ごみっく日記 |
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[ちばらき日記2001年8月] |
ほとんどゴミです(^^; |
今は亡きPCVAN SCOM#6の「ごみっく日記」&#7の「読書(予定)日記」の続きです。
8月1日(水)
今週もサンデーおもしろいと思えず。やはり「勝手に改蔵」が今ひとつナニだし、「モンキーターン」もちょっと小休止中なのが原因か?更に新連載のコミックは私の分野ではないし...
そろそろ子供に買わせるようにするか思案中。でも朝の楽しみが減るのもなあ...
東直巳 , 待っていた女・乾き , ミステリ , 集英社 , 文庫
主人公は子連れ狼ならぬ、やもめ探偵。札幌を舞台にしたハードボイルドもの。
昔は冬になる度に出稼ぎしてたんで、札幌近辺には愛着があります。でもスキーとかスケートみたいに足が地にしっかりつかないスポーツは駄目だし、ススキノのホテルに泊まってもラーメン横町に行くくらいの健全な出稼ぎ生活でした。
いつか、冬以外の北海道に行きたいなあ...
8月3日(金)
2日は久々の午前様だったので日記はパス。人間ドックの結果について説明を聞く。いつもの通り、限りなくギリギリの正常値。肝臓だけが超音波で真っ白との事。治療法は痩せるしかないので最低10キロ体重を落とすよう厳命される。いやあ。私も気にはかけてるんだけど、こう暑いと途中で涼しいコンビニに寄りたくなって、寄ればアイスとかジュースとか買いたくなるのは仕方ないですよね。ビールを我慢してダイエットコーラにしてる努力もしている事だし(笑)
我孫子武丸・他 , 三人のゴーストハンター , ホラー , 集英社 , 図書
3名の連作ホラー。内容は題名通り。最後はマルチエンディング形式となっており、性格判断で3つのエンディングのひとつを選ばせる。結局は他のふたつも読むんだけどさ...私の場合、我孫子武丸のエンディングでした。
田中啓文はSFだと「こりゃなんだ?」ってストーリーなっちゃうけど、ホラーだと割と真面目にホラーしてる。我孫子はやっぱりミステリっぽい味付け。我孫子担当のゴーストハンターのキャラクタの謎とか...もう一人(既に返却しちゃったので作者名は忘却)は、ちょい好みに合わず。
東野圭吾 , 超・殺人事件 , ミステリ , 新潮社 , 図書
短編集。パロディものが嫌いな人にはお勧めできませんが...。「魔風館殺人事件(超最終回・ラスト5枚)」と「超犯人当て小説殺人事件(問題編・解決編)」には笑た。
8月4日(土)
茅田砂胡 , 桐原家の人々 4 , 一般 , 中央公論新社 , 新書
桐原家シリーズ番外?編。これまでの3作は初出はルビー文庫(あ、ルビー文庫だからといって引いてしまうのはもったいないと思います。)だったが、本作は書き下ろしであり、長男零の半生記って所か?本編ではちょい役だった友人輪やその弟(こちらは本編では名前もでてなかったような?)環とのエピソードもあるが、やはり一番の興味は、若き日の零の視点で語られる麻亜子との関係がついに明かされる。
筈と思って読んだんだけどさ。わかりましぇん。倒錯の愛か?中学の3年間で調教されてしまったのかも知れず。でも私が零の立場だったら、絶対に逃げます。(キッパリ)
こうなると麻亜子からの視点で描いたサイドストーリーも読んでみたいけど(怖いもの見たさです)
8月6日(月)
私用で杜の都の更に北のほう(要は実家のほうに帰ってるんですが...)に滞在中。こんなに近くにきてるのに仙台七夕は見れそにない。(一人で見る物でもないけどね<七夕)。さて問題がひとつ。旅のお供の本を読み尽くした...持ってきたのが軽めの本だけだったからなあ。さてどうしよう。
普通の人に比べれば「活字中毒度」は進んでるけど「真性活字中毒者」までには行ってないから、活字だったらなんでも良しという訳にはいかない。まずは物置を漁ったが、手の届く範囲に見つかったのは「森村桂」の文庫本が一束。誰が買ったんだろ?自分だろか?全く記憶無し。いずれにせよ今の歳では読む気にはなれないので却下。続いて「千億の針」とか「渚にて」なんてSFが見つかったんだけど、本の姿は見えるが手が届かない。いや、物置にあるがらくたの1/3をいったん外に出せばなんとかなるとは思うんだけどさ。結局、紙に書かれた活字は諦める。
でもってHDの奥深くに埋もれていたファイルを漁る事にしました。割と日記系サイトをサーフィンするのが好きなんで、HDの中には気にいったサイトの過去の日記をDL(勿論その時は読むつもりで)したままなのが数Mバイトほどある。
困りました。続きが読みたくなるのに限ってそのHPの名前が判らない。HPの名前が判らなくてもURLを検索する事ができるだろうか。
という事で、新たな本を入手できるまで読書日記のほうはお休みさせて頂きますm(__)m
8月7日(火)
昨日書いてた名前の判らないHPの件。半年分ほど読んでいたら、その日記の中に見つかりました。ありっ。このサイト、ちゃんとWWWCで登録してるんじゃん(^^;
な~んにも読むものがないので、コンビニで「週刊アスキー」と「まんがライフ」を購入。「アスキー」は「裏物の神様」が終わっちゃったんで、「東京トホホ会」しか読む物がない。久々に買ったけど、特集(15万で買うノートPC)も興味ないし。やっぱり他に読むとこないなあ~。
「まんがライフ」の購入は増刊号でないのは多分初めて。丹沢恵以外ではちょっと興味が引かれた漫画家が何人かいたけど、積極的に読みたいレベルには非ず。逆に私の判断基準では絵も構成(いわゆる起承転結)も全然駄目レベルの作品(あくまでも私の判断基準)が単行本で既に2巻でているのを知って驚き桃の木山椒の木。いやあ、漫画は奥が深いっすね。(あたいの判断基準が人様とは全くずれてたりして)
更に読む物がなくなり、今度は「バンチ」。第一印象アナクロジャンプって感じだし。この漫画週刊誌についてはこれ以上のコメントは不能。少なくとも想定する対象読者層は私とはまるっきり反対のタイプだろうな。(あたいは平均的なマンガ好き人間のつもりなんだけど...)
8月8日(水)
小野寺公二 , 幕末算法伝 , 一般 , 講談社 , 図書
算法(和算)家のお話だと思って借りたんだけど...確かに主人公は算法家だし、作中に和算の問題も1ケ出てくるんだけど...私が思ってたような本ではなかった。期待はずれ。
「YU-NO」解説書の助けを借り、8時間(うち3時間は途中放棄)かけて最初のエンディングへ。解説書なしで攻略できる人間っているのだろうか?いるんだろうなあきっと...今夜(9日)もきっとはまるでしょう。
8月10日(金)
「YU-NO」2番目のエンディング。
東海洋士 , 刻Y卵 , 一般 , 講談社 , 図書
ミステリと思って借りたのだが違っていた。段落毎に2人の登場人物の主観で書かれる文章記述のせいか文中に入り込めず上っ面を流した感じで読了。
8月11日(土)
「YU-NO」3番目のエンディング。枝分かれのエンディングを終わらせようとしてイベント失敗。宝玉セーブを忘れてた(^^;また2時間が消えてしまう。
川端裕人 , リスクティカー , 一般 , 文芸春秋 , 図書
「夏のロケット」の作者の2作目。今度は金融業界をテーマにしたSF(みたいなもん)。これを読んでて既視感にとらわれる事しきり。どこかを書くとネタバレになっちゃうな。三国史のコウメイ(孔明でよかったと思うけど)や武田信玄がヒントと書いておこう。
大原まり子 , アルカイック・ステイツ , SF , 早川書房 , 文庫
購入したのは九ヶ月前。やっと読了。つん読本が一冊消化できた。あんまりよくわからず。大原まり子は私好みの作風では非ず(でも後二冊残ってる...)
不思議な事に「リスクティカー」で描かれていたエピソードと全く同じエピソードが描かれていた。書いたのは大原まり子が先だけど...もしかしたらま、経済を勉強すれば誰でも考えつく(もしくは知っている)話なのかもしれないが...
8月12日(日)
SCOMオフのある日なのだが所用があって参加できず。オフは年2回(多分)。家族持ちの自由になれる時間は月1回(無いときもあり)。参加できる確率は(2/365)×(12/365)なのかなあ。
つん読本とか図書館から借りてる本はイマイチ食指がのびないので、若竹七海や笹本祐一を再読。「星のパイロット」はどれも傑作やなあ。
8月13日(月)~17日(金)
7月後半の暑さが8月に入ったら嘘のようです。この落差で完璧にバテました。加えて風呂上がりに内から冷やす(要は冷ったいビール)事が禁じられているため、扇風機なぞで我慢してたら、そのまま寝てしまい(危険だから良い子は真似しないように)夏風邪とお腹の調子を壊しちまって最悪の状態です。
それでも本は読む。ってことで
田中啓文 , 鬼の探偵小説 , ミステリ , 講談社 , 新書
あの田中啓文がミステリを書いた...という事で試し読み。ハチャメチャしてるかと思いきや、一応私の好みの範囲内に入ってます。
大原まり子 , 戦争を演じた神々たち(全) , SF , 早川書房 , 文庫
昨年の11月に購入。つん読。短編だったんで割と素直に読めたです。ただ日本SF大賞受賞と思って読むとちょっとなあ...
三雲岳斗 , RUMBLE FISH , SF , 角川書店 , 文庫
キーワードは学園物。ガンダム。格闘技ゲームてとこか。おもしろい。絶対のお薦め。
ゼロの者 , 全身粘膜少女 , コミック , 一水社
シーツがべとつくじめじめした布団に寝っころがって読むと暑っ苦しくって最高っす。
西山優里子 , DRAGON VOICE 3 , コミック , 講談社
このマンガには挫折という言葉はない。好きだけどね。
高橋留美子 , 犬夜叉 22 , コミック , 小学館
子供用。自分も見てるけどさ。
羅川真里茂 , しゃにむにGO 9 , コミック , 白泉社
第1部終了。なぜか展開が早すぎ。第2部もちゃんとあるよね...
丹沢恵 , あしたもゲンキ! 5完 , コミック , 竹書房
ホントは買うつもりはなかったのだが...目の前にあって小銭もあったし...
8月18日(土)~8月28日(火)
失われた10日間...
ちょっとPCが死んでました。再生の呪文とアイテムをいくつか忘れていて(^^;まだ完全復活してませんです。
G・イーガン , 順列都市 上・下 , SF , 早川書房
2年前に買った本。読後の感想:よくわからなかった
宮部みゆき , R.P.G. , ミステリ , 集英社
久々に途中で作者が仕掛けたトリックがわかってしまった。でも、みゆきちゃんの作るお話にハズレなし。
あろひろし , 桃色物件(ピンクハウス)2 , 18禁コミック , コスミックインターナショナル
買っているはずなのに前巻の内容全く記憶なし。関係ないけど、そろそろ非18禁復活を望む
PCがお亡くなりになっているうちに「YU-NO」は参考書の助けを借りてクリア。いよいよ異世界編へ...でもちょっとした手違いでエンディング1個見損なう。異世界編をクリアしてからにしよっと
サンデーで連載してた「パスポート・ブルー」終了。まっすぐは火星へ駆け足でいっちゃったし...「ロケットガール」「夏のロケット」「なつのロケット」と同じ(SF者は引き寄せられてしまう)匂いがします。
25日、南青山mandaraで「早川義夫」のライブ。いつものようにスタートからエンディングまでの2時間弱を喋りなしのノンストップライブ。曲名すら言わないんだもんな。ということでアンケート用紙で良かった曲3つ書いてね。と言われても「サルビアの花」以外でてこない。困ったもんだ。
10月にもあるんでまた行くんだ...前売り券もゲットしたし
26日、家族サービスということで親子4人で「千と千尋の神隠し」をみる。つまらなくはなかったけど、このアニメのテーマがわからなかった。絶対に「愛」じゃないよな。