日本語がいっぱい



旅をしてると、不思議なものってやっぱり目が行く。
一体何に使うのかわからないもの、食べられるか食べられないかわからないが、
多分食べるであろうもの、見た事ないもの…。

が、僕は日本人だから、そこは自然と「日本語」に目がいってしまう。

かなりちゃんとした日本語。

うん、なんとか意味はわかる日本語。

おそらく日本語…。

で、僕が「面白い!」と思って、つい立ち止まってしまうのが、この「おそらく」のタイプなのである。

ずっと前、タイ、バンコクのスクンビット通りには、可笑しな名前の店がいっぱいあった。
これはガイドブックにも載っていたけど「宮沢りえ」や「新しい」など。
おそらく、日本人に聞いて、それで名前を付けたんだろうけど、これはまあ、なんとなく意味はわかる。インパクトのある日本語とか、直訳したらこうなっちゃったとか。

以前、香港でも「的」の代わりに平仮名の「の」を使うのが流行みたいな話があったけど、これも意味は通っている。

が、あるのである。
訳わかんないのが…。

ラオスで見た、おそらく中国で作っているのであろうオートバイのサスペンション。
名前は忘れちゃったけど、箱には日本語で企業名が大きく印刷されてあった。
が、問題はそのあと。
企業名の下にご丁寧にもキャッチコピーが書いてあったのだが、

しなやかに…(うんうん)



跳んで暴れて跳ね回る…なんでじゃあーっ!(ドカ〜ン!)



これは、突っ込まざるを得なかった。


また、これは、バンコクのカオサンロードで見たズボン。
ジャージの下のような作りで、横に白いラインがあるのだが、そこに日本語が…。

今、時代はヒッコリー…

な、何?ヒッコリーって。