表紙と本体を付ける
いよいよ完成間近です。
まずは背表紙の部分と、本体の背表紙に貼ったクータの上に糊を塗ります。
背表紙の糊は隙間の部分にも糊を塗ります。また、上下の部分は糊を塗らないように気をつけましょう。
ここに糊を付けてしまうと中身がくっついてしまって本が開きにくくなってしまいます。
背表紙とクータの当たる部分に糊を塗る、と思っていただければOKです。
ずれないようにしっかりと貼ったら表紙を閉じて『溝』を作ります。
この『溝』は本の見た目を整えるだけでなく、
本を開いたときに表紙の動きに余裕を持たせるための重要な部分ですのでしっかり作っておきます。
溝の部分にしっかりとヘラを当ててボール紙の縁にしっかりと押し当てるようにしてくっつけていきます。
ある程度ヘラで押さえたら棒を押し当てて置くと良いでしょう。写真は箸ですが、溝にしっかり収まるものでしたら何でOK。
ただし細すぎると意味がないので、ほどほどの太さのものがないときは、たこ糸のようなもので溝の部分を引っかけて縛ってもいいでしょう。
溝に押し当てるように低温のアイロンの先を押しつけていくのもありです。
そして重しを載せてしっかり乾燥させます。
見返しの部分をはります。
ここはスピードが要求されます。
見返し全体に糊を塗ったら、すぐに本を閉じます。
糊は中心から外側に手早く。ゆっくり塗っていると糊の水分で紙が丸まってしまい、作業が難しくなります。
本は写真のように垂直に表紙を立てておくといいでしょう。
クッキングシートの上に捨て紙を載せ、糊を塗ったら捨て紙だけ引き抜いて素早くプレスします。
クッキングシートを使うのは、万一糊がはみ出したときに見返しがくっついてしまうのを防ぐためです。
同様に反対側も貼り合わせたら、
ちゃんと出来てるかなー
という好奇心をグッと堪えてそのまま重しを載せて乾燥させます。
途中で開くと最悪の場合は表紙がずれてやり直すハメになります。
ここは自分を信じましょう。