ごみっく日記
[乱読・雑読・つん読2001年5月] ほとんどゴミです(^^;
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今は亡きPCVAN SCOM#6の「読書(予定)日記」の続きです。
でも作品名しかメモしていなかったんでほとんどが忘却の彼方...
5月3日(木) 連休中は訳あって田舎にずっといました。読む本がなかったのが辛かったです。
という事で子供達をつれて隣の市へ行く。我が田舎には本屋がないのです。目的は中学生になった上の子が参考書を欲しがっていたため。どうせ子供達は明日帰るのに。親バカな私ですからホイホイとつれていく。というかあわよくば自分の読む本を...
上の子は適当な参考書をGET。さて下の娘。娘をダシに少女漫画でも買おうかと「りぼん買ってやろうか?」と聞くと答は「いんない。」「少女漫画はつまんない」と。私の立場はどうなるのだ...結局買ったのは「亀有公園前派出所」なぜか下ネタの多い漫画が好きらしい。親としては不安...面白そうな文庫がなかったので自分の分は無し。
5月8日(火)
黒武洋 , そして粛清の扉を , ミステリ , 新潮社 , 図書館
映画やコミックになった「バトルロイヤル」の2番煎じかな?と思いつつ読んだけど、一気に読了。(「バトル」は未読のため比較はできず)
犯罪者にもかかわらずヒロインに感情移入できたのが原因か?どっかの批評で「動機がちょっと寂しい」とあったけど、現実社会の犯罪動機のほうがもっと理解できないです。気になったのは三人称で記述されているのに時々ヒロインやその他の人間の心の動きが表現される箇所。読んでる途中でなんか醒めてしまう。
ヒロインを助ける影の組織については、突っ込まないのがお約束。

5月9日(水)
野尻抱介 , ふわふわの泉 , SF , エンターブレイン , 文庫
野尻抱介はハードSF作家である。クラークを意識している。と星雲賞受賞作を読んだ人は思いこむに違いないっす。と言う私もそうなんですが...
私の一番大好きな「私と月につきあって」も月での遭難(クラークは月面が塵に覆われているという仮定。こちらは月面の極が氷で覆われているという違いはあるが)を取り扱っているし...
「ふわふわ」は「楽園の泉」なんだけどさ。読後感は今まで読んだ(一応アンソロジーと電子出版物を除き全部読んだつもり)中ではいっちばん野尻抱介らしくなかったです。
5月11日(金)
丸川トモヒロ , 成恵の世界 3 , コミック , 角川書店
以前、SCOMで成恵=非A(ヴァン・ヴォクトの作品)に違いないと書いたような記憶があります。が、第1巻から比べるとちょっと息切れしてきたみたいです。という事で既に整理済み。
5月13日(日)
荒山徹 , 魔風海峡 , 時代もの , 祥伝社 , 図書
山田風太郎の忍法帳シリーズを思い出してしまった。+立川文庫の真田十勇士もの。といった感じ。それなりに読めたけどあまり好きなジャンルではないので他の作品を探して読みたいとまでは思わず。
秋山鉄 , ボルトブルース , 一般文学 , 角川書店 , 図書
本の雑誌の書評を読んで(魔風海峡もそうだっけ)読んでみた。ミステリでもSFでもないけど、一気に読了。ストーリーは自動車組立工場に臨時工員として雇われた主人公の働きぶりを描いただけなんだけど、なんでか読み出したら止まりませんでした。
5月16日(水)
光原百合 , 時計を忘れて森へいこう , ミステリ , 東京創元社 , 図書
先月読んだ「遠い約束」のカバー裏にあった他の作品(といっても創元ではこの二冊だけだけど)。図書館にあったので予約してたのが日曜日に入手。連作短編。もったいなくて一日一作ずつ読んでいったけど、今日でおしまい。これが作者の商用誌としてのミステリーデビュー作らしい。ワトソン役を演じるヒロインはちょっとトッポイ感じの女の子。いやあ純情なんだか、かまととなんだか判らないけど、ファンになっちゃった。でも現実にいたとしたら、ちょっとつきあうのに疲れるタイプだと思う。
5月17日(木)
秋月りす , かしましハウス 6 , コミック , 竹書房
買うのを忘れてた模様<自分
安心して読めます。
西山優里子 , DRAGON VOICE 1 , コミック , 講談社
少マを立ち読みするために(目的は三番地)パラパラめくってたらパッと目に入った作品。私 , この作家全く知りませんでした。すんげえ新人現れる。とマジで思ってちまった。HBていうバスケ漫画書いてたんですね。
5月18日(金)
定時で帰って、隣駅の漫画喫茶へ。「HB」1〜10巻読了。
A・エルキンズ , 掠奪 , ミステリ , 講談社 , 文庫
早川以外からの刊行。早川でだしている美術館調査員シリーズとは別のシリーズらしいが、なんで別シリーズにしなきゃいけなかったか違いが判らない人でした<自分。
読後感:大いなるマンネリ(ほめ言葉)
羅川真里茂 , しゃにむにGO 8 , コミック , 白泉社
今、一番燃えてるスポーツ漫画だと思う。もし未読の人いたら騙されたと思って読んでちょ!
5月19日(土)
休出しないで会社のある駅を通過して漫画喫茶へ「HB」残り読了。元気のでる漫画でした。
横山秀夫 , 動機 , ミステリ , 文芸春秋 , 図書
短編集。表題作以外はストーリー忘れた(^^;面白かったという記憶はあり。
北村薫 , リセット , ミステリ , 新潮社 , 図書
ここまでくるとミステリじゃなくってSFですよね。(って、いわゆる3部作の残り2冊もSFとして読んだけど)ジャンルは純愛SF。SFを読んだことのない人にお薦めします。
5月24日(木)
C・ライアン , 襲撃待機 , ミステリ , 早川書房 , 文庫
「カーラのゲーム」に匹敵するという宣伝文句で買ってたんだけど(対テロリストもの)、最後の頁を開いたらアンハッピーエンドを予想させる雰囲気で終了。フラストレーションのたまる終わりかた。(先日調べたら、続編がでてた...でてたんだけど、拾い読みした限りでは、私の許容範囲を超えた暗い方向に進んでるみたいなので購入をパス)
5月27日(日)
アンソロジー , シャーロック・ホームズ クリスマスの依頼人 , ミステリ , 原書房 , 図書
贋作といっちゃいかんな。現代ミステリ作家の書いたホームズもの&クリスマス・ストーリー。オリジナルよりホームズっぽい作品集(2、3駄作もあったが)。クリスマス・ストーリーという事でディケンズの作品を利用したのが(いわゆるネタの衝突)3作程。
5月28日(月)
アンソロジー , シャーロック・ホームズ 四人目の賢者 , ミステリ , 原書房 , 図書
という事で2日間で読了。面白かったです。
5月31日(木)
東直己 , 悲鳴 , ミステリ , 角川春樹事務所 , 図書
子連れのやもめ探偵シリーズ。ちょっと子供の育てかたに疑問が残るが、(ってストーリーには関係ないけど)好きな作品です。ススキノの便利屋シリーズという地方色豊かなハードボイルドものもあります。
河あきら , ちゅらさん 1 , コミック , 双葉社
この作品。NHK朝の連続ドラマで放映中って事知りませんでした(^^;
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