Ｓｐｅｅｄｍａｓｔｅｒ

１８４８年、弱冠２３歳の若き時計師ルイ・ブランが、スイスの
ラショード・フォンに小さな時計工房を開業したことに始まります。
宇宙飛行士の時計探しに奔走していたＮＡＳＡは１９６２年、町の
時計店で１０数個の時計を購入し、宇宙環境を想定した苛酷な
試験を課しました。
続々と脱落する中、すべてをクリアしたのはオメガだけだった
そうです。

１９６５年、市販モデルそのままの姿でオメガはＮＡＳＡ公式
クロノグラフという栄誉に輝いたのです。

１９６９年、オメガは２０世紀最大の偉業である人類初の月面着陸
に同行しました。
時計史上初の快挙を成し遂げたのです。
しかし、オメガの真価がいかんなく発揮されたのは翌１９７０年の
ことでした。

アポロ１３号に計器不能の事態が発生、宇宙飛行士たちは腕の
オメガだけを頼りに見事危機を乗り切り、地球への帰還に成功。
この貢献により宇宙飛行士から感謝の印としてスヌーピー賞を授与
されました。

過酷な宇宙空間で、絶大なる信頼を勝ち得た時計、
スピード マスター。

高精度な機械式ムーブメントと、この上ない堅牢性を持つモデル、
それがスピードマスター。

コメント

パッと見のかっこよさならスピードマスターはダントツかっこいい。
しかもそこからもっともっとスキになっていく。
なんとも不思議な魅力をもった時計です。

この時計のもつ歴史そのものが、男としては興味深く、本物を
手にした喜びは日々増していく感じです。

使った感じはＲＯＬＥＸよりは違和感がある。
いかにも腕に絡み付いてるような、まぁこれも魅力なのかも。

後、ガラス部分がクリスタルサファイヤではないので、バンバン
キズが入る。
でもそんなのは気にするものではないのかも知れない。

この時計はファッションで選ぶのではなく、機能で選ぶべきもの。
ワイルドなヤツにピッタリの、骨太な時計です。


　撮影FinePix4700Z