原作で中ボス的存在だった聞仲さん、封神される瞬間まで気高く我侭に飛虎飛虎殷殷飛虎飛虎叫んでお亡くなりになりましたが、桃源郷での幻まで2人セットで現れた時には正直茶をふいた。いや、望ちゃんの中で「2人はセットだから」という認識が強かったからですね?ちなみに真っ先に現れた幻が普賢だった件については日本中の太普(その逆も然り)信者に衝撃と感動を与えて涙は禁じえませんでしたが・・そういえばこのシーンのせいでどっぷり太普にはまったのだったわ。あわわ望ちゃんにとって普賢は誰よりも特別だったーと自分の考えの甘さを改めたものでした・・って話ずれた。

そして仙界伝弐をプレイ。聞仲さんの目の前(だったよな確か)で攫われた飛虎を追っかけてまたしても聞仲さんが大暴れする様がすごかったです。相変わらず四聖という追っかけを引き連れて。自分の命かえりみず飛虎が囚われている牢を破壊した聞仲さんの、愛という名の友情に私の毛の生えた心臓もゴトリと動きかけました。あまりにも聞仲さんがすごいんでゲームはこれでエンディングを迎えるかもしれん、ここでラスボスやっつけて飛虎と聞仲のハッピーエンディングで幕を閉じるのじゃないかしらとブルブル震えました。

その後聞仲を仲間に勧誘するも、過去に自分がしでかした所業(仙界大戦までの道程)からして簡単に崑崙山には入れないと封神台に戻っていく聞仲さん。あ、なんだか反省っぽいことしてるこの人がすっごく愛しい・・!!普賢さん聞仲をお茶に誘ってやって頂戴(パチッと指をならしながら)
改めて飛虎を引き連れて聞仲に会いに行き愛の説得完了、「こいつ独りじゃ帰りずらいだろうからオレがついてって一緒に頭を下げてまわってやる、だから先に帰っていいか?」と飛虎さんに言われれば天祥君も断れるはずがありません、超笑顔と慈愛の眼差しで了承。


しかし実はこの後恐ろしい事件が・・・!!
こっから先は激しくネタばれですのでご注意ください。



聞仲さんと飛虎が去り、パーティメンバーが天祥くんと普賢さん2名になってしまいました。聞仲さんお住まいの封神台内の駅の片隅にはひっそりと王天君が立って階段を塞いでいて、ある条件を満たすと退いてくれるのです。王天君にどいてもらい更に先へと進む。天祥くんが普賢さんを庇いながら(まるでデートのようだ、つうかうちの天祥くんは普賢さんにほのかな恋心を抱いてる気がしてならないという過大妄想)道を進んでいくと、ある秘密の部屋に到着。なんとそこにいらっしゃる隠しキャラは天祥くんのお母さんであり飛虎の奥様・賈氏さんなわけですが、彼女は笑顔で天祥を出迎えて「黒髪の男の子から預かったの」と伏羲を仲間にするためのワンステップ、「スープー谷の地図」という貴重なアイテムをくださいます。天祥くんは幼い頃に死んでしまった母親との再会に涙目になるわけですが、ここで重大な事実に気づきました。

「あっれー!?うちの親父奥さんより聞大使えらんじゃったよ」と。

頭を抱える天祥くんの頭をなでてあげる普賢さんでした【完】



とここまでは物語を眺めていた私が勝手に考えた心理描写でありますが、実際こんな感じだったのでやっぱり茶を噴出すのはお約束です。

まあ実際は聞仲を仲間にするタイミングをずらせばちゃんと飛虎を賈氏の所に連れていけるだろうし専用の台詞もあるんじゃないかしら、と思うんですけどね。我が家はたまたまこういうタイミングになってしまったばっかりに飛虎さんが聞仲と駆け落ちして奥さん待ちぼうけ状態に(笑えない)


そして話はいきなり原作にもどり完全版のおまけ漫画にて。(何巻だったかは忘れましたが)飛虎飛虎叫びつつ屋台の飲み屋で店の親父に絡みながら酒をすする聞仲さん、もうここまできたら大笑いするしかない。これは笑う所ですねフジリュー先生。どうしてここまですごい聞仲さんを書くんですかフジリュー大明神。フジリューの中で聞仲さんはこういう人に定着してしまったんですか。口突き出して酒すすったりいつもと違う素の表情がみれてとっても新鮮でした。しまいにゃあゴルゴ似の店の親父が飛虎に見えてしまい「飛虎ー戻ってきてくれたのかー!」と歓喜のあまり店を破壊してしまった聞仲さんにもう乾杯、完敗ですよ白旗ですよ。あんたの愛・・・ゲフン 友情は真実だ。というわけで飛虎と聞仲の友情は心染み入りますね、というオチでお願いします(とフォローを入れる)

ところであんな素敵な巻末漫画を描いてくれるなら、太公望&普賢編はないものかしら・・




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