ごみっく日記
[ちばらき日記2001年10月] ほとんどゴミです(^^;
<目次に戻る> <先頭に戻る>

今は亡きPCVAN SCOM#6の「ごみっく日記」&#7の「読書(予定)日記」の続きです。

10月1日(月)
ちょい早めに帰れたので9月の日記をひたすら書く。といっても超手抜きメモとなってしまったが...
土、日があったじゃないかとお思いでしょうが、8月中と期限を切られていた部屋の整理で手一杯。勿論終わるわけはありません。これまでも一所懸命整理してきたんだけど残っているのは古本屋には売れそうもないものばっか。
という事で捨てる前にフリマに出してみる事にした。少年漫画50円。少女漫画30円。小説20円ででどうだろう。無理かな。一応シリーズものは全巻揃いなんで非常にお買い得だとは思うけど。ま、売れなきゃ1冊10円だな。フリマの出店代(500円)以上になればいいや。
という事で、心を鬼にして整理してコミックはやっと先が見えてきたのだが、それでも部屋のスペースを考えるとコミックだけで更にダンボール2箱は処分しないといけない。でもってつん読してたコミックが1箱。読まないで整理するのは非常につらい。しかし残っているのは暗そうなものばっか。落ち込みモードから回復中とはいえ、今読むには相当厳しい。なんでこんなの買ったんだろと過去の自分にいちゃもんつけたくなる私。
このつん読コミックを読むべきか。それとも処分すると決めたコミックの最後のお別れ(お別れする前にもう一度読んでやんなきゃ...もう一度読んで処分をやめる危険性もあるのですが...)をすべきか?もっと時間と体力を!
あろひろし , 優&魅衣 全8巻 , コミック , 集英社
あろひろしは、どうしても読み返したくになった場合でもなんとか手に入りそうな、「幽霊アパート」シリーズと「あろひろし版らんま」シリーズ(ふたば君チェンジの事です)の2点を処分。でもって、前者を読み直したんだが「2年前はなんではまったんだろ?」というのが正直な感想。いや決してつまらないわけではないのだが、「あろひろし」完全制覇とか永久保存と思うほどではないけどなあ。 といいつつ、これよりつまらない作品でもレア物はしっかり保存
10月2日(火)
つん読コミックの中では、比較的暗そうには見えない「風光る」シリーズ(川三番地じゃなくって渡辺多恵子のほうです。)を日曜日から読み始めた今日この頃。古本屋を覗いたら未入手だった7〜9巻があったのでついついゲット。少女コミックで@200はちと高めのような気もしないでもないが、少女コミックは入手困難な場合が多いんで見つけた時がお買い時。(読んだら処分なんだけどさ)
10月3日(水)
昨日の日記を読み返して考える。@200だして、しかも処分確定済みなら漫画喫茶のほうがC/P(コストパフォーマンス)が高いよな。と...
でも、ほんとにそうだろうか?行きつけの漫画喫茶は1時間500円。延長が10分50円。いつも2時間延長で合計1100円。1回1ポイント(延長40分以上で更に1ポイント)計10ポイントで1時間券。次の10ポイントで1時間券2枚の特典がある。結局22000円で63時間だから1時間あたり350円。
1時間で何冊読めるか?内容にもよるけど、3〜5冊。という事は1冊100円です。
損益分界点は1回限りの読み捨てならば、@100円となる。
古本屋さんでは新書版は@100〜300(場合によっては少女コミックで@50とか発売直後で@350というのもあるけどさ)が普通かな。
結局、1回限りの読み捨てならば平均@200。新書版以外も含めて考えたら@300はいくと思う。結局、@100以下の掘り出し物以外は、漫画喫茶の勝ち。という事になる。けど...少女コミックは品揃え悪いんだよな<漫画喫茶。確か「風光る」も行きつけには置いてなかった筈。(「パタリロ」はあるんで、この次挑戦の予定)
ちなみに4回(もしくは4人)以上読むなら新刊を購入しても損はない。事になる。勿論古本には負けるけど「新古本や漫画喫茶がコミック界の発展を阻害する」というキャンペーンを読む度に感じる「後ろめたさ」を少しは減じてくれるし。
↑「漫画喫茶」を利用してたら五十歩百歩じゃんという突っ込みは簡便な。(五十歩百歩であある事は十分承知してますですm(__)m
尚、コンビニで立ち読みは、なんか買ってしまうんで、結局割高になるし、医者から10キロ減を言い渡されてる身としては、禁じ手なのです。でも、止められない(^^;
なんか、ここまで書いてたらPC−VAN時代にも同じような事を書いてたような記憶が浮かんできたけど、ま、いいや
10月4日(木)
仕事に詰まったので早めに切り上げて漫画喫茶へ。「ガイバー」、「ゼロ」3巻、「瞬のワイン」4巻。合計2時間で8冊。
渡辺多恵子 , 風光る 1〜9 , コミック , 小学館
これは多恵子版「ベルサイユのばら」に違いない。あ、ちょと違うかも...
10月5日(金)
あろひろし , ふたば君チェンジ 全8巻 , コミック , 集英社
昨夜眠る前に6冊、会社に行く前に残り2冊を読了。変態さんのお話。といっても過言ではないと思う。う〜ん。これフリマで売るの?ジャンプ連載だから、18禁ではないけどさ...。「こんな漫画を読んでいるなんて、きっと変質者だわ」って後ろ指さされたらイヤヤわ。
今朝は急いでたので、通勤のお供を忘れてしまった。いくら短いとはいえ、往復で30分(電車待ち時間含む)の時間も積もれば山となる。通勤時間だけで2日に1冊は読めるからなあ。新刊購入も借りてる図書もないし、つん読本は未だ読む気力がおきないので昔読んだのを読み直し。とりあえず安心して読める「仁木悦子」を端から...
全然関係ないけど、「おごってジャンケン隊」復活したんですね。スピリッツはchkしてなかったので今まで気がつかなかったです。
10月7日(日)
土曜のフリマの結果は散々なんてもんじゃなかったです。2時間だけだったんですが、なんたって人がこない。売れたのはわずか3set(全巻揃いはsetで販売)。でも古本屋でも引き取ってくれないか、せいぜい@10円のコミックが1000円の収入。
吉田秋生 , BANANA FISH 全19巻+別巻 , 小学館
99年に買っていたコミック。前から「つん読」のはもったいない。と言われてたんですが、一晩かけてやっと読みました。もっと若い頃読んでたらなあ。こんなコミックを読んじゃうと、ぬるい警察小説や犯罪小説、バイオレンスを売り物にした×××の××××シリーズ(あえて伏せ字)なんて足下にも及びませんね。
だけど作者はクールですね。なんで18巻で終わりにしなかったんだ!!公園での別れのシーンで完となっていても決して不自然ではなかったのに...作者としては物語を完成させるのに、19巻目が必要だったのかもしれません。でも、私は18巻で終わらせなかったこの作者嫌いだ。
午後は土曜に売れなかった小説類を図書館(図書館祭りで古本市場を開くのです)にダンボール一箱寄贈。コミックは寄付するのを保留してしまいました。性懲りなくフリマに再挑戦か?じゃなくって単にコミックが対象外だっただけです。
10月9日(火)
先月は新10催促メールを出しそびれたので、今月お詫びかたがた出そうかなと思っていたら、すでに2名の方が投票済み。ありがたいことです。でもさ、そうすると10月の催促メールを出すのは今更じゃん。
今月は入手したい本は結構あるけど、いずれも中旬以降。よって昔の本棚からアジモフの科学エッセイなどを取り出し通勤のお供にしています。
10月10日(水)
インタネットが絶不調。HPをひとつかふたつ廻っただけでダンマリになり、「サイトが見つかりません」というmsg。23時頃ならともかく朝の6時でこうなるのはトラヒック以外の問題なんだろか...
夕べは大雨だったんでコンビニにも寄る気力がなく、マガジンのチェックはなし。でもってサンデーのほうも、これは!という作品が見あたらず。いよいよコミックからの卒業なるか?(3回目か4回目のだけど...)
10月12日(金)
コミックから卒業なるか?と確かに水曜日は思ったんだけど、1日も持たず。木曜日は漫画喫茶にGO。「レモンハート」を5,6冊ほど
中村うさぎ , 中村うさぎ人生張ってます , 文庫 , 対談集 , 小学館
西原との対談があったんで買ってみたけど...全ての対談で毒気に当てられてもうた。女って怖いわ。
今日最終電車(常磐線下り)でアナウンスが女性の声。まさかと思いつつも駅に降りた後、電車が発車するまでホームで待ってました。おお、「イルカ」みたいな感じの女の子ではないですか。もろ私好み。だけど女性の車掌さんに出会ったのは生まれて初めてでした。どのくらいの比率なんだろ?
10月14日(日)
土曜日会社から帰ったら、図書館から予約してた本が入ったとの事で奥さんが借りてきてくれる。分厚いのばかり5冊。半年前に予約していた「模倣犯(宮部みゆき)」上下2冊もある。嬉しい反面、なんで間の悪い...というのも月曜日までに専門書500Pを読まんといけないのだ。原書(だったら1年かけても無理)ではないけど、訳文が「日本語のようなもの」だからなあ。もちろん全頁読む必要もないのだが、最初必要な箇所2章だけ読んでも完全に理解できなかったんで、最初から読み直そうという決意をしたのだが...そんなとこに5冊も目の前に並べられたら、答えは決まっちゃうよなあ。
戸梶圭太 , 湾岸リベンジャー , 図書 , カーアクション? , 祥伝社
という事で5冊の中では一番薄くてライトノベルっぽい↑を、ちょっとだけのつもりで開いたんだけどちょっとにはならず(^^;ま、いつもの事だけどさ。ジャンルはぴったりくるのがないんでカーアクションとしたけどなんなんだろな。ラリードライバーを引退していた主人公(多分)の奥さんが走り屋の事故に巻き込まれて亡くなる。彼は同じ事故で息子を亡くした社長のさそいに乗って、事故を引き起こした走り屋を探すために自ら走り屋となる。
と、まあ最初は題名通りの物語になるのかなあと思いつつ読んでいったんだけど、捻れてくんだ、これが。どんどん捻れてあれよあれよと言いつつエンディング。
誰かがビジュアルな小説と書評してたが、文中で「13(イチサンとルビあり)シルビア」とあると同じページに「シルビアS13」の写真があったり、「佐藤蛾次郎を思わせる容貌の」で本人のEPのジャケット写真がでてるんで、車や俳優を知らなくても全然問題なし。
逢坂剛 , 重蔵始末 , 図書 , 捕物帖 , 講談社
結局、1冊ならず2冊も読んじゃった。あ〜あ。知〜らないっと。思えば学生の頃からだよな。試験前夜とかレポート締め切り前夜になると、現実逃避したくなる癖は...
読んでて重蔵にあまり魅力を感じず。捕物帖としてはこんなレベルでしょう。

結局読むべき本は70Pしか読めず。これでいいのか?自分。今更反省したってなあ...
10月17日(水)
笹本裕一 , ほしからきたもの。 1 , SF , 角川春樹事務所 , 文庫
1950年代にUFOが地球を侵略したら...という想定のSF。ま、既に原爆はあったし、いくら兵器の差があっても勝てない事があるのはベトナム戦争で実証済みだし。でも、主人公がローティーン(13歳だったような...)ってのはいくらなんでも何ですな。わたしゃロリコンじゃないから、もっと年上のほうがが良いぞ。
10月18日(木)
河合克敏 , モンキーターン 18 , コミック , 小学館
健全なる競艇マンガ。でもギャンブルに目覚めないでね>My子供たち
10月20日(土)
林譲治 , 大赤斑追撃 , SF , 徳間書店 , 文庫
木星大気中での鬼ごっこのお話なんだけど、ほんっとにそれだけのお話。
10月21日(日)
リハビリ替わりに某試験を受けに行く。10年以上前に旧1種を取ってはいるのだが、今の実力では2種もアブなさそうなんで、現状の実力を知るためにいっちばん易しいと思われる種目を受ける。「実力確認なんで、あえて勉強はせず。」とは思ったが、全く食べたことのない「SQL」関連だけは朝起きて1時間ほど勉強
自己採点の結果では正解率は結構良かったのだが、午後のは小問は全部正解でないと得点にならないらしいため、ちょっと厳しいかも...
10月23日(火)
岡本賢一 , ワイルド・レイン 1 , SF , 角川書店 , 文庫
1年以上前に買って眠らしておいた本。物語の出だしが非常に暗くって、読めなかったのだが、何度かトライして読了。中盤以降はわりとサクサク読めたけど2巻目以降を読む気力は無し。超能力者のお話です。

山下和美 , 不思議な少年 1 , コミック , 講談社
題名につられて、つい購入。癒し系コミック。

遠藤淑子 , 狼には気をつけて 3 , コミック , 白泉社
いつもの遠藤ワールド。同じ癒し系でもこっちは、それを意識させないです。

林譲治 , 暗黒太陽の目覚め 上 , SF , 角川春樹事務所

10月24日(水)
幸村誠 , プラネテス 2 , コミック , 講談社
1巻はGINさんにオフの時に強制的に買わされたコミックだったような気も...違うコミックだったかな?買わされた時「どんな内容なの?」と聞いたら「読んでない」って答(^^;
でもって1巻は結構好みだったし、某HPで管理人が絶賛していたんで期待してたが、1巻程じゃないな。確かにカラーページの宇宙(そら)は綺麗な色だったが...
10月26日(金)
林譲治 , 暗黒太陽の目覚め 下 , SF , 角川春樹事務所 , 文庫
文体に癖(なんていおうか戦前の探偵小説というかSFだったら今日泊亜蘭風というか、ああ野阿梓もこんな文体だな)があるけど、それさえ気にならなければ、この作者の描く世界に没頭できる。でも今回はなんとなく蛇の尻尾。最初が見事な龍だっただけになあ。

ニュー・サイエンテスト編集部 , また、つかぬことをうかがいますか... , その他 , 早川書房 , 文庫
誰か「勇ましいちびのイラストレータ」の疑問に答えてくれい
10月27日(土)
早川義夫ライブ。この所ずっと落ちっ込みぱなしで正直いくのをよそうかと思ったりしたのだが、やはり貧乏性。せっかくのチケットが無駄になる。という事で2時間かけて青山へ。
早川さんの歌は決して明るい歌ではない。でも今夜はゲストが女性(HONZI)だったせいか、いつもより押さえた歌い方をしていたこともあって、疲れた心が休まりました。早川さんの歌で少し元気になるなんて相当疲れてるな<自分。いつものように(ゲストの2曲を除く)ノンストップ。いつものようにおしゃべりなし。なんせゲストの紹介も最後の歌の中でだけだし
また、次回(12月)のライブ前売り券をこうてしまった。次回は休日じゃないけどなんとかなるでしょ。多分...
早川さんの歌詞は結構エッチなのもあるけど、本当に味があります。歌うだけが歌じゃない。この世に別れをつげる時はありがとうっていいたい。だけどきっとしかめっつらして...とかさ。

帰ってから、ふと思い立ってネットでHONZIをサーチ。自分でHPを作ってるんだ...そこのBBSを覗いたら、今夜のライブを観た人の感想が...
ま、人によって意見は違うのは当然ですから、特には言わない。(ましてや、ゲストがこの日に歌った曲では、初めて聴いた人たちに「CDを買ってみようかな」と思わせる歌には非ず。などとは絶対に言わない...←ここにはなんも書いていない。なんか読めたとしても、それは気のせいです。)
声の質なんかは好みの部類に入るんで、私の感性にあった曲を歌ってくれていたらなあ。きっとCD買っていたのに(マジ)

恩田陸 , ドミノ , ミステリ , 角川書店 , 図書
ドミノ。題名通りの小説。
作者が楽しんで書いたにちがいない。と思わせるような東京駅を舞台にしたスラップスティク冒険活劇。最後のオチでチョッぴりサスペンスしてます。

秋山端人 , イリヤの空、UFOの夏 1 , SF , メディアワークス , 文庫
作者のいう通りのBoymeatsGirlモノ。あたいの好みの物語。ああ、でもこの頃はこんな小説少なくなったんだよなあ。本の雑誌で大森望が「某誌連載中の有名SFマンガとネタがモロにぶつかった偶然が惜しい」とあったけどと、このマンガってなんだろ?まさか「成恵の世界」じゃないよな。
10月30日(火)
外出だったんで、1/3程読んでた上巻をカバンの中に忍ばせる。行きで読み終り、帰りはやむなく祥伝社の400円文庫を購入。昨年と違って読みたい作家がいないんだよな<400円文庫。帰ってから下巻を一気読み。堪能させて頂きました。

宮部みゆき , 模倣犯 上 , ミステリ , 小学館 , 図書
宮部みゆき , 模倣犯 下 , ミステリ , 小学館 , 図書
傑作。他に語る言葉なし。

山田正紀 , 日曜日には鼠を殺せ , SF , 祥伝社 , 文庫
こりゃ小説になってません。
10月31日(水)
栗本薫 , 好色屋西鶴 , 一般文学 , 実業之日本社
こりも駄目じゃ。好みにあわず
<目次に戻る> <レスはこちらへ> <先頭に戻る>