機で行く方法がもっとも早く、うまく行けば4時間ほどでメコン川を見ることが出来る。
陸路で行く場合は、途中、スコータイ、チェンマイ、チェンラーイと見所も多数。
時間のある方はタイの観光をしながら、徐々にラオスに向かうというのもいいだろう。
チェンコンは、メコンの川沿いに広がる小さな町だが、それでも対岸のフエサイよりは発展している。
ゲストハウスもチェンコンのほうが多く、安いので、宿泊はこちらに。
フエサイは物価が高く、ゲストハウスも安いところが少ない。
フエサイからルアンパバーンやシェンコックへ行く船、ルアンナムターへ行くバスとも、朝早くに出発。
できればイミグレーションが開く午前9時にメコンを渡るようにしたい。
フエサイに渡る舟は、タイのイミグレーションオフィスの裏側。小さな小屋がチケットブースになっている。20B。
船は人数が集まれば出発。
スピードボートは定員6〜8人ほどで、パクベンまで1000B、ルアンパバーンまでだと2000Bになる。
スローはルアンパバーンまで675B。(2002、5月現在)
ラオスの情報はチェンコンの町でも容易に手に入る。
ルアンパバーンに行く旅行者が多ければ、旅行代理店でチャーター船(スロー)が出る場合も…。
750B。食事付き。途中パクベンで下船1泊(自費)翌日の午後3〜4時頃にルアンパバーン着。
あまり知られていないが、ルアンナムターには船で行く事もできる。
パクベンへ行く途中のパクター(Pak Tha)で乗り換え。
フエサイの船の乗り場は数ヶ所あり、いずれも町の中心から離れているので、ジャンボなどに乗って移動する事になる。
イミグレから坂を上った三叉路(ワット・マニラートの下)で客待ちをしているので、人数を集めて乗ろう。(一人だと割高)
フエサイには飛行場もあり、ルアンパバーン、ルアンナムターへのフライトもある。
ラオ航空のオフィスはタビーシンゲストハウスのところを左に曲がった左側(目立たない)。
Aノンカーイ〜ビエンチャン 直接、首都ビエンチャンに入る王道ルート。
ノンカーイに向かう夜行列車は旅行者に人気で、時期によっては予約が必要なほど。
チケットはホアランポーン(バンコク中央)駅の他、バンコク市内の旅行代理店でも扱っている。
所要時間はバンコクからおよそ11時間ほど。
バスは1日数本。朝早く出るものと夜行バスがある。
ノンカーイには飛行場はないが、手前のウドンターニーまでのフライトがある(毎日3本)。
ウドンでは飛行機の到着に合わせて、国境行きのミニバスがスタンバイ。
ノンカーイのバス乗り場まで所要2時間。100B。
橋を渡るバスは20B。
友好橋(クア・ミッタパープ)のイミグレーションでは到着ビザ(Visa on Arrival)が取れる。
2週間有効。30$。1500B。
尚、ノンカーイのトゥクトゥクのドライバーは、ビザを持っていない旅行者を知り合いの旅行代理店に連れて行く事があるが、これはただ手続きを代行してくれるだけ。不慣れな旅行者には便利かもしれないが、ビザ代金には手数料が加わる為、1800Bほどになる。ビザ申請は難しい事ではないので、急いでいる人以外は自分で。
ビエンチャン市内へはタクシー、トゥクトゥク(一人だと150〜200Bぐらい取られる)か
バス(イミグレのところまで乗り入れていないので、通りに出て捕まえる)。
Bチョンメック〜バーン・タオ ラオス南部の旅にはこのルート。
バンコクからは、まずウボンラチャタニーを目指す。
飛行機は毎日2〜3本。
列車は一番速いもので約7時間。
バス、約10時間。
直接チョンメックに行くバスはなく、ヒブン・マンサハーンに行き、乗り換え。
ヒブン行きのバスは、川を渡った隣のワーリン・チャムラープ市の市場(タラート・ワーリン)の
ところから出発。(20B)
ヒブンまで約1時間。ピブーンからチョンメックまでも1時間ほど。(25B)
逆にチョンメックからウボンに行く場合は、国境から出たバスが、ヒブンに着いた時点でウボン行きのバスと連絡している。バスターミナルではなく市内の道路上で連絡するので注意。
ラオスのイミグレは国境を越えた右手に大きな白い建物が建っているのですぐわかる。
パクセーに行くトラックは、イミグレから更に5分ほど歩いた左側。
人が集まり次第出発する。
タクシーはタイ側、ウボン〜チョンメックが500B、所要1時間。
ラオス、国境から市内へは250B。40分ほど。いずれもディスカウント交渉可能。
Cナコーンパノム〜ターケーク いずれも船で、メコン川を渡っての入国となる。
1日に数本、ラオスとタイの船が行き来している。
Dムクダハーン〜サワンナケート

LANGUAGE

公用語はラオ語だが、タイ国境近くではタイ語がかなり通じる。
ゲストハウスやレストラン、土産物屋などでは英語も普通に通じるが、地方都市は厳しい。
年配の人はフランス語を話せる人が多い。

CURRENCY

物価はタイと同等ぐらいだが、場所によって開きがある。
ビエンチャンが最も高く(タイ以上)、地方行けば安くなる。

ラオスの通貨は、Kip(キップ)。1US$=10640kip、1B=226kipほど(2004、5月現在)
ビエンチャン、ルアンパバーンなど旅行者の多い町にはEXCHANGEがあり、両替可能。
ただし、日本円やトラベラーズチェックなどからの両替は地方都市では厳しい。
一般的にはタイバーツがそのまま使え便利。
地方都市で銀行などが閉まっていた場合は、バスの運転手、金行(金を扱っている店)、中国系の店など、
お金を持っていそうな人に頼み両替可能。
レートは人によって違う。

STAY

ホテルは最高級で100$前後、一般20〜30$(ビエンチャン)

地方都市では最高級でも15〜50$ぐらい。
一般的にはゲストハウス(ラオス語では「バーン・パック」)と呼ばれる旅行者の為の宿泊施設を利用。
1泊1〜5$(大きな都市ほど高い。ビエンチャンでは8$前後が一般的〉
バンビエンでは2$前後。ルアンパバーンでは2〜3$平均。
地方の、最も安いもので1$ほど。

ラオスは標高が高く、夏場でも朝夕と寒い事が多いので、ホットシャワーがあるかないかは重要。
事前にチェックしたい。
(地方都市では少ない)

ビエンチャン以南は暑いので大丈夫。
他に中国人経営の旅社もある(主に北部)。

INTERNET

最近はラオスでもインターネットカフェが増え、まだまだ増加傾向にある。
最も多いのはビエンチャン、ルアンパバーン、ついでバンビエン。
多くの店が日本語環境に対応している。
値段はビエンチャンが最も安く1分100kip〜。
地方へ行けば行くほど高くなる。
上記の3都市以外では、ウドムサイ、ポーンサワン、サワンナケート、パクセーなどにある。

TRAFFIC

国内移動は陸、水、空の三つがあり、予算や旅のルート、時間によって使い分けたい。
一番楽なのは飛行機(LAO AVIATION〉の利用だが、飛んでいるルートが少ない上に外国人料金の適用で、決して安くない。
また、使用機に於いて日本の外務省より注意喚起が出されている。
チケットは各都市にある代理店やラオ航空のオフィスで買う事が出来る。
上空に上がると機内に出る白い煙は、エアコンの水蒸気なのでご安心を。

乾期はトラックやバスなどの陸路交通、雨期は舟での移動が快適。
最近では道路の整備が進み、陸路交通が一般的になりつつある。
舟を使っての主なルートは、ルアンパバーン〜フエサイ間(メコン川)、ルアンパバーン〜ポンサリー方面(ウー川)、
フエサイ〜シェンコック(メコン川)、ルアンナムター〜パクター(ター川)、
シェンクアン〜ボリカムサイ(ニアップ川)(雨期のみ、不定期。要確認)
セコーン〜アタプ(セコン川)など。

陸路交通は最近、ほとんどがバスになったが、人が集まれば出発というスタイルは未だ健在。
場合によっては出発時間より早く出発してしまう恐れもあるので、早めにバスに乗り込んでおくようにしたい。
その際、自分の持ち物を置いて席を確保しておくという事を、ラオス人達もやっている。
ハンカチなど、仮に無くなってもいいものを置いておこう。(意外となくならない)
地方都市だと、逆に「人が集まらないので出発しない」という場合がある。
くれぐれも時間には余裕を持っておきたい。(ビザの延長は首都のビエンチャンでしか出来ない)

トラックは、頼むと運転席脇に乗せてくれる事がある。
体調が悪い時などは頼んでみよう。

 ←ラオス名物(?)のトラックバス

ラオスでは何故か朝早くの出発が多く、舟やバスなどで移動する場合、風を受け、かなり寒い。
薄手の上着やウィンドブレーカーなどがあると重宝する。

北部のバスは、曲がりくねった山道を走る為、乗り物に弱い人には注意が必要。
また、現地の人達も乗り物には弱く、吐く人多数。
バスの後ろのほうの席に座ってるとエライ事になる。

以下、重複するがラオスの陸路交通で使われている主な乗り物

「バス」(ロットバス)
ルアンパバーン〜バンビエン〜ビエンチャン〜パクセーの国道13号線の移動は現在、ほとんどバスで、韓国製のVIPバスは夜出発で朝到着というパターン。エアコン付きだが、使わない事が多く暑いという話も聞いた。料金は普通のバスに比べ10000kipほど高いが、途中ではあまり停車しないので速いと言えば速い。
通常のバスはエアコンなし。日本製日野などの古いバスが多く、基本的には人が集まったら出発。荷物の積み下ろしなどもある為、予想外に時間がかかる場合もある。バックパックなど大きな荷物は屋根の上に載せられる事が多いが、自分の手元に置いておきたい場合は最後部付近が広いので後ろのドアから乗り込んだほうがよい。

「トラックバス」(ロットドイサーン)

最近は地方でしか走っていないが、未舗装路の走破性が良い事から、道路整備が進む以前はあちこちで走っていた。元々がトラックなので乗り心地は決して良くない上、座席のピッチが狭く、背の高い人は苦労する。また、窓がない為、埃や雨は容赦なく車内に侵入する。

「トラクター」(ロットタイ)
更に道の悪いところや、小さな村などで活躍するトラクターの後ろに木の荷台をつけた乗り物。座席は無いので基本的には立って乗る。かなりの悪路を進む事ができるが、とてつもなく遅い上、トラクターという性格上、ブレーキは装備していないので、下り坂などはかなり怖い。

「バイクタクシー」(ロットチャック)
タイでは当たり前のバイクタクシーであるが、今までラオスにはなかった。しかし最近、タイとの国境(チョンメック〜バンタオ)からパクセーを経由せず、直接チャンパサック、ワットプーへ観光に行くという人を狙ってバイクタクシーが数台、国境のトラック乗り場(キウロット)辺りに待機するようになった。

以下、レンタル

「レンタカー」
大都市ではレンタカーのサービスがある。が、総じて値段は高め。
安いところで1日4〜50$からで、場所によっては100$。
また、これは市内のみ利用の料金で、例えばビエンチャンからルアンパバーンなど、他県まで行く場合は割増料金となる。旅行代理店ではドライバーごとチャーターする事もできるが、これも行く場所によるが、1日80〜200$と、かなり高い。

「レンタバイク」
やはり大きな町で、ゲストハウスなどが貸している。相場は1日8〜10$。ほとんどが日本で言うスーパーカブのようなオートバイで、排気量は110〜120cc。オフロードバイクなど排気量の大きいものは15$前後となる。いずれも古いものが多いので、借りる際はブレーキがちゃんと効くか、ガソリンタンクのキャップが回るか、ミラーは付いているかなどを確認したほうが良い(ラオスでもミラー未装着は警察に捕まると罰金(20000kip)。
また、最近は外国人旅行者による事故が急増中。道路事情が違うので運転はくれぐれも慎重に。

「レンタサイクル」
比較的あちこちでゲストハウスが貸し出している。値段は1日1$ほど。GHによってはMTBなどもあるが、ほとんどは中国製のカゴがついた所謂ママチャリと呼ばれるもの。

FOOD

日本食を含め、フランス、イタリア、インドなどの各レストランがあるのは大きな都市のみ。
(ビエンチャン、ルアンパバーンなど)
日本食はビエンチャンに集中。他の都市にはない。
地方都市で一番メニューが豊富なのは、ゲストハウス併設のレストラン。
英語のメニューも置いてある。

ラオス料理はイメージとしてタイ料理、ベトナム料理に近い。
が、香辛料よりもハーブを多く使うのが特徴。
筍は少し苦い曲竹のようなものをよく食べる。

市場に行くと納豆などもあり、なれ寿司発祥の地とも言われている。

それ以外は、市場で食べるフー(ベトナムの「フォー」と同じ)などの麺類。
朝方に出るお粥や、コーヒー屋台で食べるフランスパンのサンドイッチなど。
ラオスでは、まだまだ外食自体が一般的ではない為、地方へ行けば行くほど屋台や食堂は姿を消す。
長距離の移動の際は、食料と水を用意して。

ラオス人達はカオニャオ(もち米をふかしたもの)と、チキンや豚肉を焼いたものを用意して、
バスの中などで食べている。
時々、誘われる事もあるが、当てにはできない。

日本人に人気なのは、なんと言ってもビアラオ(ラオスビール)。
タイのビールと違ってライトテイストでさっぱりしている。
ビエンチャン、バンビエン、サワンナケートでは生ビールも飲める。

また、好き嫌いはあるが、ガフェラオ(ラオスコーヒー)も飲んでみたいところ。
各町にショップがあり、市場などでも飲む事が出来る。
ベトナムコーヒーに近い濃い目の味で甘い!
アイスにすると、すこしマイルドで飲みやすくなる。
ガフェダム=ブラックコーヒー
ガフェノム=ミルク入り
ガフェノムイェン=アイスコーヒー(ミルク入り)

他に、外見は芋そっくりの砂糖大根。
これが好きだと言う日本人も多い。
食べると梨の味がする。

ゲテモノ。
地方へ行くとネズミやムササビなど、様々な食材が市場に並んでいる。
魚はナマズやフナ類の川魚や、手長海老などが豊富。

酒はワインや米から作った焼酎(ラオラオ〉がある。
が、ラオラオはアルコール度数が高く、飲み過ぎにはくれぐれも注意。

ROUTE

旅のお勧めルート

@Vientiane→Vangvieng→Luangprabang→Huayxai

ビエンチャンからバンビエンを経由し、古都ルアンパバーンに滞在したのち、ボートでフエサイに行き、タイへと戻るルート。
バンビエンで1〜2日、ルアンパバーンで2〜3日を過ごし、最後はメコンの旅で締めくくる。
日本人旅行者に最も人気のルート。

AVientiane→Vangvieng→Luangprabang→Udomxai→Luangnamutha→Muangsing→Xiengkok→Huayxai

上記ルートに北部の都市を組み合わせたルート。
所要+4〜5日で、少数民族の宝庫ムアンシンなどを周る。
最後はフエサイまで、逆のメコン下りの旅となる。
また、ルアンナムターからボーテン経由で中国へ抜ける旅行者も多い。

BVientiane→Phonsavan→Luangprabang→Vientiane

飛行機を使い、ジャール平原のあるポーンサワンと、ルアンパバーンを周るルート。
お金はかかるが、いいとこ取りの欲張りルート。
帰りはルアンパバーンからバスでバンビエンに寄るというアレンジも出来る。
所要、それぞれの町の滞在日数にもよるが、大体1週間もあれば十分だろう。

CVientiane→Luangprabang→Vientiane

ビエンチャンとルアンパバーンのみを往復するルート。
時間のない人へ。
飛行機は毎日数本が運行。
バスだと片道9時間かかるが、それでも移動に2日。あとは観光に費やせる。
また、その手前のバンビエンで折り返すルートもある。
取り敢えず、ビエンチャン以外の都市に行ってみたい方に。

DPakse→Champasak→DonKhon→Pakse

ラオス南部の島々を巡るルート。
クメール遺跡のワット・プーとメコンの島&滝を堪能。

EVientiane→Luanprabang→Nongkhiaw→Muang Ngoi→Muang Khua→Pongsali

とにかくラオス最北部のポンサリーへ。
時間はかかるが、ラオスの大自然を堪能できるルート。

FVietnam→Laos→China

ベトナムから陸路でラオスに入り、中国に抜けるルート。
長期旅行者に多い。

SIGHTSEEING

少々強引だが、ラオス国内で「観光地」と言われるところ。
これは数ヶ所しかない。

@町ごとユネスコの世界文化遺産 ルアンパバーン
  朝の托鉢の風景は圧巻です。ラオス一美しいといわれるクワンシーの滝や近隣の村など見所多数。

A謎の壺がごろごろ ジャール平原(シェンクアン)
  一番大きなサイト1から、時間あれば最近発見されたサイト10まで。

Bラオスの桂林 バンビエン
  奇妙な形をした岩山と美しい川の風景。

Cクメール遺跡 ワット・プー
  アンコールワットの試作品。

Dメコンの滝と島々 シーパンドン
  大河メコンの中に浮かぶ無数の島々。そして、メコン唯一の滝リーピーとソンパミット。
  水量が増加する雨期は特にすごい。

GEAR

ラオスを旅していて、あると便利なもの。
まあ、人によっては「必要ない」と思われる方もいると思いますが…。

@エアークッション

旅行グッズを扱う店で売っている。
北部の都市などに行く場合などの長距離移動や、ボートに乗る時に重宝する。
トラックバスやボートは座席がただの板の為、長時間乗っているとお尻が痛くなる。
それを防ぐ為のもの。
また、席の確保という意味でも、これを置いておくと便利。
(ただし、注目は浴びる)

A計算機

旅の最中、知り合った旅行者達で食事をしたりする時に便利。
ラオスではラオキップ、タイバーツ、米ドルが普通に流通しており、清算の際に混乱しない為に。
(計算の強い人には必要ない)

B懐中電灯

ラオスの地方都市では1日の内、夜の数時間しか電気が来ない。
(大体、夜6時から9時までの3時間ぐらい)
夜、外出する際にあると便利。
僕はランタンにもなるヤツを愛用している。

C水筒、もしくはミネラルウォーターを入れるケース

冷たい水を飲みたい方は。

Dシン(巻きスカート)

長距離移動のバスは、なにもない道端でトイレ休憩を取る。
男性はいいが、女性は困ってしまう。
そんな時、現地の女性たちは民族衣装でもある巻きスカート(シン)を広げて、見えないようにして
用を足している。
1枚あるとトイレの他、水浴びなどの際にも便利。
シルクはすぐごわごわになってしまうので、布製か、混紡のものを選ぼう。

Eライター

タバコを吸わない人でも、蚊取り線香や電気のない地方の宿で蝋燭に火を灯す際にあると便利。

F変圧器

電気製品を使う人は必要。
ラオスの電圧は200V以上あるので、そのまま使うと間違いなく壊れます。
プラグはほとんどの所で、日本の平型プラグがそのまま使えます。

SOUVENIR

これと言ったみやげ物がないラオスだが、女性に人気なのは、なんと言っても民族衣装の巻きスカートや、
シルク、コットンのスカーフ、テーブルクロスなどの布製品。
他に有名なところでは、ラオコーヒー、木工製品、重いが、ビアラオなどが人気。
マニアックなところでは、コンデンスミルクの缶を使ったランプや、古い(電気式ではない)アイロン、
レトロな扇風機。アンティークのロシア製の時計。
最近ではルアンパバーンで作っている手漉きの紙を使ったノートや便箋、封筒、葉書、ランプシェード。
また、切手は大変きれいで、ビエンチャンの郵便局入り口右手には専用のショップがあり、
セットで販売している。

CULTURE

宗教は仏教、キリスト教、精霊信仰などがあります。
タイと比べると、僧侶の数、寺の数とも少なく、南部のほうではキリスト教が信仰されています。

言葉の部分と少し重複しますが、方言はきついです。
地方とビエンチャンで話している標準語(?)とは、イントネーションのみならず、単語そのものが違う場合があるので要注意。
また、地名などは略す事がままあり、ビエンチャンはビエン。ルアンパバーンはムアン・ルアンと呼ばれたりします。

バスなどに乗った場合、ラオスの人は自分が何か食べる時に、周りの人にも「お一つ、どうですか?」という感じで
勧めます。
これは、外国人がやっても喜んでくれる(たぶん)ので、飴やお菓子などを持っていたらやってみましょう。

【ラッキー・ドックマーイ・デーン】



ラオスにはタバコの会社が二つあるが、ドックマーイデーンはサワンナケートの会社が作っているタバコ。
で、最近ではもうやってないとの噂だが、ドックマーイデーンには時々中にお金が入っている。
入ってる額は500〜2000kipと微々たるものだが、こういう遊び心、僕は好きだな〜。

FASHION

ラオスにも流行はある。
時代時代にあわせた流行があって、行く度に「へぇ〜」って思う。

多くのそれはお隣、タイからの輸入品で、今年(2002年)の流行りはなんと言っても、タイでも大ヒットした「ドレミの歌」と
「Yo!」Tシャツだった。

もう、とにかく今年はYo!のTシャツを着て、ドレミのVCDを持ってれば完璧!トレンディーだった。

ちなみに、ラオスの民族衣装である「シン」も、最近ではタイ製のつるつるした機械織り工業製品のほうが好まれている。

OTHER

日用品はほとんどの町の市場などで手に入りますが、ほとんどが近隣の中国、ベトナム、タイ製品で、
品質はそこそこといったところです。
また、同じ品物でも店によって微妙に値段が違ったりします。
シャンプーはあっても、リンスは売ってない事があるので、使う人は日本、もしくはタイで買って行きましょう。

特にひどいのが電池で、元々の品質が悪いのか、劣化しているのかわからないが、
全く使えません。
デジカメなどを持って行く人は、日本で用意する事をお勧めします。